確かに、当初は空き台を見つけるのがなかなか出来ない状況でした。
SISのデータがずば抜けていたこともあり、業界内ではバジリスク絆を増台したほうがいいという流れになっていて、実際に増台を決めたホールも多かったようです。
まわりから増台を勧められましたが、私はそうは思いませんでした。
数字に表れるデータは非常に参考になりますが、あくまでも参考です。
機械の善し悪しの判断は自分がホールでお金を使い、実践した感覚を最も大事にしています。
バジリスク絆をホールで打った感覚は、展示場で試打した時と同じく、バジリスクⅡの演出に初代バジリスクのシステムを純増2,8枚になっただけだと感じました。
バジリスクチャンスに天井があるので、ユーザーがその天井を追いかけていたことで、若いユーザーが群がったことにより、初動が良かった大きな要因だと感じていました。
おそらく、これからリリースされるアナザーゴッドハーデスの初動もいいでしょう。
この動きは実践で打っていれば分かることですが、データだけではなかなか分かりません。
ほぼ全ての機械を展示会での試打とホールでの実践をしているので、データよりも自分の感覚で機械の善し悪しを判断します。
試打は最低でも2回は行います。
1回目は展示会の状況に呑まれたり、気持ちが高ぶったりして冷静な判断がしづらいため、一度仕切り直して、後日もう一度試打します。
そして、その新台がホールデビューした日は、試打の感覚が正しいかどうかを早く確認したい気持ちと、誰よりも先にホールで打ちたいため、いつも通っているお店で抽選をひいて、初日の10時から打ちます。
この実践感覚こそがデータよりも、機械の善し悪しを判断するうえで何よりも大事だと思っています。

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