パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

不良生徒を黙らせたホールの出禁の手法

昨年7月、相模原市のマクドナルドが、ある特定の中学校を名指しで出禁にしたというニュースが世間を賑わせた。まさに世紀の大事件である。この騒動の中心にいた中学生たちは、注文もせずに弁当を持ち込んで店内に居座り、まるで自分たちがこの店のオーナーであるかのように振る舞ったというのだから驚きである。

彼らの騒ぎっぷりは、まさにお祭り騒ぎで、周囲の客たちはおろか、店員までもが恐れおののいた。注意されたら逆ギレし、まるでヤンキー漫画の主人公のように店員を脅す始末。さすがに店側も堪忍袋の緒が切れ、「出禁!」と相成ったわけである。

この騒動、実は原因が学校教育ではなく、家庭での躾にあると考えられている。学校が教えるべきは勉強と礼儀、しかし家庭で教えるべきは人としての基礎である。つまり、家庭での指導が甘かったのではないかと。

だが、こうした問題は実は全国各地で起きているのだ。ニュースにはならないだけで、我々の知らぬところで数々のファミレスやカフェが中学生たちに悩まされている。そんな中、ある中学校でも同様の騒ぎが起こったのだ。

その中学校の生徒たちは、近所のファミレスで同じようにたむろし、長時間にわたり居座った。ファミレス側もさすがに業を煮やし、中学生に対して「〇時以降は出禁」と宣言した。しかし、生徒たちはこれを無視。店内に現れては騒ぎ、再び出禁を食らう。

学校でもこの問題は大いに話題となり、教師たちは頭を抱えた。しかし、その時、ある男が立ち上がったのだ。

その男はホールオーナーだった。PTA会長は在任中だったが「私がやるからには生徒には全て守らせる」とPTA会長に名乗りを上げた。その姿はまさに現代のヒーローであった。

彼は、ホールの不良客を取り締まり、出禁にするノウハウを駆使し、中学生たちの行動を厳しく規制した。顧問弁護士と相談し、法的にも問題がないようにしつつ、学校とファミレスの間に立ち、PTAからも文句が出ないように調整したのだ。

結果、学年末の3月までにすべてが解決された。

その男は一躍ヒーローとなり、子供は今までは「パチンコ屋の息子」と呼ばれていたが、今では「〇〇さんの息子」と呼ばれるようになったという。

不良客捌きも不良生徒捌きも、結局は根源が同じであるということを、彼は見事に証明してみせたのである。


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