シリーズNo.3~No.5で書いた内容の続編である。
実はこれから書く内容の一部をある所で話したら、大変な目に遭ったことがある。
今回はそれをある程度、丸く書こうと思う。
その内容に迫る前に、私の経験談を書きたいのでご高覧願いたい。
私が某県N市で店長をしていたころに起きたことだ。
40玉交換店。土日の目標割は13.3割(平日は13.8割)。
当時の機械は、釘調整でそれなりの割が調整出来ていたのだが、どうしても出ない時もあれば、出ちゃったこともあった。
ある日、衝撃的な(大袈裟かなこの言い方)事実が判明した。
両替所のオヤジが、今日のホールの出玉の情報を漏らしていたのだ。情報は当たっている時もあれば、ハズレている時もあった。
両替所のオヤジは、その日の両替金額で出玉率を予測して、常連客の一部にその情報を流していたのだ。
駅前店舗だったので、夕方からお客様は増える。
あるお客様は店舗に入る前に、今日の出具合を両替所のオヤジに聞くのだ。
オヤジの予測は「当たる」と評判になっていた。
この事実が判明したのは、私がN店に赴任してから1カ月目。
私は転勤の際、直後に様々な調査をして店舗を把握するから判明した次第だ。
こんな事があれば、機械基盤の波が全体的に悪い日は、それに輪をかけて来客数が減る。
前任の店長はチェーン店で5本の指に入るベテランだったのに、店舗の成績は地域7番目。
駐車場は駅前(徒歩5分)なのに150台もあった。
お客様の動向を駐車場から観察していた際に、不思議な光景を何度か目撃した。
お客様が店舗に入る前に両替所に顔を出している。
また一部のお客様は、両替所のオヤジに端玉で獲得したお菓子やタバコを差し出している。
そんな動向観察から情報漏えいの事実が判明した。
このときに痛感したのは、お客様の「口コミ」の有効性と恐ろしさである。
次回からその話とNo.3~No.5に関連した話をしていこうと思う。
続編は後日掲載。しばらくお待ちください。
つづく
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元店長さんへ
後日の続編を楽しみのしています。
元店長さんのカテゴリーを見ると、既に160本を越える記事になっているのですね。
本を出版されてはどうですか。
これだけの記事に加えて、構成して加筆すれば売れると思います。
この業界の裾野は広い。店舗も12000店あり、メーカー関係の人間も多い。
だからある程度売れると踏みますが。
友達で元店長さんのファンの出販社関係者がいるのですが、元店長さんの企画書をだそうとしています。もしもそれがボツになっても、私はいけると思うのですが、どうでしょうか。
他のブログの人と違い、元店長さんの鋭い指摘や分析はおもしろいですから。
これからも宜しく。応援してますよ。
ピンバック: Unknown
まあ今みたいに頻繁に入れ替えもなかったであろうし40玉ならばエグイ調整なんかしなくてもやっていけたんでしょう。
そんな店ならば釘見て出す出さない日なんて分かりやすかったと思います。
となるとその両替所のおじさんが情報を漏らさなくともちょっと上手い常連さんがどのみちべらべらしゃべっていたと思いますよ。
昔なんて常連客主体の店は特にそんな感じだった気がします。
良くいえばアットホームすぎるパチンコ店。
ええそんな店は嫌いじゃないです。
ピンバック: Unknown
>良くいえばアットホームすぎるパチンコ店。
>ええそんな店は嫌いじゃないです。
・・・・・・・・・・・・・・・・
大都会では消えてしまいましたねそんな店
行くだけで心が和んだ店
今はキツイパチンコ台にひーひーしている客ばかりです
・・・・・・・・・・・・・・・・
続編お待ちしています
ピンバック: Unknown
書けないでいた内容が気になる
ピンバック: Unknown
今迄書けないでいたコト…
そんな元店長さんの切口がオモシロイのです
次回を期待してま~す
ピンバック: Unknown
いるいる、そんな交換所の従業員
特に中年女性従業員が常連の女性と話している
「今日は暇よ、最近店長、全然出していないみたい」
「あらやっぱり、みんな負けているもの」
ピンバック: Unknown
関係ないけど円安で回収指令でました
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>関係ないけど円安で回収指令でました
円高やろ。
ピンバック: Unknown