パチンコ日報

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生活導線を作る話・・・その⑧ 生き残る術

なぜ繰り返し生活導線の話をしているのか。



それは弱小パチンコ店や不振パチンコ店が生き残る術の一つだからである。



これからのこの業界は、資金力があるチェーンと生き残る術を知っているホールが生き残るのは間違いない。



弱小ホーでルも術を知っていれば、間違いなく生き残れると思う。



スロ専が5号機問題を境に、多数の店舗が閉店に追い込まれた。東京で特級の駅前立地のスロ専が何店舗も閉鎖されている。



23区内のJR駅前徒歩1分立地のスロ専。4号機全盛期は優良店だったのに、4号機の人気機が徐々に外されると、それに比例してお客様の数も減少していった。



本来なら事前にジャグラーなどに力を入れて5号機時代に備えて、お客様を繋ぎとめておくべきだった。



その店は都内に数店舗チェーンを営業していた。どの店舗もぎりぎりまで4号機を使う営業方法を取っていた。



結果そのチェーンは全店閉鎖した。



今、生き残って稼働を上げているスロ専は、4号機が減る過程でジャグラーなどの割りを上げて、5号機時代の到来に備えていた。



JR中央線。

駅から徒歩4分のスロ専。地下1階から地上2階までの3フロア営業。

4号機全盛時は、1階の半分をジャグラーで営業していた。現在は1階の全台を70台以上のジャグラーが占める。



稼動もいい。5の付く日はGoGoデー。イベントも好調でお客様を裏切らない。



これは一つの例だが、このホールの近くにあったスロ専門店は閉店している。

この差は明らかに、生き残る術をしるかどうかだ。



この生き残ったスロ専は、パチンコホールも経営している。閉店したスロ専は、チェーン店もすべてスロット専業だった。



つまり、パチンコ店も営業しているから生き残るノウハウがあった。だからスロ専も高稼働なのだろう。



それに比べて、スロットブームの波に乗って参入したスロ専は、その術を知らなかった(閉店理由は他にもあると思うが、今回は生きる術という話題という事で・・・)。



生きる術を知る野生動物は、環境に適応できる。

しかし、生まれた時に人間に保護された野生動物は、野生の世界に帰るには訓練が必要になる。



今のパチンコ業界は、ホールを取り巻く環境は昔と違う。

新台導入の条件は売る側のメーカーが強く、大手ホールには有利に働いている。

メーカー主導で、大手ホール有利の環境は、この先当分続く。商慣習が完全にできあがっているからだ。



経済専門家はパチンコ業界を「タコが自分の足を食べ始めた」と例える。

「メーカー数」と「ホール数」との需給バランスが崩れ始めた初期段階だと分析する。



加えて、「お客様の懐具合」と「パチンコ業界」のバランスが崩れれば、メーカーもホールも淘汰されるスピードは増す。



市場原理で淘汰は避けられない。しかし、自分の店舗だけは生き残りたいはずだ。



先日、パチンコ店は最悪7000店舗くらいまで減少する可能性があると書いた。



その時、「メーカー数」と「ホール数」の需給バランスの均衡が取れるのではないか、と分析している。



つまり、メーカーは高い値段で優位な立場で機械を売ることができなくなり、ホール側は値引きして機械を購入できるようになる。



メーカーは安価で楽しめる機械の開発競争になる。その時代は間違いなく来る。



「お客様」、「ホール」、「代理店」、「周辺業者」、「機械メーカー」がWinWinの関係になる方法を探ることが何故できないのか。



こんなことを書くと色々なコメントが寄せられそうだが、皆さんはどうお考えだろうか。



現在のメーカー間の競争は市場原理でしかたないが、このままでは市場が縮小するわけだから、市場を育てる対策を上部団体に望む。



今流行りの1円パチンコは、高稼働によって支えられています。これはある意味、ホール側からメーカーに対しての無言の圧力です。



この意味はお分かりだろう。



しかし、これではWinWinの関係にはなれない。だからこそ業界が一丸となって将来を考えるべきだ。



個人的見解だが、1円パチンコで成功しているホールは、1円のお客様の大半が新規及びスリープユーザーだ。



1パチ不振店のパターンは店舗内で4円コーナーのお客様が1円に流れているケースだ。



1パチは経費的には安価な中古台を使うことで成り立っているが、これでは1パチの市場は広がらない。



だからメーカーには、安価で楽しい台の開発を望む。



それには液晶をつける必要はない。お客様が玉の動きを追う楽しさが味わえる台の開発が急務だ。



こんな新規台を市場に投入しても、18歳の人が本当のパチンコファンになるのは5~10年後。だから今からファンを増やすために行動を取る。



個人的な希望としては、昔の役物台。例えば西陣の「センターラインチューリップ」、三共の「ムーランバカチョン」、京楽の「UFO」など。懐かしい機械の21世紀バージョンが登場することを切望する。



玉の動きに集中できる台で、ALL11か13。



話が逸れたので本題に戻す。



各業界では生き残る術を模索している。自動車業界はズバリ電気自動車。これは必ずその時代が来る。10年後に普及し始め、20年後には全盛になると予想されている。



ファミレス業界はただいま試行錯誤中。宅配を始めたりしているが、なかなか売り上げ増には結びつかない。



飲食は中食産業が調子いい。



パチンコ業界はどうか。

今回はホール向けの話なので、ホールについて話をすると、ホールが導入する台は、どの店も同じ。



ホールの個性を出すには、機種構成やイベント、接客を含む人材教育などに頼るしかない。



それ以外の方法で生活導線を作ること。これが個性を生む材料となる。その生活導線を作る方法は、本当に沢山ある。店舗の数だけある。



これまで話してきた生活導線の内容を次回から一歩進め、具体的な方法に入る。



続く

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