パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

情報公開のすすめ①


ヤンキーパンダです。5年ぶりの寄稿です。

私はパチンコ日報の大半の記事に好意を持って共鳴しながら読ませて頂いております。しかし、パチンコ日報で幾度となく主張される「低交換率営業をはじめ昔のスタイル」に関しては非現実的で、4円復活に繋がる可能性は低いと見ております。

つまり否定的にとらえております。

パチンコ日報の2018年8月25日エントリーには次のように書かれています。

「4円を復活させるのは、簡単なこと。何度も繰り返しになるが、機械のスペックから交換率、営業方法に至るまで全て昔に戻すことだ。もちろん、遊技機価格も。要は1円ではなく4円で遊ばせることができれば、わざわざ1円にシフトする必要はない。40玉交換が理想だが現状を勘案すれば30~33玉交換と言われている。元凶は等価交換であることは明々白々。等価交換に併せて機械スペックから営業方法までを変えてしまい、遊べなくなった、勝てなくなったために客離れが進んだわけだ」

これは管理人様の主張の象徴的なくだりです。ブログゆえ、分かりやすくするためにあえて断定的に述べられているかと思いますが、冒頭で触れたように4円復活の手法としては厳しいと感じております。

今回の投稿では数回に亘って、私なりの現実的な4円復活の手法について提案したいと思います。

復活と言ってもV字回復的な大袈裟なものではありませんが、少なくともファンの心に響くものであると思います。

まず、今回の投稿では管理人様が主張する「低交換率など昔のスタイル」の是非について語ります。

業界人の皆様にとっては「今更なお話」も多く述べますが、パチンコ日報の読者には一般ファンの方々も多数おられます。その方々も意識して寄稿しておりますのでご容赦ください。また、タイトルの意図も次回以降で説明いたします。

▼昔のスペックは実現不可能である

昔のスペックに戻すことは、現行のスペックと比較して射幸性を高めることとなり、俗っぽい言い方をすると「お上や世間に歯むかう」ことになります。緩和の方向に規則改正されれば話は変わりますが、ここ数年を振り返ると、マックスタイプ撤去、くぎ問題、そして賞球数が3個から4個への増加など、射幸性抑制と高ベース化という流れであり、その流れに逆行することになります。
 
管理人様の昔がいつの時代を指すのか定かではありませんが業界が右肩上がりで40個交換が主流の時代、1990年代前半としましょう。当時の一発機(一発機は規制の中、80年代に大半が撤去されましたが90年代でも一部残っていました。)権利もの、アレパチの名機はすべて低ベース機でした。

現行規則では低ベース機はまずもって許可されません。

ノスタルジックな気持ちはわかりますが昔のスペックに戻そうなんて考えずに現行規則の中で物事を考えたいものです。

▼「交換率」という独自の用語は要らない

かつては、「この店、交換(換金)率は?」とのお客様の問いに対して「パチンコ35玉、スロット5.5枚となっております。」とスタッフが答えるのはあちこちのホールで当たり前に見られた光景でした。

しかし、ここ数年で交換率という言葉は換金を連想させるため、「風適法上は好ましくない言葉だ」とされ大半のホールが表だって使えなくなっています。

【率】の問いなのに【玉(枚)】で答えるのも不可解ですが、例え【玉(枚)】の回答であっても換金可能な特定の賞品の交換玉(枚)数だけを告知するのを警察が容認する事はありません。

余談になりますがパチンコ雑誌などで良くみられる【機械割数110%】みたいな表現も交換【率】同様に違和感を覚えます。

加えて言えば、【割(歩合の単位。10分の1表記】のくせに【%(100分の1表記)】です(笑)。他にも、割数を指すのか出玉率を指すのかわからないケースも多くあります。

記した側は割数のつもりでも読む側は出玉率と捉えてしまうと混乱しますので解釈が分かれない言葉で記すべきだと思います。

話を戻します。

表だって使えない言葉になってしまった交換率という言葉の代わりに【原価率】(人気賞品の原価率)という言葉の使用を奨励します。

使い慣れた言葉を改めるのは面倒ですが【原価率】はあらゆるビジネスの財務・経理で使われる言葉です。交換率という業界用語より認知度も高く、使い勝手が良いことから、浸透することを願ってやみません。以下の通り理屈がわかれば簡単に把握できます(業界の皆様には当たり前の話で恐縮です)。

【4円パチンコ貸玉25個100円、人気賞品100の交換玉数40個,30個,25.5個とした場合の原価率と損益分岐割数】
※特殊景品100円とは表記せずに、人気賞品100と表記します。

A、40個交換の場合
損益分岐割数 40÷25=1.6(16割)  原価率 25玉÷40玉=0.625(62.5%)

B、30個交換の場合
損益分岐割数 30÷25=1.2(12割)  原価率 25玉÷30玉=0.833(83.3%)

C、25.5個交換の場合
損益分岐割数 25.5÷25=1.02(10.2割) 原価率 25玉÷25.5玉=0.98(98%)

今回はここまでとします。

次回以降で「出玉率100%を超えない低原価営業」「営業方法、遊技機価格」「4円で遊ばせるなら1円不要」「理想は40玉だが現状を勘案する。現状の何を勘案するのか」「ほんとうに元凶は等価交換なのか」などについて順次物申します。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 換金率=換金レートという意味ですから、
    玉数、枚数で答えられても全く違和感はないですし、不可解ではないと思いますが・・・・

    また、原価率と言われると、
    「金地金をプラスチックケースに入れた商品の原料費+製作費」
    と、混同していまいそうです

    それに、今のお店はたいていカウンターに
    「4円=大景品1120玉」「1円=大景品5600玉」
    といった一覧表が貼ってあるので、
    昔のように店員に聞かなければならないことも無い気がします。

    パチンコにかつての活気を取り戻して欲しい一ファン    »このコメントに返信
  2. ヤンキーパンダさん、ご寄稿ありがとうございます。
    40玉交換否定は御門違いかと。
    極論としてパチンコ日報は40玉交換を主張してます。
    その主張は間違いではないでしょう。
    ヤンキーパンダさんは4円復活からの視点か、4円衰退からの視点か、どちらで書くのですか?
    4園衰退の理由は業界から様々な後付け理由が出ています。
    つまり4円衰退理由は、複合要因であります。
    2月の規則改正で30や40玉交換は難しい状況におかれましたが、
    僕はパチンコ日報の主張は要因の一つとして肯定的に捉えてますよ。

    今後の寄稿を楽しみにしてますが、今日の話を拝読する範囲では従来からの業界人と変わらないご意見かと思います。
    違うならそれなりの理論で展開して下さい。

    774    »このコメントに返信
  3. 特殊景品の必要玉数を掲示できないのであれば、
    交換率という言葉を減価率に変えても同じことなので、
    今回の内容とは、また別な問題ですね。

    パチンコにかつての活気を取り戻して欲しい一ファン    »このコメントに返信
  4. 機械割数と出玉率を混同している人が多いですよね。
    ちょっと前までスロット雑誌とかでも平気で出玉率のことを機械割って書いてありました。

    出玉率はあくまで打ち込み(アウト)に対する払出し(セーフ)の比率。
    それに対して割数は売上に対する景品(出玉)の比率。

    だから機械割って、売上があって初めて意味を持つもので、あくまで営業状況を表すものになります。
    単純な機械の出玉性能を表すのが出玉率になります。

    PP    »このコメントに返信
  5. 一物一価をなんとかしないとパチンコ業界の復活はない、
    もっと景品に幅を持たせてもらえるように陳情したり楽天や、ナナコ、エディ、ワオンなどのポイントを景品にできるように等現金に換えるよりも景品に換えたほうがお得に感じるようなシステムが可能になるように働きかけたほうが現状打開するには必要。

    14.9.138.224    »このコメントに返信
  6. パチンコ業界は独自の用語が多くいま一つ分かりづらいので、意味が同じであるならスタンダードな言葉に替えて欲しいと自分も思っています。

    はい    »このコメントに返信
  7. どんなに綺麗事を並べてもパチンコは賭博なんです。
    ソープランドで自由恋愛を求めて合体できない客がいるでしょうか?
    建て前は建て前。本質は本質。
    そこは切り離しましょう。

    なんでこんなに遊技人口が減ったって?

    ギャンブルとして成立しなくなったから。
    客が負け過ぎるから。
    回らない、低設定ばかりでゲーム性までつまらなくした使い方をしてるから。
    娯楽が手短に多様化したから。

    等価交換は要素のひとつで核とは思えません。
    等価交換だろうが11.2割だろうが16割だろうが店が必要な利益は変わりません。

    競合店と競い合って新台入替をし、人件費、様々な物価の高騰により経費が増えて損益分岐点が上がった。
    その分、客を痛みつけた。ギャンブルとして成立しなくなり、馬鹿らしくて客が離れた。単純な話だと思います。

    札幌の業界人    »このコメントに返信
  8. 札幌の業界人さんがいうとおりだと
    思います。遊戯が遊戯として成立
    してないし、ギャンブルとしても
    成立してないので。

    パチンコ業界の現実    »このコメントに返信
  9. 寄稿者は大当たり確率200分の1前後
    大当たり出玉2300発のノーマル台時代は知らないのだろうか
    日報で常々昔に戻せって言ってるのは↑の頃の事だと思うけどね

    ちんこ日報    »このコメントに返信
  10. 個人的には単純にビジネスと考えるならば、やはり薄利多売につきます。

    また、いわゆる負けてくれるお客様への還元率を高めるにはどうしたら良いか。

    これをメーカー、ホール、メディアで協力して考えることでしょう。

    アイムジャグラーが長く長く流行っているのは何故なのか。
    凱旋やハーデスが流行っているのは何故なのか。

    他のキラーコンテンツの一部が没落したのは何故なのか。

    パチンコもビジネスですから薄利多売と
    いわゆる負けてくれるお客様への還元率に尽きます。

    メーカーが儲かりすぎても
    ホールが儲かりすぎても
    特定の勝ち組客が儲かりすぎても
    メディアが儲かりすぎても
    市場は縮小していくでしょう。

    結局のところ
    負けてくれるお客様が負担してくれたお金が回っているだけなのですから。

    負けてくれるお客様に対する薄利多売とサービス向上。
    これを関係者全員で考えるだけでしょう。

    元ベビーユーザー    »このコメントに返信
  11. いえいえ遊戯人口が減ったのは他の娯楽が増えたから。昔はインターネットもなかったしビデオゲームもお粗末なものばかり。今やVRの時代。公営ギャンブルに加え、TOTOだのナンバーズだの。そりゃそうなってくるとパチンコに掛けるお金も減ってきて当然。

    欧米の食物が入ってきて米離れ問題になったのと同じこと。パンやパスタが入ってこなければいまだに米ばっか食ってることでしょう。

    パチンコが勝てなくなったから、ぼったくりだから、、、それは遊戯人口が減った結果として出てきた産物に過ぎない。

    諭吉のススメ    »このコメントに返信
  12. 私も、ちんこ日報さんと同意見です。極端な釘調整をしなければ粗利が取れなかった機種では無く、7個戻しの機種をベース40~42位の調整で使用出来ていた時代。老若男女さまざまな世代のお客様が来店してくれていました。余暇の過ごし方の変化は業界衰退の要因として否めませんがエンドユーザーであるお客様が遊技の参加を判断なさる点で1番目はやはり機械だと思います。もちろん自店への支持を得る為の様々な営業努力は有りきでの事ですが。現状の機械状況で集客が出来ておられるホールさんは純粋にもの凄いと思います。

    かれこれ30年男    »このコメントに返信
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