この問題は過去、国会でも取り上げられている。2017年2月22日、衆議院予算委第一分科会で日本維新の会の丸山穂高議員が「3店方式が刑法上の賭博罪に当たらないか」と質問している。
これに対して松本国務大臣は「パチンコ営業者が現金を提供したり、提供した賞品を買い取ることは禁止されているが、第三者が賞品を買い取ることは直ちに風営法違反とはいえず、賭博行為には当たらないと認識している」とした上で、「一方、営業者が実質に同一であると認められる者が賞品を買い取ったら風営法違反であり、賭博罪に当たる」と答弁した。
さらに、丸山議員は風営法上で規制されているゲームセンターやアミューズメントカジノなどで、景品を提供したり、その景品を近隣で買い取っている業者を検挙したことがあるかを質問した。
警察庁の山下生活安全局長は「クレーン式は遊技の結果が物品で表示される場合は、少額のものは商品の提供には当たらないと解している。クレーン賞品を買い取っているために検挙した事例はない」とした。
丸山議員はアミューズメントカジノで少額の賞品を提供できないのか、という質問には「ゲームセンター営業は遊技の結果に応じて賞品の提供は禁止している。少額の賞品が提供できるのはクレーンのみ。パチンコ以外で3店方式はない」とした。
この見解をなぞるように、日報でもボナンザ氏が次のように解説している。
「風営法はゲーセンや雀荘で遊技の結果として、賞品(景品)を提供することは認められていません。唯一、4号営業のパチンコだけです。パチンコ営業以外では例外的に物品取得型(UFOキャッチャーなどのいわゆるクレーン)ゲームについては少額(おおよそ800円)品は社会通念上許される、とすでに国会で警察庁が見解を出してます。要するにゲーセンや雀荘では賞品が提供できないため、三店方式も成立しません。賞品を客に出すこと自体犯罪です」
これに対してキリギリス氏はこう疑問を呈す。
「ゲーセンや雀荘も同じ遊技なのに、パチンコ『だけ』が4号営業として高額賞品を提供できる。そして警察もこれを黙認している、不思議ですね。この事が『グレーゾーンの正体であり既得権では?』と思います」
パチンコは特殊景品を換金できる特権がどうして生まれたかというと、戦後、ヤクザが買い取っていた景品のタバコを暴力団排除を目的に昭和36年、元大阪府警の警察官だった水島年得が考案して誕生したのが3店方式だった。暴排と戦争未亡人や身障者寡婦の雇用目的に買い取り業務を大阪身障者未亡人福祉事業協会という第三者を立てた。やがては「大阪方式」と呼ばれ、全国へ拡大して行った。
3店方式は誕生して60年以上が経過して、当時から比べると制度疲労しているのが現状だ。
では、このパチンコだけが換金できる特権を享受する代わりに、代償を払う必要がある。それが通りすがり氏の提案だ。
「3店方式の問題、生活保護のギャンブル問題、ギャンブル依存症の問題、射幸心の問題はマイナンバー義務づければ殆ど解決しますよ。まあ、業界がこまるからやらないでしょうけど」
換金する時にはマイナンバーカード提示の義務づけ。実効性やいかに。

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彼らのためにも是非制度化しましょう
ピンバック: ナナシーの打ち手
株も得した、損した関係なしに、現金化したときに税金が取られるし。
ピンバック: 確か
やりすぎでしょう。
日々のストレスの解消と明日の勤労意欲の増進の為に、
国民が息抜きとしてパチンコを楽しむ事すら、国が監視するのでしょうか。
プライバシーというものはないのでしょうか?
パチンコで遊技した記録を残すことを嫌がる人といるかもしれません。
パチンコファンが嫌がる事を国の勝手な都合だけを考えて実行するなど
何を考えているのか理解できません。
遊技人口減少に拍車をかけかねないこともあり私個人は反対です。
ピンバック: いやはや
僕は生活地にパチ屋があってはならないとしています。
これほどまでにパチ屋がありカジノがないのは日本だけ。
しかも売上は半島北部の兵器代に回されているらしいので、
せめて札幌、仙台、新潟、東京特別区、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、高松、福岡、那覇に1箇所だけで要マイナ、
そのかわりベトナムみたいに規制緩和やらハイレートありやわにしたほうが。
永遠にパチれなくなるのではありません。
生活の場から消えるだけです。
そんなにパチりたければ移住したらとなります。できないのなら本気じゃないでしょと。
ピンバック: カジノ即時解禁希望
生活の場にパチンコがあるのは業界にとり大きな利点なのでしょう。
通勤途中や商店街や駅近にホールがあればついつい遊びたくなってしまいます。
これがホール企業が少なくなり遠方にしかなくなってしまえば
生活の場からパチンコが消えてしまいます。
ディズニーランドや水族館や映画館などとおなじくわざわざ出かける場所になってしまいます。
大幅な遊技人口の低下につながりかねません。
ピンバック: いやはや
ピンバック: キリギリス
ピンバック: 景品業2代目
これは、建前上は景品交換所とパチンコ店とは無関係であり、景品交換所は古物買取をしているに過ぎないからです。
この段階でマイナンバー提示を義務づけると、金券ショップや質屋まで幅広い場面でマイナンバー提示を義務づけなければ整合性がとれなくなり、他の業界から大きな反対を受けてしまいます。
また、東京のTUCの例を見ても分かる通り、客は誰に賞品を売るか、あるいは誰にも売らずに所有しておくかは自由です。
このため、景品交換所以外の第三者がヤミで賞品を買い取り、中身を市中で売却するか、ホームレスなど適正な課税が困難な人物のマイナンバーカードを使って景品交換所に持ち込んでしまえば、本人確認も課税もすり抜けてしまいます。
したがって、マイナンバーカードの提示を義務づけるなら、パチンコ店内で行われる賞品交換の際とする必要があります。
加えて貸玉や貸メダルの時点でも提示を義務づければ、課税標準の算定も容易になります。
ピンバック: 日報読者
動いていないと言ってもいい
健全化推進機構?なんてのもポーズだけ
当然だ
健全化したら利益が減っていくからだ
客側の不正に対しては電光石火の如く対応をする
が、運営側の不正に対してはほぼ何もしない
これも不正に頼って利益を出しているからだ
釘曲げなんて店側のゴト行為と言っても過言ではない
因みにゴトとは、パチンコやパチスロにおいて不正な方法で出玉を獲得するいかさま賭博、の事
店が不正な方法で客から利益を獲得するイカサマ行為、あながち間違いではないと思う
店はグレーだからこそ美味しい思いをしてきた
グレーが肝で、そのグレーによって発展してきた
しかしその背景、反対側を見ると、そのグレーによって過去不幸になった客がごまんといるのが現実
誰かの不幸によって成り立つと言っても過言ではない
こんなのは業界人なら深く考えないだけで誰でもわかっている事だろう
そんな業種の関係者が、東京駅で客寄せをしよう!なんて発想をする
深く考えていない典型例だ
唖然とする
言い換えるならば、日本最大の駅で国内国外問わず不幸になる人を捕まえよう!
ということだ
唖然とする
やはりこの業界は広告や宣伝の規制はもっと厳しくすべきだ
ピンバック: 名無し
そうなると建前は消え去り、
娯楽じゃない、って正式に認める事になるが?
それでいいならすれば?
またゴミ議員が群がってくるだけだし。
ピンバック: くだらん
思うと笑けてくるw
殆ど解決しますって理由書けよw
そもそもパチンコも換金はできないだろw
ピンバック: 業界人