業界に関係した仕事をしている方と面会した。
そこで出た話題が表題のテーマ。
機械代はなぜ高騰したのか?
その原因を熱く語る某氏。
業界人なら誰でも想像がつく話が延々と続く。
この業界、特にホール関係者からは、機械代が高騰に頭を悩ませている。
条件によって価格は多少変わるが30万~35万円。中には25万円と言う条件が出る機械がある。
ここまで価格を上昇させた大きな要因がある。
それは平成10年4月に施行された税制改正だ。
少額償却資産一括損金算入対象金額がそれまで20万円未満だったのだが、10万円未満に改正されたのだ。
平成10年3月までは20万円未満の機械は、消耗品として全額経費処理が出来た。
しかし平成10年4月以降は、資産扱いになったのだ。つまり3年間で減価償却される計算だ。
イコールこの税制改正は、ホール側から見ると、黒字額が増えて、税金を多く払う計算になる。
機械代が15~20万円未満での販売を基準にしていたメーカーのタガが外れた瞬間でもある。
当時は「20万円を超えるものは固定資産になる」というものが強くあり、パチンコ台は「上限20万円未満」というラインが明確に打ち出されていたと書いても過言ではない。
この事実は、機械代高騰のキッカケになったひとつの要因でもある。
面談者の年齢は30歳代。彼から最後までこの税制改正の話は出なかったので、この話をしてあげたのだが、「そうそう!」と知ったかぶりされた(大笑)。
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かなり前
名前度忘れしましたが
平和が機械代十万ぐらいのフィーバータイプ作りましたよね?
各メーカー定期的に安価の機械を作るべきだと思います
ピンバック: Unknown
コメントありがとうございます。
>各メーカー定期的に安価の機械を作るべきだと思います
16万円くらいで、新興メーカーが、奇抜な台を販売して欲しいのですがね。
ピンバック: 元店長
今でも資本金1億以下なら30万未満は消耗品費で落とせます。
30万超えてるところに警察と国税の暗黙があるのでしょう!?
ピンバック: 通りすがり
機械代高騰を熱く語る30代男性って、まさかボンペイ氏ですか?
ピンバック: Unknown