パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

ビギナー向けのコーナー作り―その2

先日、クライアント様の会議でビギナー向けの取組みについて話し合いをしました。

どんな機種がいいか?

どんな表現で認知してもらうか?

行うことによるデメリットは無いか?

この取組によってどれくらいの成果が上がるかは、現状の粗利を大幅に高めるものは期待できなくても、現状は実施していないので『0⇒1』を試してみるということで前向きな話し合いになりました。

機種に関してはいろんな意見が出てきました。

30年以上前を知っている人は、「はじめはハネモノから入って、そのあとセブン機や一発台などを打って行った」「どうなれば玉が増えるかすぐに分かるから遊技のワクワクが感じられた」という意見がありました。

確かに、何がなんだか分からないと、Vに入れ!という熱い気持ちにもなりません。
ビギナーでも当りのプロセスやゲーム性が分かることで、楽しさを感じます。

若い方の意見は、「初代の北斗の拳で、最初はよくわからなかったけど、打っているうちに連荘して、他の人が沢山出しているのを見てアツくなった」というものです。

連荘して勝つ体験がビギナーズラックとして得られると、そこから楽しさを感じるというのも事実です。

しかし、ビギナー向けの取組みで、この勝つ体験はお店が努力は出来てもコントロールできないので、射幸性が高めの機種はハードルが高いと言えます。

他にも、いきなり一発台から始めた人もいたり、若い人はスロットがキッカケになった人が多いようでした。
いずれにしても、会議の場にいた人は『先輩や友人に連れて行ってもらった』というのが初めのキッカケです。
私の場合も社会人になって先輩や同僚と行ったのが初めてでした。(子供の頃に父親につれていかれたのは本格的なものではないので)

ビギナーの方が誰かと来店しても、そもそもどんな取組みをしているか知らないので、ビギナー向けのコーナー作りをしていても探すことができません。

よって、一緒に行く既存ユーザーのお客様が「初心者が打つと楽しめる」という機種を準備するのと、それを普段から伝えておく販促が必要になります。

販促に関しては、『ビギナー向け』という表現にすると、一般ユーザーが打たないデメリットを感じたので、『シンプルで分かりやすい』『初当りの軽さ』などを工夫して表現する方向が良いのではないかという感じです。(いろいろ案は出ています)

さて、課題の機種ですが、紆余曲折の議論の結果、低貸コーナーで『パチンコは甘海や突破型でないもの、突破型でも初当りが軽いもの』『スロットに関しては6号機Aタイプ、6号機の初当りの軽いAタイプ、目押しが簡単なAタイプ』という方向です。

パチンコもスロットも、当り体験と当りのプロセスが分かるものをキッカケにしてみようという考えです。

この取組みは、ビギナーの方が来店する機会が少ないので効果測定は時間がかかると思いますが、『0⇒1』の取組みとしての実施です。

上記の機種は既存ユーザーも遊技するので新たな投資は販促だけです。

ファンが増えるのは、遊びに行くお店での体験価値の結果なので、チャレンジしなければ分かりません。
想像して創造するからこそ、好ましい結果につながっていきます。



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中国に情報流出懸念から技術者のLINEを禁止した遊技機メーカー

スマホ時代のSNSツールと言えばトップはLINEで月間アクティブユーザー数は8600万人に達している。Twitter(4500万人)やInstagram(3300万人)、Facebook(2600万人)など他のSNSとの違いは、全世代が幅広く利用していることが特徴で、インフラ化したメッセージツールとなっていることだ。

Eメールのようにメアドを入力する必要もなく、あいさつ文も不要で手軽で使いやすいことからメッセージのやりとりはLINEの独断場となっている。

新型コロナの追跡システムでは、各自治体がLINEを採用していることでもその浸透ぶりが分かる。今やLINEは社会インフラの役目を果たしているともいえる。

ところが、8600万人分の膨大な個人情報が中国に筒抜けになっていた。LINEがシステム管理の委託をしていた中国の関連会社で閲覧が可能な状態になっていた、という。実際に中国人スタッフが、日本のサーバーに少なくとも32回アクセスしていたようだ。

さらに、トークでやりとりされた画像や動画は韓国内のサーバーに保管されていることも分かった。中国と韓国の政府にLINEの情報が筒抜けになっていたとしたら、空恐ろしいことだ。特に中国はサイバーセキュリティー法があるので、反スパイ、反テロリズム、国家安全の観点から当局から閲覧命令が出た場合、データを開示しなければいけない。

ちなみに、LINEの機能ではプライバシー管理でLetter Sealingがオンになっていれば、トーク内でのメッセージは高度な暗号化で保護されている。発信者の端末からLINEのサーバーを経由した受信者の端末までユーザー間のメッセージ内容を暗号化し、送信者と受信者以外にはメッセージ内容を解読できないように設計された暗号化通信方式を採用している。

この報道を受けてある遊技機メーカーは、技術者のLINE使用を禁止した。私的なことから仕事のことまで一切LINEを使うな、ということだ。

連絡は社内メールを使うように変更された。メーカーの開発事項は社内でも機密事項なので社内メールの方が会社としても管理しやすい。

私的な利用も禁止されるとなると、断然見直されて来るのがケータイ番号でやりとりするショートメッセージとなる。時代に逆行するようだが会社でLINE禁止となればそうなってくる。

ま、これがメーカーの危機管理の姿なのだろう。



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ユーザーを増やすことを諦めるな!

2010年には年間290万286台販売されたパチンコ機が、2019年は96万3289台へと激減している。コロナ前の数字だが10年余りで約200万台のパチンコ新台市場が消失している。これに伴い機械メーカー各社の直近のIR報告を読むと惨たんたる数字のオンパレードとなる。

10年前と比べると売り上げは半減どころか6割、7割減と厳しいものがある。

2011年8月21日のエントリーでは「機械メーカーは業界のがん細胞か?」のテーマで、パチンコ業界の寿命を蝕む存在がメーカーである、と指摘していたがそれが現実味を帯びてきた。

地球にとって人間はがん細胞だといわれているが、人間が経済活動することは、地球環境を破壊していくためで、それをパチンコ業界に置き換えたものだった。

パチンコ市場が縮小する中にあっても、機械メーカーは自社を存続するために、販売台数が下がる分を機械代の値上げでカバーしてきた。その姿勢は現在も変わらない。

組織が大きくなり過ぎた機械メーカーは、生き残るために機械代は下げられない。得意先であるホールが無くなれば、自分たちも生き残れなくなるのに、「中古しか買わないホールは客ではない」と中小・零細ホールを切り捨ててきた。ところが、新台を買ってくれる大手でさえも台数を控えるようになった。

こう書くと必ず、ホールの方が「がん」と反論が入る。

ホールの中間管理職は「本音」と前置きしてこう続ける。

「メーカーをこんな風にしてしまった、我々にも責任ありますよ。新台の寿命を縮めてるのも、いつからか新台で回収し始めたからです。新装開店は、お祭りじゃなくどこも回収日ですからね。パチンコ業界は、衰退しか残されてないです。いかに緩やかに衰退するか?生き残りというのか、延命というか。10年後も予測が出来ないこの業界で働くには、厳しい将来が待っている覚悟が必要です」

さらに、悪いのは客との意見もある。

「客のレベルの低さも問題。メーカーだけの問題じゃないです。店も、客にも責任ありますよ。勝ち方もスペックも釘の見方も解らずに、ひたすら万札ブチ込む客を見てると…凄いなぁ…ってドン引きします。これじゃ、店にナメられて当然。どんなにグズ台でも、新台で入れば誰かしら打ってるし…可哀想な客。 自業自得の一言でかたずけられるこの業界に未来は無いですよ。これが自然の摂理です」(コウさん)

ユーザー離れが続いていたにも関わらず、原因は追求せず、メーカーは高額の機械を作り続けた。ホールは文句を言いながらも値下げを求める行動は起こさず、新台を買い求めてユーザーを待つ。そんなビジネスモデルは限界に達している。

変化のある具体的な行動を起こさないと業界は何も変わらない。

ユーザーを増やすことを諦めるな!



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小学生が株式投資する時代にパチンコがすべきこととは

小学生が株価を注視する写真である。実際、今は小学生でも株式投資ができる証券会社がある時代である。株式投資も一種のギャンブルのようなものだが、小学生から株をするなんて時代も変わったもんだ。


SMBC日興証券のホームページの中には、すみともキッズというページがあって、小学生向けに株のことを懇切丁寧に分かりやすく解説している。

こうした背景には学校で金融教育が始まるからだ。2022年から高等学校の指導要領で金融商品のメリット・デメリットや資産形成についての学習が始まる。

高金利時代は過去のものとなり、銀行預金以外の資産運用や投資を学ぶ重要性は高まっている。そのためには小学生の時から株式投資も身に着けておこう、ということだ。

「三つ子の魂百まで」という諺がある。幼いころに体得した性格や性質は一生変わることがない、という意味だが、今後、証券会社や投資会社は活況を呈してくることが想像できる。学校で投資予備軍を育ててくれるわけだから業界の将来は明るい。

パチンコも規制が緩い頃は、子供が親に連れられてホールに出入りしていた時代があった。高校生からパチンコを覚えた世代としては、悪友から誘われて大人の階段を上り始める入口がパチンコホールだった。18歳になると大手を振ってホール通いが始まり、それが最盛期の遊技人口3000万人へとつながった。

一方でパチンコのギャンブル要素が強くなると、歪な形で業界は発展・成長した。主婦やサラリーマンの中にはサラ金に手を出してまでのめり込んだ。サラ金の総量規制で主婦パチンカーの姿がホールから消えた。

パチンコに友達を誘える環境でもなくなった。業界は依存症問題にも真正面から取り組まざるを得なくなった。

ギャンブル化で業界は大きく成長したが、その代償はあまりにも大きかった。今やパチンコのイメージは最悪と言ってもいい。

パチンコ=借金→犯罪→生活破綻→一家離散→生活保護など。パチンコだけでなく、パチンコをする人までが嫌われている。

根本的な問題を解決しないことには遊技人口を増やすなんてあり得ない。まずは、ギャンブル化からの脱却である。これによって一時的に遊技人口はさらに減ることだろうが、国民が認める遊技に戻るしか道はない。できなければ、パチンコをやらない大多数からの支持を得ることはできない。

コロナ禍で2~3割も一気に客が減った。

「18歳になったらやっとパチンコが打てるね」と心待ちにされる業界に生まれ変わるためのターニングポイントの試練をコロナ禍が与えた。

高射幸機の撤去を巡り組合内でゴタゴタしている場合ではない。いつまでも高射幸機の売り上げに依存しているようでは、業界は今後も変わらない。

売り上げを上げるには、1人当たりの単価を上げることではない。遊技人口を増やすことしかない。それを薄利多売と呼ぶ。




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パチンコ業界にも必要なコードレス充電の発想

コロナ禍で「ノートが売れていない」と話すのは総合商社の関係者だ。

大学はコロナ禍の1年間、オンライン授業が続いている。大半の学生は授業を録音したり、講義内容をスクショで済ませてしまうので、全くノートに取ることがなくなったために、ノートが売れなくなっている、という。

私立の高校の中にもオンライン授業を取り入れているケースがある。同様に録音とスクショが当たり前になってきている。

もちろん、小中学校用のノートは従来通り売れているが、大学生のノート需要が減っている、ということだ。それに伴いコクヨやぺんてるなどの文具メーカーは業績を落としている。

大学生は授業に出席しないで、友達からノートを借りてコピーしていたが、そういう時代も終わった。今や大学は放送大学状態になっているが、授業料の値下げをする気配はない。

関係者の話は続く。

コロナ禍でリモートワークが普及したことで、事務機器のオカムラ(旧岡村製作所)が机や椅子、ロッカー、照明器具、ホワイトボードなどのオフィス用品が売れなくなって困っている、という。リモートワークに伴い、事務所スペースを縮小するところも出てきているわけだから、事務用品にも悪影響が出ている。

政府は企業に対してリモートワーク7割を求めているが、それを実現したら7割のオフィス需要が消えてしまうことを意味する。

コロナはずっと続くわけではないが、生活習慣や商習慣をコロナ禍が一変させたことだけは、厳然と残った。

コロナ禍とは関係ないが、政府は脱炭素社会の実現のために2050年までにガソリン車から電気自動車に切り替える目標を発表している。日本の基幹産業である自動車産業は、電気自動車では世界から一歩出遅れている。自動車産業はすそ野が広いだけに、構造の簡単な電気自動車になると仕事を失う分野も出てくる。

電気自動車になれば戸建て住宅は充電できても、集合住宅ではその整備にも対応が迫られる。しかし、路面に設置した充電器からコードレス充電と言う方法も導入されるようだ。

世の中は激変しているが、パチンコ業界はどうか?

前出の総合商社の関係者はこう指摘する。

「JRAは無観客でもネット投票のお陰で2020年の売り上げは前年比で103%アップした。パチンコの様に規制が厳しい業界は革新が進まないので、時代に追いついて行かない。規制とはミャンマーの民主化を妨げる悪のようなもので、業界が廃れるだけ」

戦後からパチンコは風営法の縛りの中で、射幸心を提供するビジネスモデルを続けてきた。しかし、風営法の枠内では規制が多すぎて技術革新も進まない。パチンコ業法か従来通り風営法で存続するかの議論もあったが、大多数は風営法の枠の中で営業することを選択した。

パチンコ業界にもコードレス充電のような発想が必要だが、それにはパチンコ業法でなければ、未来のシナリオも描けない。

5G世代は始まったばかりだが、10年後には7Gに移行している。リアル店舗へ行かなくても仮想空間でパチンコをするには風営法では無理だ。

風営法で淘汰されたホールが生き残るにはパチンコ業法で前進するしかない?



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