1年前その後釜に入ったのが地元ホールだった。
大手が見放したホールが他店に渡ってどうなっているか、と気になった業界関係者がさっそく足を運んだ。
正月営業も一段落した平日の昼間だった。
その日は屋台イベントをやっていた。焼き鳥1本が1コイン。焼き鳥には行列ができるほどの盛況ぶりである。

280台あまりの店内はどうか?
業界関係者は頭数と男女比と年齢層まで克明にチェックした。
「全部で205人。稼働率でいえば7割。このうち女性客は60人で、45人が50歳以上と思われるおばちゃん。男性客は17人が50歳以上で後は若者ばかり。改めてスロットの将来性を感じました」
大手が見放した店舗が見事に再生しているようだ。
しかも、20円スロット1本で客を付けている。機種構成は人気機種プラス32台のバラエティーコーナーで全部で50機種が取り揃えられている。
「番長をメインに北斗、ジャグラーを打って結局3万円の負け。設定を入れているからこれだけお客が入っている。実際出していた。コイン10枚で焼き鳥を10本買った。1本3000円の焼き鳥になったが、ニンニク醤油だれが抜群に美味かった」
経営者が代わればホールが再生する。
年末グランドオープンした800台クラスのホールが年明けからすでに5回も新聞折込チラシを入れている。3日おきに入れている勘定になる。タレントもこの間2回呼んでいる。
グランドオープンしたばかりなのに、この回数は多いように感じる。ひょっとして苦戦しているのかと思ったら、これが杞憂。週末の夕方、各コースともびっちり客が付いている。
立地条件をいいか、悪いかでいえば悪い方に入るが、グランドオープン時の熱気は未だに衰えていない。
その一方で、同一商圏にあるホール。かつては繁盛店だった。グループの本店で旗艦店でもあった。年末に1円専門店に切り替えた。1円だからさぞかし賑わっていると思ったら、客は1桁。わが目を疑った。
要は4円だろうが1円だろうが回して、玉を出せばお客は来る。設定を入れてメダルを出せばお客は来る。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。
出玉で魅せる。当たり前の事なんですよね…
当たり前の事がなかなか出来ないこの業界。
ピンバック: 黒帯
「出したら客は来るんや」みたいな事言われるが出せないから言うんでしょうね。そういうオーナーは出す気が無いんですわ。店長が可哀想です。
要するに「商い」をする気が無いでしょう。客が多ければ「もっと抜かんかい」てなる訳で。経営者が店の力と数字を把握出来てないって事で。お客さんはおろか従業員まで離れてしまいます。
ピンバック: こぶらかい
昨年末から拝見させてもらっております♪
以前から疑問になっていたことをここで質問させて頂きます。
ご回答頂けると幸いです^^
疑問は『なぜ客の居ないパチ屋がつぶれないのか?稼働率一日平均何割でパチ屋の経営は成り立つのか?』です。
台数や客の投資額により一概には言えないものだとは思いますが、客離れを助長しすぎでは?と思うホールが山ほどあると感じてます。
地元のおじいちゃん・おばあちゃんがジャグラー打ってるだけでその他は人気機種ですら稼動2割程度という店が地元にはあります。
イベントもガセばかり。
パチンコ店の客の増減変動ってそこまで長期的なものでは無いように思えるのですが、それでも目先の収益を気にしてド回収。
結果客は離れるばかり。
それでも潰れない店がある。
「資産があるから」にしてもそんなアホな経営を続ける意味がわかりません。
いつかは底を尽きるでしょうし。
これらのロジックが理解出来ません。
『税金対策でパチンコ店を経営してる』
こんな話も聞きますが、それの絡みなんでしょうか?
過去のログに関連のものがあったら申し訳ございません。
ピンバック: tapa
機械事情につきる。最近の5号機だからスロ専でもやっていけるようになっただけ。
ピンバック: カリ
誰も釣り糸を垂れていない池では、釣れる気がしないもんです。
高設定はとっておき。
中間設定を複数使って、ダラダラどれだけ店内
にお客を留まらせておくか。
漫画コーナーに居る人も、ジュースぐらいは買いますからね。
パチンコ店オーナーって、やはりギャンブルは好きなのでしょうか??
それとも、バカらしくてやりませんが多数でしょうか?気になります。
ピンバック: かなは
焼鳥を20円で出すことに問題はないのですか?一般的な価格とはかけ離れてる気がしますが…
ピンバック: だだだ
家賃等高額な支払いがない等借金が少ないお店なら月々のランニングコストがかからなければ2割のお客でもぜんぜんやっていけます。
かかるのは人件費と電気代少しの機械代くらいなもの。
ピンバック: ゴロ
>>機械事情につきる。最近の5号機だからスロ専でもやっていけるようになっただけ
それならば、どーして閑古鳥がわーわー鳴いているホールがあるのか?論点が狭すぎますよ。
tapaさん
答えは簡単。負けてもパチンコ屋に行く客が居るから。
赤字に帳簿上していても、実質稼働が3割あれば黒字でやれますから。
苦しい苦しい言いながら、店舗数は微増しているのですからね。
近所に大手が来なければ、ホールはなかなか潰れません。
ピンバック: horie
最近の5号でも客がいないホールはあるけれどさ、それはどう説明するの?
ピンバック: ユーザーO
薄利多売。赤打って集める。そんな事だけで集客出来るなら、どこのホールだってやれますよね。
焼とりが1本20円の時点で、競合他社の通報で普通は一般市場小売価格との乖離から本来なら出来ないレベルでしょう。でも、こういう営業努力って必要ですよね。
ピンバック: 日報FAN
出さないから客が離れる
よく聞くセリフですが、具体的に何%の利益率が効率の良い出し方なんですかね。
ピンバック: カニミソ
何%の利益率って言うのはナンセンスではないでしょうか?
ホール側の利益率って還元率の中の話の場合がほほとんど。
顧客目線の出すっていうのは赤字営業ですよね。
暴利営業は置いておいていかに出しているように感じさせる事ができるかが重要な戦術だと思います。
自店の適正を知ることこそ効率の良い利益率を知ることに直結する事になり顧客と自店との間でよい循環が生まれるのではないでしょうか。
出すっていうのも短期間で連日赤打てば顧客が戻るって事でもないでしょう。
中長期的にいかに商売主として顧客とやり取りが出来るかだと思います。
ピンバック: 北海の中間管理職
ユーザー0さん
機械ってのは魔法玉手箱ではないので…マシンポテンシャルを引き出すという企業努力と相まっての結果では?4号機時代のミリゴでもそうだった様に、導入すればフル稼動とはならないですよ。
ピンバック: 玉手箱
かにみそさんの仰る利益率っていうのは、
【営業割数】÷【損益分岐割数】ですよね?
北海の中間管理職さんが仰るように、それぞれの店舗が「自店の適正」を探し求めて試行錯誤しているのだと思います。ここでいう「適正」を一番分かりやすく数値化しているのが割数ですよね?
割数だと異なる交換率では比較出来ないので、カニミソさんがその指標として「利益率」という言葉を使ったのは至極当然のことだと…
逆に「利益率」以外に全国のパチンコ店の共通の指標ってありますか??
ちなみに私の中には「利益率○○%で営業すれば絶対に勝てる!」という目安があるつもりですが、オーナー様が首を縦に振ってくださりません。。。
ピンバック: 口だけ店長
やはり出玉率のメリハリでしょう
某店はグランドオープンから半年かなり頑張ってました
ヨゴレ対策もそこそこ頑張った
ひねりは増えたら禁止
目にあまるボンクラは出入り禁止
等価だがアタッカーは良好
周辺ライバル店を蹴落としました
ライバル店は2軒も一円専門店になった
その優良店の現在はと言うとプレミアム海ゴールドの出玉が大当り即やめしても1500玉 (笑)
でもその店は稼働パンパン
今や等価のボッタクリ店なんだが
当初の素人への還元がここまで効いている店も珍しいと思う
ライバル店を蹴落とすためにしっかりと出した
店の知能指数が高く
ヨゴレ連中にやられる額を最小限に食い止めた
だからボッタクリ店になってもアホ客がついてくる
やり方ひとつなんでしょうね
ピンバック: ドンタク
私が住む界隈(営業1号さんなら察しがつくだろうけど)のある店がHP上で「(機種名)設置店」とある機種の画像をどかんと貼っている。
店内にもトイレや目につくように「(機種名)設置店」のポスター。
で、その機種を見ると明らかに釘が開いている。常連はよくわかっていて設置がすでに3ヶ月以上過ぎた台に群がる。
イベント告知はダメで、事実ならOKって言うけど、あきらかにイベント告知w
前に甘いお菓子サービス=甘デジイベントの隠語で問題にしていたが、そんなのよりもっとあからさまなことをしている。
いろいろ考えるものだなと感心すると同時に当局がこれに目をつけたら、どうなることかと少し楽しみになる。
設置機種も表示できなくなったりしてね。
まあ、客からするとわかりやすいから助かるんだけどね。
気をつけたほうがいいんじゃない?w
ピンバック: ぱちんこふぁん
出すと言うよりも
まともな客層にしっかりと出すでしょうね
ヨゴレ連中やウチコ軍団に赤字のほとんどを持っていかれていては未来はないです
昔もプロはいたが昔の営業形態では素人にも台が回ってきました
無制限とラッキーナンバーなら権利取れなかったプロはやめて酒呑みにいきました
プロに打たれながらも素人は座れたのです
今は?
労働条件に朝9時もしくは8時半から夜10時までが雇用条件のウチコ軍団や
ヨゴレプロもどきが朝から同じ台を回し倒すんです
素人のアホ客に30万円勝たせたらその30万円は10万円になって店に戻ってきますよ
ピンバック: ドンタク
訂正します30万円勝たせたら100万円になって店に戻ってきます
素人の一般人とはそんなもんです
ピンバック: ドンタク
上野なんてイベントやり放題。
こんなことを警察は見て見ぬふり。
まあ、俺らユーザーにとっては好都合だが。
それにしてもパチ業界ってまとまりないっすね。
ピンバック: 客のひとり
機械事情と以前に書いたが営業技術が伴っているのが前提だ。以前の5号機では、スロ専では利益的にきつい。今の機械は使い方で利益をとりながら玉をみせれるからだ。簡単に言えば吸い込みMAXと出玉MAX値の差が高いから。
ピンバック: カリ
業者から恩恵を受けてる署と受けていない署では取り締まりも違いでしょう
ピンバック: 新人
2~3割で十分採算獲れるわけですか・・・。
ピンバック: tapa
tapa様
もし2~3割の稼動で採算と取ろうと思ったら・・・。
回らない、特賞出玉は削られる、スタッフは2~3人。
入替は中古主流。
そんなお店に行きたくなるか?という事だと思います。
人が少ないほうがいい。と言う少数派の方がいる以上こういうホールは成り立つのです。
正常なホールは成り立ちませんよ。
ピンバック: 通りすがり
岡山の1パチ8スロ専門店《岡山ブルーライン瀬戸内インター下車北へ約2km》で土・日・祭日100円屋台やってる店があるんですけど、屋台自体は大歓迎なんですが、肝心の出玉がねぇ…。160発,5円交換の低換金率であの釘,あの出玉ではねぇ。せっかく屋台で客を歓迎しようという姿勢が見えるのに残念です《月1回イベントも大して釘開いてません》。
ピンバック: サンダードラゴン
私の行くお店はもう少しマシですかね。
スロットなのでパチの釘等はわかりませんが、設定はイベント時でも4が数台レベル(自分や知人の推測ですが・・・)。
新台などは普通に入ります^^:
私は東京在住のスロリーマンなんですが、電車に乗ってまで人気のあるお店に行く気力もありません。
若いマナーの悪い客が居ると耐えられません。
以前台移動自由の店で隣の空き台に移動したら見知らぬ若者に「並んでたんだけど?」と因縁をつけられました。
パチ屋って打ちたい台を見つけたら後ろに並ぶシステムだったんですね・・・(笑)
こういう輩が居ると思うとどうしてもあまり混雑していないホールを選んでしまいます。
行っちゃ行けないんですよね・・・。
ピンバック: tapa
凄いな!2割や3割の稼働でパチンコ店は採算合うのか。
客からみたら酷いの一言
ピンバック: ○
業界歴25年のオーバーの古参、管理職です。
「玉を出せば客は増えるのか?」
20年前に、初めて釘調整に初めて携わった時代には、師匠からパチンコとは、
「出せば出すほど、儲かる商売なり」という哲理を
教わりました。
しかしながら、今日のSNSなどに代表される、情報高速化社会の中で、私の知る1000台クラスの新規店が、GOP以降、1か月で台赤20万円を打ち続けている途中、(2億)みるみる客が減って行ったという事実。P運営には複雑なその他要素がありますが、
減ったという事実は、お客の答え(応え)であって、その店が垂れ流した赤は、ある意味お客の的を得ていなかったように思います。
成功までの道のりは、諦めた時点で失敗。でももっと違う方法論、道筋があるのかを探し続けるのが我々の日々の課題かな。
唯一、お客の明日の来店動機の一つに、今日の景品額がなんとか繋がっているのは間違いありません。
明日の来店客数を予想する時、利ザヤ商売であるP運営は、景品額によってお客のハートを掴んでいる、或いは操作している、のも事実です。1日の中で景品を現金化して次の売上を作る過程を考えれば、出せば出すほど儲かる理由もありですが、人の心を狂わすまでの余裕は、今は無いに等しいのが現実です。
その景品額と売上の利ザヤが利益ですが、冒頭のような経緯に陥ると心臓が止まりそうなくらいゾッとします。
出し続けて客が減り続けたら、貴方ならどうしますか?・・・その答えを一生懸命探しています。
探している間にクビになるか・・、潰れても人の店の精神で意志貫徹するのか・・・。
「面白きこともなき世を、面白く、住みなすものは、心なりけり」
ピンバック: 諭吉
今から1年半程前、近所にグランドオープンしたホールがあります。
4パチ、20スロ専門店で、釘もかなりの良調整。詳しい数字は省きますが、どの機種を打ってみても計算出来る人なら喜んで飛び付くレベルの台がゴロゴロありました。
間違いなく赤字調整だったでしょう。
グランドオープンの三日間が終わっても、多少の開け閉めはありましたが、近隣ホールの中ではダントツに甘い調整が続きました。
加えてその地域は古いホールばかりだったため、綺麗で空気清浄機の付いた広いホールは大変新鮮で評判を呼びました。
しかし客足は徐々に減って行き、1ヶ月後には半減、2ヶ月後には整理券の配布を辞めるほど客は居なくなっていました。
調整は甘いままですが、客は見事に飛びました。
その背景に大きくあったのはなんでしょうか。
まず接客。ランプが点いてるのに気付くのが遅く、走るのが禁止らしいからMAX稼動のシマをひとりで捌けるはずも無く、ランプ点けて数分後にノッタラ歩いてきて笑顔でどうぞ。
当たり終わって時短を半分消化ぐらいまで待たされますので自分で変えます。
店員を本気で怒鳴りつける人も何人もいました。
そして一番大きかったのがノリ打ちや打ち子の排除。グランドオープンからしばらくの間、客の大半がノリ打ちでしたが、そのホールはノリ打ちをある日一斉に出禁にしました。
県外から来てた連中は出玉も貯玉も全て没収。まぁこれは大してデカくはありません。どうせ一見ですので。
問題はその地域内で活動していたノリ打ちのグループまで出禁にした事です。
そのグループは礼儀正しく、素直にホールのルールを遵守しますし、人当たりも良かった為、地域のパチンコ常連で知らない人はいなかったし、仲が良かった。
彼らはルールを守ってやっていたのに出禁になって納得がいかず抗議しましたが無駄に終わると、その話はすぐに常連に流れました。
ノリ打ちが出禁になり彼らがホールから消えると、常連も消えました。それまで来ていた客の大半が一気に来なくなり、前の地域一番店が再び沸くようになると、新規店の薄い信用は崩れ落ちました。
オープンから半年後、流行りの1パチ5スロ専門店に変わりましたが、ホール内は未だに閑古鳥が鳴いています。
ピンバック: わくさん