講師:大村成憲(B.K.Dプランニング代表 元パチンコチェーン取締役)
戦後70年続いてきたパチンコ産業は、娯楽産業として意味があるから生き続けられている。では、なぜ、70年も続いているかといえば、射幸性の幅を守り続けてきたからだ。
もちろんパチンコは射幸性がなければ成り立たない。射幸性が高くなりすぎると法律で規制されてきた。
1985年、三共がフィーバーを発売した。当時は玉が出過ぎて、それに驚いたお年寄りが亡くなる、ということがニュースにもなった。そのため、アタッカーの開口時間を30秒に規制し、それがさらに15秒に規制され、ついには10カウント規制が入り、これでフィーバーも終わった、と危機感がもたれた。
1992年にはCR機が登場して、花満開は一気に射幸性が高まり、プリペイドカードを普及するけん引役となった。
1995年は市場規模が30兆円産業と言われ、ファンは3000万人に膨れ上がった。
1997年は社会的不適合機(現金機)が撤去させられたが、1999年に発売された海物語がヒットしていく。
2006年はスロットの4号機が撤去され5号機時代に入っていく。
2016年は検定機と異なる遊技機が撤去されることになるが、射幸性の幅を守り続けた70年の歴史とも言える。
つまり、射幸性の範囲を守れば続く産業でもあることが言える。だから、国民から「パチンコはあってもいいよね」と言われる産業=周縁産業でなければならない。周縁とは中心ではなく、周り、ふちという意味がある。
パチンコ産業で働くことに誇りを持つ。そのためには仕事を好きになる。好きなことを仕事にできる人は極、限られている。
前職では社会人野球部があった。東京ドーム、京セラドームへもコマを進めた。トヨタなどへ行けなかった選手がウチに来たが、それでもプロを目指している。高校・大学の野球部は6万人の選手がいる。そのうち、ドラフトにかかるのは80~100人。実に0.2%しかプロの道へ進めない。
好きを仕事にすることは甘くはない。でも、仕事を好きになることはできる。与えられた仕事を全力で取り組んだら仕事は好きになれる。
半年、死ぬ気でやったら仕事を好きになることが見えてくる。
モチベーションの3要素は、公平、達成感、連帯感。この3つが高い会社の社員はモチベーションが高い。
入社3年目で伸びる社員と伸びない社員に分かれる。仕事の意味が分かった時に伸びる。
レンガを積んでいる職人に、なぜレンガを積んでいるのか聞いた。
1人はおカネのために働いている、と答え、もう1人は大聖堂を作るため、と答えた。前者は自分のために働いているが、後者は社会の人のために働いている。
この例が仕事の意味でもある。
会社は組織である以上、離職はつきものだが、離職率の適正率を考えた。
10%しか辞めなかった時は、会社が生ぬるかった。20%を超えると会社の内部に問題があった。15%が適正だという結果になった。
退職者に対する面接を必ず行っていた。2つ以上上の上司が聞くことがポイントで、会社の問題点が見えてきた。直属の上司にはいえないことでも、もっと上の上司なら本当のことを話してくれる。
そこで、問題点はすぐに手を打った。その問題点を改善することが、大幅に離職率を下げることにつながった。
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死亡事故は確かにありましたけど、お年寄りではなくて普通の男性です。
球が出すぎたのではなくて(遊びなのか仕事なのかは知りませんけど)
徹夜明けでパチンコを打って、オール7が揃ったのに驚いて心不全
(当時は心臓マヒと言っていましたっけ)を起こし、急死した、という
事件です。当時の三共初代フィーバーはドラムに7図柄が揃った後に
1秒ほど間があって、デジタルに7が出るとアタッカーが開くと同時に
盤面の赤ランプが点灯・点滅を始めるというインパクトのあるものでし
たから、徹夜明けで疲れていた心臓にたまたま悪い影響が来たんでし
ょうね。どんないきさつにせよ、出玉が原因ではないですよ。
> 驚いたお年寄りが亡くなる
それはフィーバーの登場より更に20年近く前のプロレス中継、
フレッド・ブラッシー氏の噛みつき攻撃・流血試合のニュースと
混同していませんか?
> アタッカーの開口時間を30秒に規制し、
最初の「自主」規制では規制されたのはアタッカーの開口「回数」です。
実質無制限から10回強制終了になったもので、開口時間は30秒のままでした。
>それがさらに15秒に規制され、ついには10カウント規制が入り、これでフィーバーも終わった、と危機感がもたれた。
確かに射幸性は大幅に減りましたけど、一方でチャッカーに入り易く
なった一方で大当たり確率も上がり、釘調整のうまい店なら遊べる
台も結構あって、パチンコファンの立場から見れば、決して深刻な
状況ではありませんでした。スロットの4号機規制の時のような
儲けのみに目を血走らせて開店した店がばたばた潰れたような狂乱
の時代ではなくて、地場の弱小店でも早々潰れたりはしませんでした。
羽根ものも、チューリップ台も、穏やかな電役台もありましたしね。
この程度の事は50代以上の業界人なら常識として知っている事でしょうから、
ちょっと事前調査が足りないと思います^^;
昔はよかったとは言いませんけど(それを言うとけなしに来る方も
いるようですし)、状況・情勢に合わせて様々な工夫をして、それを
遊技台という形でストレートに顧客に体験させることが出来るのは
この業界ならではだと常々思っています。ファンとしても、希望は
捨てていません。頑張ってください。
ピンバック: tameiki
三店止めてから言って下さい。
ピンバック: 換金は要らん
何のためにレンガを積んでるのかと問われてレンガ職人が大聖堂を建てるためと言い、職人を指揮する人間が金を稼ぐとためと言い、発注した高貴な方が金を集めるためと言ってりゃ意味がない。
そんな環境でレンガ職人だけ「高い目標を持て」と言われて、職人は納得がいくのかね?あるいは巧く騙されてくれるかね?
ピンバック: 三番
正に今の日本の組織の現状ですね。
だから何処の会社も何も改善されなければ成長しない、自分さえ良ければというクソ企業だけが残っていく。
ピンバック: ぺ
だからこそ今の状態だという事ですよね。
「射幸性の幅」
守ってないから今、危機的な状況にあると、業界自らが身を挺して教えている(笑)
守り続けた!と誇張して言いたいのでしょうが、全く守っていません。守っていた時期のほうが少ないのは明らかです。その都度規制されてきた、ということは守ってないからですよ?
「仕事の意味」
半年働けば、汚い仕事、後ろ指を差されるような仕事だと「わかってしまう」から離職率が高く、人材人員人財がいない、ということですよね。
「問題点にはすぐ手を打った」
ぬるま湯の中で難なく行動できたからでしょ?
冷水を浴びるようなことならやらないよお宅らは。
解決しないとならない問題点なんてほとんどが冷水を浴びるようなことだから先延ばしで放置ですから。現状も歴史もそう語ってます。
こういう囲いの講話は話す人も“内側の人間”で囲う人も“内側”、そして聞く人も“内側”なので傷を舐め合うだけです。
当たり前だが綺麗事しか言わない。このサイトと一緒で都合の悪い事には触れない、臭いものには蓋。
おそらくこの内容で、終わりに拍手がきたでしょう?馬鹿馬鹿しい。
代表的な綺麗事の見本市だというのが感想。
ピンバック: 名無し
会場はさぞかし異様な雰囲気がしていたことでしょう。
個人的にはこの業界こそお給金のみをやりがいに考え、他のことは極力考えない方がいいんじゃないかと思いますね。それが続けるコツかと。
だって続ければ続けるほどいやーな裏側が見えてくるでしょ?
まともな人間ほどこの仕事に後ろめたさを感じるはず。実際に身近にいましたから、悩んでる友人が。
逆に上の人間なんてお金しか考えてないのでは?
顰蹙を買おうがバッシングされようが売上のためになんでもやるような人間の集まりてしょ。そういう人間しかこの業界では登っていけない。だから正直者や正義感強い優秀な人間はいないんですよ。
こんなこと書くと職業差別だ!なんて言われそうですがするつもりはないです。
が、この業種で長くやりたいなら考えるのはお給金だけの方がいいと思います。
自分が言いたいことはそこです。
ピンバック: 通行人