パチンコ日報

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パチンコの新たなキーワードは「健康、長生き、若返り」


遊技人口が3000万人を誇り、市場規模も30兆円だった時代は、ホールの経営方針と顧客のニーズが合致していた結果である。パチンコ店での商品といえば言うまでもなく遊技機である。

顧客に提供する商品もセブン機、ハネモノ、権利モノ、一発機、普通機と多彩で自分好みのタイプを選べる自由度もあった。

ホールのオペレーションは40玉交換で、1回交換~ラッキーナンバー制だった。これも100%以上の出玉を放出してもホールが赤字になることもなく、それでいて顧客を遊ばせることのできるオペレーションだった。

ホールが提供する商品と顧客のニーズが合致していたので、ホールの収益力も向上した。

自由化の波で組合の自主規制が次々に撤廃されてきた結果、ホールはさらなる収益を求めて、ギャンブル志向の客だけをターゲットにし始めた。それにより、利益の上がらない普通機やハネモノがどんどんホールから消え、本来の娯楽でパチンコを楽しんでいた客を業界自らが切り捨てて行った。

顧客やホールのニーズに合わせてメーカーが開発に鎬を削ったのは、射幸性の高い等価交換仕様の機械だった。そんな機械では業界人ですら4パチは怖くて打てない状況で、それを顧客に打たせること自体が間違っている、というもの。
高射幸性遊技機で営業を長らく続けるとホールも感覚が麻痺してくるのか、新台は新台効果がある内に“抜く”ための道具になり、今、ホールが客に提供しているのは怒りの感情と不快な思いだ。遊技人口を減少させて当然の結末である。

遊技機規則の改正に伴い、ホールは好むと好まざるに関わらず、低射幸性遊技機による営業を強いられることになったが、射幸性を落としただけの現行のセブン機で、業界を離れて行ったユーザーが戻ってくるか、といえば未知数であるが、今の遊技機の延長線上にニーズがあるとは思えない。

パチンコ市場もこの10年間で確実に変化しているわけだから、これまでのやり方を全部捨てるぐらいの覚悟で新たなコンセプトの基に、新たなニーズに合う商品を提供して、そのニーズに合うオペレーションが求められる。

では、新しいコンセプトとは何か? キーワードは「健康、長生き、若返り」だ。認知症は孤独な状態が続くと鬱になり、それが症状を引き起こす、といわれている。

ホールは今も高齢者のコミュニティー的な役割を果たしているが、それをさらに先鋭化させる。パチンコをすることが認知症対策になる、つまりパチンコをすることが健康につながる。

メーカーは高齢化社会に対応するために、健康をテーマにしたパチンコを開発することで新たなニーズを掘り起こすことができる。豊丸産業がその分野では一歩リードしていて福祉施設用にトレパチを商品化している。

パチンコをすることが健康につながれば、社会的役割を果たすこともできる。


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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 遊技人口が3000万人の時代には、すでに一発機は規制されています。
    みなし機で細々と使っていたところがわずかにありましたが、かなり探さなくては打てない珍古台でした。
    普通機も同様で、ミサイル7-7-6Dや必殺機2といった機種がマニア向けな店に置いてあった程度です。

    最盛期は連チャンデジパチや、それがダービー物語事件で規制された後のCRデジパチが、ギャンブル性の低い機種を駆逐していく過程で達成されたものであって、今さら最盛期の数字を意識するのは逆に客を減らすリスクが高いと思われます。

    当時、自分は札幌に住んでいましたが、8割がたの店は等価交換か2円(50発)交換で、あとは2.2円(45発)交換の店が散見される状況でした。
    同じ店で1階は2円交換、2階は等価交換というところもありました。
    それでも客付きは十分に良かったので、40発交換が理想あるいは特効薬のように言われるのは違和感があります。
    長い遊べるようにしたいなら、2円以下の交換率を導入してはいかがでしょうか。
    自分の打っていた札幌では

    通りがかり    »このコメントに返信
  2. かなり前から、採算はギリギリながら、既に取り込んでいるホールチェーンがありますよ。
    ダイ○○の信頼の○ブランドです。
    低貸し、騒音対策あり、全面禁煙。
    採算はギリギリみたいですが、平日でも高齢者で溢れてますよ。100台近い甘デジの海コーナーは満席だったりします。羽モノの稼働も良好。一方319タイプは稼働今一つ。スロットはAタイプの稼働が良好。ARTタイプは今一つ。
    今回の規制の影響はほとんどなさそう。平日夜7時になるとお客がガクンと減るのも平日客層が高齢者中心だから。ただ、5時以降は会社帰りの背広や作業着の男性やスーツ姿の中年女性が打っている。
    土日はサラリーマン層が朝から並んでいる。2時間後にはほぼフル稼働で台はとれない。
    相撲が始まると5時~6時近辺は休憩室の大型テレビにお客が集まって稼働が下がるのも独特か。
    今回の規制があまり関係ない数少ないホールかもしれない。
    既に実施しているホールもあるのだから、中小ホールなどは見てみてはいかがでしょう。

    元ベビーユーザー    »このコメントに返信
  3. また随分とパチ嫌いの方々を触発されるアイデアなようで。
    健康を売りにしたいなら、どうしても完全禁煙をしなければならない。
    それをやることができますかね。あと、健康を売りにしたいなら、
    ブロイラーを飼育するがごとく狭いスペースと、腰が痛くなりそうな椅子
    もどうにかしましょう。耳を痛める爆音と、目を痛める閃光も
    やめなくちゃいけませんね。
    ホール環境を完全に別物にするぐらいの改革が必要になりますが、
    それができるぐらいなら、今のような状況に陥ったりはしないでしょう。
    健康に悪いことが多過ぎるホールで、健康を歌うには
    ハードルが高すぎると思います。

    一般ゆーざー    »このコメントに返信
  4. 福祉施設用に、というコンセプトなら賛成できます。
    そういう場所で楽しい事の選択肢が増えるのはいいのではないでしょうか。楽しさが増えれば身体的健康にも精神的にも好影響だろうし、言われている通り認知症への対策にもなり得るかもしれません。
    ただ一般ホールとなると信頼の〇レベルの環境ですら健康には悪影響でしょう。本当に今までの概念を捨て去るレベルの改革が必要です。居心地がいいと行政指導が入る現在の状況では高齢者にとって良い環境を作るのが相当難しいでしょうね。ただ。なにも高齢者向けに考えなくたって、騒音、受動喫煙問題などに取り組まなければならないと思いますけどね。

    最後に、こういう将来的に取り組まないとならない「方向性」を考えるのも大事だが、それ以前にまず経営者、オーナー等上の人間の意識改革が必要ですよ。そこが変わらないと何やっても同じ轍を踏み、同じ結果になります。

    凡人    »このコメントに返信
  5. >豊丸産業がその分野では一歩リードしていて、福祉施設用にトレパチを商品化している。

    どんなパチンコなのだろうと思ったので豊丸産業様のトレパチを紹介していホームページを拝見してみたのですが、
    ほとんど現在パチンコホール内で使用されているドラム式のセブン機と変わらないみたいなのですが、

    つい1~2年前に高齢者の介護施設でセブン機を体験した老人が、自宅に帰られている時に介護をなされている家族に無断で老後の生活資金の貯金を勝手に引き出して近所のパチンコホールで散財してしまっていたのが大きくニュースに取り上げられたばかりですので、

    やはり高齢者の介護施設でのリハビリでパチンコを使うのは禁止にした方が良いと思います。

    イケロン    »このコメントに返信
  6. 札幌駅近くの大きな3つの店舗

    ぜんぶガラガラ死んでました。回るわけない調整で人のいない台だけがズラーっと並んでてパチンコ機博物館のよう。。

    立地が良くてあれではね、、、

    ずのり    »このコメントに返信
  7. ピーワールドのニュースに東京のホール組合が禁煙に関する署名活動を行ったと記事があり読んでみるとホールが禁煙化すると更に利益が減るから禁煙反対の署名活動でした。
    客が喫煙可能な店と完全禁煙の店を選べるようにしたいらしいけどこんな署名活動をする自体がお店は禁煙したくないて言ってるのと同じ。
    客の健康なんてどうなっても構わないと思ってる証拠です。
    法律で完全禁煙を早く実現して欲しいですね。

    納豆ご飯    »このコメントに返信
  8. 社会的役割・・・てのは置いておいても、そうするしかないでしょうねえ。

    横並    »このコメントに返信
  9. まずは、全面禁煙だけでも実行に移してからの議論ですね。
    どうせ法律が先、その後しぶしぶ実行するのが予想できますね。

    低貸し低換金率派    »このコメントに返信
  10. 馬鹿でしょ。
    うつ病がさきですって。
     最初で最後

    高垣   茂    »このコメントに返信
  11. ピーワールドに載ってる記事から引用すると

    都遊協傘下のパチンコホールでは署名用紙を店内に置き、遊技客や従業員等の署名を集め、12月25日までに「受動喫煙防止対策署名活動」事務局に送付する。

    とのことなんだけどこれってパッと見ると受動喫煙防止に積極的に業界が参加して禁煙化に向かう為の署名集めに見えるw
    だが実態は禁煙化に反対してる人達の署名集めなんだよねw勘違いして署名しないように気を付けないと

    納豆ご飯    »このコメントに返信
  12. パチンコで失ったものは、
    ・金 トータル1000万円くらい。月平均8万くらいづつすってきました。
    ・人間関係  友人、恋人、親戚、家族等、すべての関係を失いました。
    ・社会的地位  大学中退して、転職を繰り返し、今工場バイト。
    ・自信   知り合いと会うのが怖いです。
    ・時間と青春  思い出らしい思い出は何一つありません。

    こういうの書くと、真性のドキュンだと思われてしまいますが、大学入学まではいたって普通。成績もよかったし、友人もたくさんいました。そこそこの人生は歩めたはずですが、パチンコに狂ってからはすべておじゃん。
    若い人に言いたいんだけど、まじでやめた方がいいよ。

    大気圏    »このコメントに返信
    • 一番必要なのは自制心でしょう。例えパチに手を出さなくても、
      公営ギャンブル、スマホゲームのガチャなど誘惑は多く、いくらでも散財出来てしまいます。
      自己を律すること、それが出来なければ例えパチに手を出さなくても
      他の物にハマってしまう。
      其の辺をきちんと認識し、どうすればいいか警告するべきでしょう。
      ただ、やらないほうがいいと言うだけでは、なかなか若い人には伝わらないと思いますよ。

      一般ゆーざー    »このコメントに返信
  13. 大手遊戯機メーカーは、既に介護施設やゲーセン向けに「介
    護サポート用遊戯機」を提供しています。
    ホールを介護施設にでもするつもりですか。

    確かに現状の客層は高齢者が多いですが、ホールに来ている
    客層が「介護・健康パチンコ」なんて望んでいるのか。
    そういう層はホールに見切りをつけ、ゲーセンでまったり楽
    しんでますので今更ホールには戻らないでしょう。

    また、今残っている高齢者も遠くない将来必ず大きく数を減
    らします。
    それとともに業界も衰退する気なのでしょうか。

    折角ホール入場条件は「18歳以上」となっているのであれ
    ば、何時までもアニメ・漫画版権の様な薄っぺらい演出に頼
    るのではなく「大人としてゆったり楽しめる台」を提供すべ
    きでしょう。

    遊漁    »このコメントに返信
  14. 良いと思いますよ。デイケアとかで子供の遊びみたいなゲームをするのが嫌で参加を拒否する人もいると聞きますし。パチンコじゃありませんが、カジノルームを作ったところもあると聞きますし。自称良識派が批判して無くなったと聞きましたが。だったら実際に金を使うホールを批判しろよ。

    ただそれがキッカケで依存してホールに入り浸り、貯金を使い果たした借金したなんてのは洒落にならん。批判が今までの倍以上になりますな。やはり入場規制とセットにしないと危険ですね。あとホールが場所を貸し出すのでなく、あくまでもホームや専用施設に設置する形で。

    三番    »このコメントに返信
  15. なんとも高齢者は扱いにくいという感じですね。
    年配者は色々おりますがトレンド的に昔はそこまで
    落ちぶれていなかった。今じゃ、万引き犯も高齢者
    比率は上がるばかりだし、マナー違反者は高齢者が
    多い。なんともかんとも・・・
    呆け防止も良いけど、そんな高齢者に勧めるのは危険
    でしょうね。

    ベン    »このコメントに返信
  16. まったく動かずに画面だけを見ているパチンコが、健康とどう直結するのか謎ですが、老人の憩いの場となっているようなお店はありますね。普通に会話ができるよう、静かなパチンコ機が開発できないものでしょうか、新たなジャンルとして、それ専用のお店ができればいいと思います

       »このコメントに返信
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