パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

沖ドキ問題は財産権の侵害VS風営法の遵守

1月11日を期限に撤去対象となっていた「沖ドキ」と「沖ドキ-30」だが、1月22日、沖ドキ-30を154台、翌23日、沖ドキ-30を120台に増台して再設置するホールチェーンが登場した。同チューンでは12店舗に922台の「沖ドキ-30」を設置している。

改めてピーワールドで検索すると沖ドキの設置店舗は16店舗、沖ドキ-30に至っては130店舗が再設置している。もっとも、撤去対象機種は設置していてもピーワールドからは削除するのが常套手段なので実際にはもう少し多いかもしれない。

ピーワールドを見る限りでは一定の法則があり、栃木、群馬、茨城、千葉、愛知の5県に集中している。

栃木県を始めとする北関東3県は、栃木県遊協が沖ドキなどは再設置しても「諸事情によりやむを得ず継続使用する場合は個社対応する」と容認する構えを見せていたからだ。この考え方に群馬、茨城が協調している。

「本来なら1年延長なのにそれを7カ月にしたことは警察に忖度しているのではないか、と未だに納得できないようですね」(全日遊連関係者)

千葉は誓約書を提出していないホールの本社が千葉にあるため。愛知は昔から30パイが強い地域ではあるが、イケイケドンドンで再設置のようだ。

こうした動きをけん制するために業界8団体は1月18日、ホール営業者に対して、再度アクロス製の「沖ドキ」「沖ドキ-30」等の21世紀会決議に基づく計画的撤去の徹底を重ねて要請した。

その文章の中で「21世紀会決議を遵守している近隣ホールが悪影響を受けるという由々しき事態が発生している」として、こう続けた。

「目先の利益や己の権利ばかり主張する一部の者の存在によって、業界全体の未来が危ぶまれる事態をこのまま看過することはできません」と語気を強める。

撤去機種再設置容認の栃木県も決して一枚岩ではない。21世紀会の決議を遵守しているホールも多く、「外して損した」と不満を持つホールもある。さりとて、再設置はしない。これが今後の組合運営を行う上で、しこりになってくる可能性もある。

行政も通報システムによって再設置の動きは当然察知している。

21世紀会の決議を遵守することで取り付けた旧規則機の経過措置の延長と政府系金融機関と保証協会の融資・保証にホール企業が対象となったことは、周知の通りだ。

統率が乱れていることに対して行政側から「次はない」とくぎを刺されているとも言われている。再設置の動きをどうやって抑えるかに規制緩和がかかっている。

高射幸性を含め旧規則機の撤去は、規則が改正されたために粛々と行われているわけだが、財産権の侵害を訴えるのか、風営法を遵守するのか、と意見が対立している。

風俗営業は許可営業である、という原点に立ち返れば自ずと結論は出ている。



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4月から日工組はTVCMを解禁することになったが…

日工組は東日本大震災を契機にメーカーのテレビCMの自粛を続けてきたが、昨年12月22日の役員会で4月1日からは各組合員の判断で解禁することになった。

これは広告収入が減っているテレビ局にとっては朗報だ。

ちなみにテレビ局がどれほど厳しいかを表す数字がこれだ。

■2020年前期CM減少比率

日テレ17.1%
テレ朝20.3%
TBS18.2%
テレ東16.8%
フジ20.7%
※営業収益はテレ朝、TBSが赤字

東京キー局で平均すると20%近い減少率となっている。

ネット広告の台頭で広告収入が減少の一途を辿るテレビ局だが、その影響は番組制作にそのまま表れる。

「ギャラが高い大御所は使わなくなります。大御所でも視聴率が取れないと切られることになります。さんまさんは自分の番組が打ち切られると、その番組に携わっている制作会社やその下請けの仕事がなくなるのが嫌で自分のギャラを下げて、番組が打ち切られないようにしています。後は出演者の数を減らす。あるいは、ふわちゃんのようにギャラの安い芸人を使う。CMが2割減ったことで制作費予算は5~10%削ることになります」(在京キー局関係者)

日工組の決定を受けて早速、広告出稿実績があった遊技機メーカーに営業をかけた局がある。

ゴールデンタイムにメーカーのCMがガンガン流れていた時代は確かにあった。

期待に胸弾ませた営業は「反応の悪さにガッカリしました」と肩を落とす。

「CMを作るには当然制作費がかかりますが、メーカーさんはプロモーションビデオを作っているので、それをアレンジすれば制作費もかからないのですが、余力はなかったですね」と付け加える。

販売計画をこなすのも大変な時代で、売れる台数しか作らないので、テレビCMを流す意味もない。そもそも、儲かっていたから、節税対策で広告宣伝費も湯水のように使っていた。メーカーがテレビCMを流すことで、「パチンコを打ちに行きたい」と思う人が出れば、ホールへの援護射撃にもなっていた。

儲かっていないのでそれどころではないのが実情だ。

テレビCMの自粛が10年間続いてことで、より費用対効果が高く、ターゲットへ直接届く、ネット広告の方へシフトしてしまった。

業界人なら遊技機メーカーにテレビCMを出す余裕がないことは分かっていたが、案の定の結果だ。

上場メーカーの役員も「ウチはテレビCMの予定はありません。今の状況では各社とも厳しいと思います」と素っ気ない。

パチンコだけでも年間400万台が売れた時代は、はるか遠い過去の話。リデイン調べでは2020年のパチンコの販売台数は91万8000台、と100万台を割っている。




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24銘柄、時価総額18億円の株を全部売却

日経平均株価が1月22日現在、2万8631円だ。コロナ禍で世界中が景気低迷にあえぐ中、実体経済とはかけ離れた異様な株価は、低金利政策で行き場を失ったおカネが株式投資に回っているために膨れ上がったバブルだ、と警鐘を鳴らす専門家もいる。

マネーゲームが釣り上げた株価だが、世界中にワクチンが行き渡った暁には、景気が回復する幻想もこの株価には含まれている。

「アメリカの株価と日本の株価は連動している。アメリカの株価が高かったのは株を持っている金持ち=トランプ自身の資産価値を上げるためでもあった。バイデン大統領になったら、オバマケアを復活させる。それには増税が必要になるが、金持ちから取る。アメリカの景気は下がる。
日本では一般人にもワクチン接種が始まるのは5月、6月といわれているけど、ワクチンを接種したからと言ってすぐに景気が回復するわけではない。しかもワクチンの効果は4カ月ほどで何度も接種しなければならない。日本の景気も低迷したままで、年末には株価は1万5000円台まで暴落している可能性もある」(証券アナリスト)

この話を聞いて、24銘柄で時価総額18億円の株を保有する社長は、すべて売却する決意を固めた。すべての株が買った時よりもプラスに転じている現時点が売り時と考えたからだ。

株式市場と実体経済にはそれぞれ別の生き物が住んでいる。それぞれの生き物はそれぞれの論理と思惑で行動するから、その結果としてのマクロ的な実体経済市場、株式市場全体はまったく異なった様相を呈するものなのだが、社長の判断は売りだった。

この社長の友達の中に、SANKYO、平和、セガサミーのパチンコメーカー株を長年保有しているAさんがいる。パチンコ関連株は他よりも強く安心材料があったのだが、セガサミーの650人のリストラにはショックを覚えていた。

「遊技機メーカーの売り先はパチンコ店しかない。そのパチンコ店が縮小傾向にある現状でメーカーが売り上げを伸ばすには、ヒット機を出すか、値上げしかない。ヒット機種が出なければ、遊技機部門を縮小していつでも撤退できるようにしているのかとも思える。セガとサミーが合併した時に、社名をサミーセガにしなかったのは、将来伸びる分野を見越していたのかも知れない」(Aさん)と社長の決断を受けて、自分が持っていたパチンコ株も売却することにした。

株バブルは作られものである。それを作っているのは「追随買い」という投資行動である。この投資行動を生み出しているのは、「株価はまだ上がるはずだ」という期待である。つまり、期待が買いを生み、買いが上昇となり、この上昇が期待をさらに膨らませ、それがさらなる買いを膨らませことになる。



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機械性能を伝えて次回の来店意欲を刺激する

コロナ禍において、現在来店して下さっているお客様は本当に有難いし大切な方々です。

もちろん、足が遠のいているお客様も大切なのは当然で、いつかまた来店したときのために、休止中のお客様に向けた準備も必要です。

これまでの旧規則機から新規則機への移行期間で、すでに『好きだった機種』『知っていて打てる機種』が撤去され、来店意欲が大きく低下しているライトユーザーが増えています。

射幸性を求めるユーザーの方々は、スロットからパチンコに行ったりする方もいますが、来店意欲が低下している可能性は否めません。

これはコロナ禍の原因ではありませんが、コロナ禍で大きく前年対比を下回る現状としては、これ以上の撤去離反を生まないようにしていくことが求められます。

仲間内でもクライアント様とでも、昔から議論に上がるのが“射幸性が上がればファンが増える”というものです。
私は妄信的にこれに依存する考え方は危険だと常々お伝えしています。

“射幸性が上がる”ことで、休眠ユーザーが話題を聞きつけ、再度来店する可能性はあります。
“射幸性が上がる”ことで、来店意欲が高まり来店回数が上がる可能性はあります。

しかし、過去何度も規制と緩和の中で射幸性は上がったという事実がありながら、参加人口は右肩下がりという結果です。
人口動態や社会背景も関係しますが、“射幸性”以外にも常にファンを増やす取組み、ファンを減らさない取組みというものを考えて施策として実行することが大切です。

お客様がヘビーユーザー化しているという表現も見受けられますが、私としてはヘビーユーザー化したのではなく、ライトユーザーが減少した結果としてヘビーユーザーの比率が高くなったと考えています。

もちろん、それが善とか悪という話ではなく、どちらのユーザー様も大切にしていくことが重要ですが、私たちの努力はライトユーザーの来店促進にはなっていないということを反省することから見直していく必要があります。

たまにパチンコやスロットを打つ業界外の友人(昔から打っているファンです)が、「今は何か面白い台はあるの?」と聞いてきました。

久しぶりにお店に行ったら、以前打っていた知っている台が無くなって、分かる台が無いからジャグラーを打って帰ってきたとのことです。

ジャグラーは打てるが、他の機種が分からないから人気のありそうな機種に座って小冊子を見たがよく分からなかったと。
私が普段からクライアント様に伝えている、撤去離反の兆候が友人にも見られました。

私が個人的に好きな機種で、たまにしか行かない友人でも分かりやすい機種をパチンコとスロットで紹介しましたが、このような機会が無ければ離反していたと思います。

前置きが長くなりましたが、今回のテーマ『機械性能を伝えて次回の来店意欲を刺激する』というものですが、機械性能と言っても詳しく伝える必要はありません。

お客様の“投資金額×投資時間”と“期待出玉”を想像して、いくつかのパターンで興味関心を高める訴求になります。

『低投資×短時間+ミドルリターン』の機種は何か?コーナーは作れるか?
『低投資×短時間+ハイリターン』の機種は何か?コーナーは作れるか?

さらに、ライトユーザーの方々をイメージして、お客様が詳しくなくても分かりやすいか?もしくは、少し説明すれば分かるものか?を踏まえて、機種やコーナーの訴求をするものです。

知っている機種があるうちに、「次の機会にはあの台を打ってみよう」と思ってもらうための訴求が、次回来店意欲を刺激します。

もちろん、次回来店意欲は「今日は勝てた!」ということでも起こりますが、利益を剥離にする努力は出来てもお客様一人ひとりの勝ちをコントロールすることはできません。

射幸性とは関係なく、機械性能としては良い機種がありますが、知らなければ打ってもらうことはできません。
是非ともお店で工夫して、知ってもらい興味を持ってもらえるような訴求を目指して欲しいです。




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ユーザーから不評の遊タイム機を活用するために必要なこと

昨年4月にパチンコの遊タイム機がリリースされた。規定回転数の間、大当たりが引けなかった場合に時短が発動する救済機能でスロットの「天井」に近い機能は、パチンコの救世主と期待された。

ところが、この遊タイムをパチンコユーザーであり、日報のコメンテーターからは“愚策”の烙印を押されている。

遊タイム以前に回らないことに対する批判するコメントから。

「久しぶりにパチンコしました。遊タイムつきのモモキュンが350で空いてたので。500天井なので余裕だろうと思いきや、回らない。天井到達により戦ラッシュ突入したので勝てましたが、普段スロットやってる身からすると一回転に時間かかるし、回らないので回転が止まる時もあるし、もうやりたくないと思いました。やはりパチンコは回ってなんぼですよ。回らないとストレスはんぱない!回らないのに打ってる養分とか言われてる人たちはホント凄いと思いました」(遊タイム氏)

「遊タイムまで回す時間が他機種よりも確実にかかります。遊タイム付きの機種は過去の何もない機種と比べると明らかに辛い調整ですし、新台期間ですら辛いのにその後の通常営業時はもっと酷い調整になっている印象です。遊タイム付きも結局ホール次第です。で、今のところの印象は、設定付きと同じ道を歩むこと間違いなし」(名無し氏)

パチンコがなくなれば幸せ氏は専業や軍団のための遊タイムと指摘する。

「遊タイムのデメリットは、
・天井が近くなるとやめられない。
・その為閉店一時間前くらいになると打つのを躊躇してしまい稼働が落ちる。
・専業や軍団のようなハイエナ連中の為に回すのが嫌になり大当たり後は即やめ、稼働が落ちる。
・専業や軍団に張り付かれホールの雰囲気が悪くなり稼働が落ちる。
・そもそも天井なんかつけても釘が極悪で投資がかさむから稼働が落ちる。
業界にとってマイナスにしかならない専業や軍団の為に遊タイムなんかつけて何がやりたいの?業界潰したいのか?「一万円だけ打つか!」みたいな一般遊戯者はどんどん離れていってるよ。遊タイムつけたせいで打ちづらくなってますよ」

とんかつ氏の意見には耳を傾けて、改善策を取って欲しい。

「遊タイム付きの機械のニーズと現実があまりにも乖離していて、危機感を感じる。一般客は天井が近ければ拾う、粘ることもあるだろうけど、基本的には今までと同じように遊んでいる。特に、短時間客は天井とは無縁の状況。ライトミドルの500天井でも消化込みで3時間は見ないといけないんだから話にならない。

店は天井込のボーダーラインなのを理解できずに、遊タイムなしの機械よりはるかに厳しい調整にする。勝ってる人は宵越し、張り付きで期待値一万円以上を簡単に拾う。

一番取っちゃいけないところから金を引っ張って、無駄なところに配るって、パチンコ業界は頭おかしいよね。こんなの続けたら客はいなくなるのも当然。

遊タイム自体は新しいゲーム性としてあってもいいし、天井自体はスロットで周知されてるから、うまくやればスロットからの集客にもつなげられると思う。

でも、現状では負けてる客の負け額が増えるだけで、かえって客離れに向かっている。

まず、メーカーは発表機種全部に遊タイムをつけるのをやめてほしい。若い人向けの版権だけとかならわかるが。あと、朝一の据え置き告知等の機能はなくすべき。朝一に宵越しを狙うような人は客にはならないのだから。

店ももっと気を使わないといけない。張り付き、徘徊する人の排除と、甘過ぎる宵越し台のリセットは必須。サービスで据え置いてるつもりかもしれないが、誰の財布から金が出て、誰の財布に金が入るか考えてほしい。

金を使ってる人に金が戻るなら還元だけど、そうでないならただの無駄金バラマキでしかない。パチンコのニーズなんて出玉しかないのに、遊タイム付きの運用の現状は一般客の出玉を減らしているだけ」

これらの意見を聞き流すことなく、改善することから着手してもらいたい。




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