
一方のオール10は、現在4円コーナーに設置されている。
42個交換で、2000発終了。換金して5000円。導入から2週間あまり。平均稼働は2万5000個。台粗は1300円前後。
完全な普通機なので打ち手によって割数の変動もあるが、「アケ、シメを見破られないように」客と釘師の戦いが展開されている。
4円MAXの機械では、台粗を7000円しようが、1万3000円にしようが、稼働に1000個ほどの差しか現れないが、甘デジでは5000円と9000円では稼働に大きな開きが出る、というデータがある。
その中で、フェニックスの台粗は1300円である。機械代は13万円なので回収を急ぐ機械でもない。薄利で行けるコーナーづくりに欠かせない機種ともいえる。
「打っていただいている、ということは遊べるということです。おカネがどんどん減っていく恐怖心も薄い。勝てる可能性があるから、お客様は朝から座るわけです。ただ、起死回生策になる機械ではない。藁にもすがる思いで入れる機械ではない」とアドバイスする。
全国的に稼働が下がっているが、それでもホールが必要な粗利は変わらない。それを稼働が良かったときと同じ感覚で抜くから客が減る。
ナゼなら銀行の返済は待ったなし。抜いてはいけないことは、分かっていながら抜くので客が離れる。
原材料価格の高騰で3月以降コーヒーや小麦、食用油、電気、ガス料金が値上げされる。
便乗値上げが予想される中、ある納豆メーカーは「価格を据え置く」という。デフレ経済の中、値上げすることは客離れにつながるから、と判断したためだ。
その真逆のことをやって客離れを加速させているのが、パチンコ業界である。
高コスト体質の業界になってしまっているので、小回りが効かなくなっているのが原因でもあろう。

>>高コスト体質の業界になってしまっているので
元店長は数年前にこの問題が分かっていてコスト管理の寄稿をかいていたのでしょうかね?
ピンバック: 質問
一般的に、コストの問題が重要であるのはいまさら取り上げることさえナンセンスであるはずなのです。
大きな課題として取り組まなければいけない、ということを隅っこに置き去りにしているようなところが見受けられますね。
今回の記事のような話題がきっかけになると良いですね。
このことに関しては総論でなく各論を待ちたいところです。
ピンバック: oyaji3
八王子の某店ですかね。ここは昔から羽モノを大切に使っていますので今でも羽稼働は良いかと(最近まったく見ていませんが)思います。薄利多売が時代のニーズなんでしょうが・・・
ピンバック: まりのすけ
以前池袋サンシャインでファン参加の展示会がありましたよね。
一般台も沢山展示されていて実際自分も試打しました。
その後いくつかの台が実際パチンコ屋にも設置されました。
けれど儲からない釘管理がマンドクセからでしょう長くは設置されたパチンコ屋は少ない様でした。
ちょっと残念な気持ちになりましたね。
日工組かなんかがパチンコ屋に遊パチを設置しろしろうるさく口にしてた気がするんですがねw
あれはいったいなんだったのでしょうか。
ピンバック: 宗ちゃん