パチンコ日報

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元店長流集客論 最終回

前回提示した「不規則的快感」。



パターンA/遊技した時に毎回「快感を得られる」

パターンB/遊技した時にX回に1回規則的に「快感を得られる」

パターンC/遊技した時不規則に「快感を得られる」



快感という言葉を何故出したのか、次の話を聞いて欲しい。



快感とは慢性化するとその感覚が鈍る場合がある。

慢性=パターンBだ。



1970年代に発売されたプレミアムアイスクリーム「レディーボーデン」。このアイスクリームの登場と共に、日本の高級アイスクリーム市場が誕生した。



あの濃厚さが評判になり、売れに売れた。その後も次々と高級アイスクリームが登場する。ハーゲンダッツの日本上陸当初は専用店舗で販売していた。ハーゲンダッツを初めて食べた時は感動した。感動はやがて快感に変った。癖になって他のアイスクリームが食べられなくなった。



快感は癖にツナガルから怖い。しかしホール運営はその癖を利用することが多々ある。



下世話な話だが、SEXだって快感が伴うから子孫繁栄が出来る。神様がくれた快感。

しかしそのSEXは、若い頃は毎日でもOKだったが、時間と共にその感覚は変る。

毎日SEXするより、不規則な=自分で予期しない時、のSEXの方が快感や感動はあると思う。



美味しいアイスクリームを食べた快感、SEXの快感、パチンコ店で得られる快感を同列視はしないが、快感は常にあると麻痺してしまい、快感の度合いは低くなってしまう。



これ以上詳しく書かなくてももうお分かりだろう。



この快感を上手く利用するのがイベントなのだ。



■繁盛店はイベントと快感を利用して成功させている

イベント上手なホールは、不規則的な快感をイベントで演出している。



イベント→集客→お客さまの快感



★パターンC/遊技した時、不規則に「快感を得られる」



これは簡単にいえば、お客さまの期待を倍増させる手段につながる。これはホールの武器なのだが、それを認識しているか、いないかで大きな差となる。



*毎月7日17日17日は○△□の日

*毎週火曜日はエヴァの日

*毎週金曜日はパチンコDAY



よく見かけるホールのイベント。これらのイベントがマンネリ化し、機能していない店舗は、不振店に見かけられる。



不振店を再生させる時、玉を出す=釘を開ける、だけでは稼働には直結しない。玉を出すタイミングというのがある。これが重要だ。



すなわち、ファン心理を揺さぶるには「不規則な快感」を演出することが重要なのだ。その駆け引きが上手いホールは、イベントも強い。



下手だと信用力が低下する。やがては信用ゼロのホールになってしまう。そこにホール間格差が生まれる一因でもある。



では「不規則な快感」はどの様に作り出すのか?



機械の波による不規則性はこの際省く。



不規則な快感は感動を倍増する。その感動を倍増できれば、その後の集客につながる。



ジャグラーのイベント例で話そう。



毎月5日15日25日は「GOGOジャグラーDay」というイベントがある。



この時に通常営業だったら、信用がなくなるので、そんな馬鹿な真似はしないだろう。

稼働がある機種だから、各店ともイベント時の係数は把握しているはずだ。



ジャグラーイベントに合わせて、年に数回4日や14日にいきなり高設定を入れてみる。4日に来店したお客さまだけでなく、5日のお客さまも前日のデータを見て驚くだろう。



この駆け引きが、イベント以外の日の集客につながるのだ。これが不規則な快感だ。



話をスーパーの戦略に置き換えてみる。



スーパーで「見切り品」とか書いて、半額で販売する商品を見たことはあるだろう。



この半額見切り品の集客効果をご存知だろうか? 見切り品専用のワゴンの中に、意図的に見切り品ではない商品を見切り品として半額で混ぜることがある。



毎日ではなく、月に1~2回ぐらい。



特別な見切り品は大変買い得に見えるので、お客はその時に「不規則な快感」を得るのだ。



「わぁ!これは買い得!」と思い感動=快感を得る。



主婦は不規則な快感を得るために、毎回見切り品コーナーを覗くようになる。いつ買い得品があるか予測がつかないからだ。



話をパチンコに戻そう。



本日のイベント機種をエヴァだとする。



総計20台。



一律スタート開けにするか、30%だけ開けにするかは、ホールの方針で構わないが、いつもと同じ方法を取れば、マンネリ化したイベントになってしまう。



だから、釘調整でメリハリをつけて、不規則な快感演出を意識して行えばよい。



スロットでもイベント対象機種を5連続設定⑤を入れているホールがある。また数日間、高設定台のままにしているホールもある。これはある意味不規則な快感に直結する。



特に不振店の場合は、どの機種にメリハリをつければ稼働や集客が見込めるかを熟考しなければならない。



ほとんど稼働のない機種で稼働を上げるためにイベントをしても、集客にはつながらない。 この場合、稼働のない機種でのイベントは捨てること。



お客さまが望んでいる機種を対象に不規則な快感を取り入れることをお勧めする。



今回は集客のほんの一面を別の角度から考察してみた。不振店の場合、ただ釘を開けても集客効果は上がらない。



お客さまに感動を与える=不規則な快感=戦略が必要だ。それは出玉に限ったことでは無い。



終わり

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