パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

玉箱換算から勝ち負けの金額換算が意味すること

ケンタッキー・フライド・チキンでアルバイトしている女子高生が、クリスマスプレゼントで店から13ピースをもらった。家族は両親と3人暮らし。

お父さんは1ピース、お母さんは2ピース食べた。残り10ピース。レンジでチンして熱々にしたが3ピース食べたところでお腹一杯になった。それ以上は入らなかったが、「こういう時にコーラがあれば、もう1ピースぐらいなら食べられるよね」と娘が発した言葉が引っかかった。

お父さんは50代。パチンコ歴は30年以上。

「昔はパチンコを毎日やっていても楽しかった。仕事帰りに3~4時間打っても疲れなかったのに、今は何時間も打っていられなくなった」と言う。

今やすっかり1パチ派。何時間も打っていられない原因を考えた。

昔に比べると遊技機から発せられる効果音でうるささが格段にアップしている。当たりもしないロングリーチを見らされるのも苦痛だ。

「そうだ、何時間も打っていられないのは機械に原因がある」と結論付けた。

「ケンタッキーは口直しにコーラがあれば、また食べられる。パチンコも長時間打っても疲れないコーラのような中和剤が必要だ! 気分転換になってまた打ちたくなるものをメーカーは考えるべきだ」とお父さんはメーカーに注文をつける。

こうした客からのウォンツが商品開発のヒントになるものだ。

商品開発のヒントになる話をもう一つ。

店長歴20年のAさんは、客の会話が「何箱出た」から、「いくら負けた」の金額ベースに変わっていることが引っかかっている。

各台計数機の普及で玉積みがなくなる中で、玉箱換算をしようにもできなくなった。

Aさんの店では写メがない時代、10箱出したお客さんの記念写真をポラロイドカメラで撮影してプレゼントした。

この企画は案外好評だった。10箱出したことを自慢したいお客の心をくすぐった。お客さんの中には箱は満タンにしないで8分目ぐらいにして、10箱になるようにするぐらいだった。

勝ったことは箱で計算していたが、勝ち負けが金額ベースになると、お客さんも冷静になってくる。これがパチンコが衰退する一因ではないかと考えるようになった。

各台計数機は省力化の決定打で人手不足の解消にもなるが、アナログ世代にはマイナスでしかないような気もする。玉やメダルが外に一切出ないことは、達成感を求めるお客さんのためになるのか? 管理遊技機、メダルレス遊技機時代の到来を不安視するホール関係者も少なくない。





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

休眠口座の手数料問題とホールの会員カード

三菱UFJ銀行は2年間入金や出金などの取引がない不稼働口座について、年間1200円の手数料を取ることを検討していることがニュースになった。対象となるのは、2020年の10月以降に開設した口座となる。

口座の維持には、通帳の印紙代、人件費、システム運用などで年間2000円~3000円ほどコストがかかるという。銀行は長引く低金利で収益が悪化しているため、少しでも負担してもらいたいという考えだ。

預金者が大変なのは手数料問題だけではない。銀行口座の預金にも「消滅時効」がある。

最後の取引または最後の満期日等から、銀行の口座の場合は5年、信用金庫や労働金庫は10年と定められている。

実際のところは消滅時効後の払い戻しにも対応している銀行がほとんどなので、それほど気にすることはないと言われていたが、2018年1月に施行された「休眠預金等活用法」により、国は10年以上取引のない預金等を、民間公益活動に活用できるようになった。

10年以上口座を放置していると、「休眠預金」は、知らぬ間に公益活動に使われてしまう場合がある。身寄りのないお年寄りが死んだ場合のどの休眠預金などがその対象になりやすい。

三菱UFJ銀行の休眠口座の手数料問題を受けて、ホールの会員カードの見直しを図る動きもある。1年以上来店していない会員カードを洗いなおしてみたところ、金額ベースで70万円以上も貯玉しているにも関わらず、来店していない会員がいることが分かった。

年齢的にも来店できないことが想像できる。

ホールが閉店した場合、貯玉は一般社団法人貯玉補償基金によって補償されるが、現金には換金することはできず一般景品との交換になる。補償上限はパチンコ25万個、スロット5万枚で金額ベースでは100万円。カタログ景品の中にさして欲しいものもない。

首都圏直下型地震が起これば都内のホールも壊滅的な状況に陥ることは容易に想像できる。その時、貯玉していても簡単には引き下ろせない。そういうことを遊技者の立場で考えると今後は貯玉しない方がいい、という考えも出てくる。

休眠口座の手数料問題は会員カードを見直す機会を与えてくれたことになる。

「ウチは会員化率をアップするために、手数料を取らずに貯玉再プレイに上限を設けていません。会員化率は上がったものの、再プレイ率が上がり売り上げも上がりません。手数料をいくらに設定するかが改善点になっています」(ホール関係者)

ホールが閉店したら一般景品としか交換できない。大地震が起こればすぐに貯玉を引き出せない貯玉システムを今後どうすべきか。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

65歳以上の男性が1カ月で余暇に使えるおカネは6700円

ある生保が65歳以上(男性)の消費動向を調査した。65歳以上でもまだ働いているか、完全リタイアしているかの設問項目から始まり、働いていない場合の余暇の過ごし方などに迫った。

65歳以上と言うと当然年金生活者となるわけだが、彼らが余暇に使える1カ月の平均額は6700円と出た。自由に使える金額が限られていることが浮き彫りになっているが、では、余暇の過ごし方のベスト3がこれだ。

1位 読書、テレビ、音楽鑑賞
2位 散歩、ハイキング
3位 パチンコ

なんとパチンコが堂々3位にランクインしている。65歳以上と言うと成人男性なら一度はタバコと同様にパチンコを経験している世代でもある。

パチンコは近所にもあるので手軽に行けることもポイントになっているが、年金生活者は1カ月6700円では1パチを打っても、毎日ホールへ行くことはできない。

6700円しか自由になるおカネがない年金生活者の受け皿として、さらに低いレートが必要になる。実際に50銭、20銭パチンコもあるものの、1円以下のレートは採算が悪化するばかりで、主流にすればホール経営そのものが成り立たなくなる。

となると、レートを下げるよりも交換率を大幅に下げて出玉感も味わってもらう方が、ホール経営には得策であることは言うまでもない。

一物一価の徹底で等価あるいは11割分岐の高価交換の現状では、「65歳以上の年金生活者はいずれパチンコから引退せざるを得なくなる」とレポートでは警告する。

仕事をリタイアしても永続的にパチンコを楽しんでもらうためには、交換率を引き上げることに論を俟たない。

そもそも1位、2位の余暇の過ごし方はほとんどおカネがかからない。読書は図書館へ行けばいくらでも本はタダで借りられる。図書館によってはCDの貸し出しもある。ハイキングは歩くことで健康にもなる。

消費税が10月から2%増税になり10%となった。これまでも2%刻みで増税しているが従来、国民は7兆円の増税負担があった。今回はキャッシュレス決済のポイント還元など2.5兆円程度だと言われている。食品は増税後も消費は変わらないが、衣料品などの耐久消費財が苦戦している。

リサイクルショップやメルカリの台頭で新品が売れなくなっている。服だけではなく人が使った化粧品までが売れる時代で、いかに安く済ませるかにかかっている。

国がおカネを使わせたいのは一番貯蓄率が高い団塊の世代である。その世代におカネを使わせようとジャパネットたかたはクルーズ船の旅を販売している。

一部はそうやって使ってくれるが、団塊の世代である70歳以上ともなるとネットが使えないので、家の中にいながらにして買い物をすることもできない。スマホもおぼつかないのでキャッシュレスで買い物もできない。

団塊の世代におカネを使わせるにはネットとスマホは不可欠となる。

翻ってパチンコ業界を見た場合、現在50代の顧客が70代になってもパチンコができる環境を整える準備を今から始めなければならない。

20年後、ホール軒数は半減しているかも知れない。近所にホールがなければ、それだけでもパチンコを止める理由になる。20年後と言えば消費税は15%~20%になっている可能性があり、ますます財布のひもは固くなる。20年後なら財布ではなくキャッシュレスになっているだろうが。

日本の人口の1/10が集中する東京の活況を見ても参考にはならない。もっと地方を見て地方が繁盛させる方策を考えなければ、パチンコにもおカネは回ってこない。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

次世代遊技機は複合化のチャンス

業界を変革させる一手として期待されているのが、玉やメダルが外に出ない管理遊技機やメダルレス遊技機のリリースだ。実際、市場に投入される目標時期は、日工組が2020年秋、日電協は2021年の春を予定しているようだ。スロットはホッパーやセレクターが不要になる分、機械代も安くなる。パチンコも部品の共有化などでコストダウンを図る。

暗い話しかない業界にあって明るいニューズである。

ホール側からも期待の声が挙がる。

「管理遊技機やメダルレス遊技機が登場することは、次世代遊技機として大々的に宣伝して欲しいですね。まず、スリープユーザーが振り向くでしょう。どんな機械かホールに足を運びます。スロットはコインを触らなくてもいいのでネイルを気にする女性にアピールしたい。大々的なキャンペーンをメーカーの組合でやって欲しい。これはシステムが代わったということで、テレビCMでやって欲しい。カジノにも抵抗できる。ホール業界のイノベーションですよ。次世代遊技機が出るまでに今が辛抱時です」

管理遊技機は来年秋を目標にしているが、東京パラリンピックが終わった頃か?

「ウチは再来年の夏頃ですね」と話す有力メーカー関係者がいるが、目標とは1年遅れだ。

「管理遊技機の登場が業界は等価を止めるタイミングでしょう。玉積みができなくなる分出玉は見せられないので、新規ユーザーを獲得するには割を上げて営業するには交換率を下げるしかないと思います」(ホール関係者)

次世代遊技機はまず、メダルや玉から出る騒音がなくなるので、今よりも静かな遊技環境になる。加えて、禁煙化が実施されているのだから、騒音とタバコの問題は解決されている。

「ホールの島レイアウトも劇的に変わります。補給工事が不要なので、レゴブロックを組み立てるような感覚で、4台を背中合わせにすれば、四角になります。円形も自由自在。パチンコとスロットを隣同士で並べることだってできます。店内の雰囲気はガラリと変わります。例えるならカジノのイメージでしょう」(メーカー関係者)

タバコと騒音問題が解消され、店内のイメージもオシャレに変わるとなれば、ホールの中にスタバがあっても違和感がない。

「本屋とカフェが一緒になっていますがそんなイメージです。パチンコだけでは集客出来なくなっています。パチンコのイメージが変われば複合化が可能になってきます。今でもパチンコとコンビニの複合はありますが、24時間営業に拘らない時代になってきているので、ホールが営業している時間だけの形態でコンビニチェーンは狙っています。コンビニのイートインコーナーがホールさんにはメリットになる」(同)

騒音とタバコがなくなれば複合化のチャンスということだ。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

パチンコで勝った6万円をボッタクリスナックで…

岩手から22歳の青年が上京してきた。初めての東京だった。常磐線のホームのアナウンスを聞いてびっくりした。

その内容とは「次の列車は短い10両編成です」。

「10両で短いんですか!」

田舎は1両編成はざらだから仕方ない。

3日間の滞在中、パチンコも打ちに行ってこれまたビックリした。店内の人の多さと、スタートが良く回ることだ。

1パチ専門だが、最初の店で勝つと気を良くして、数軒のホールをはしごした。幸運にも連戦連勝だった。ある台では37連チャンした。

トータルで6万円ほど勝った。

北千住で人と会う約束があったので、昼間の北千住を歩いていた。昼間から客引きに遭った。スナックでランチをやっている、という。純朴な青年は客引きの意味も知らない様子で、そのまま店に入って行った。

焼き魚定食は780円だった。

客は誰一人いなかったが、カウンターに腰を落とし、定食を注文した。

ママと会話する中で、ママにビールを勧められ食べながら、飲みながら会話が弾んだ。
東京に初めて来たことや、東京のパチンコ屋は良く回り、連戦連勝で6万円勝ったことなどを話した。

会計するときに純朴な青年は客引きの意味を知ることになる。

定食とビール1本で6万円也!

伝票を見て凍り付いた。青年はビックリすると共に「間違いじゃないんですか?」とママに抗議した。

すると、中から強面の男がメニュー表を持ってきた。

そこには焼き魚定食3万円、ビール3万円と書かれていた。

「ちゃんとメニューには料金を書いているだろう。見えなかったのか」と凄んだ。

客引きはカモを狙っていた。そのカモは、パチンコで6万円勝ったことを饒舌に話した。まさに、カモがネギまでしょってきた状態だった。

店は純朴青年が6万円は持っていることを値踏みしながら、裏でメニュー表を作ったものと思われる。

新宿・歌舞伎町ならいざ知らず、昼間の北千住でボッタクリスナックがあるとは思ってもみなかったことだろう。

警察に駆け込もうかとも考えたが、どうせパチンコで勝ったカネだからと諦めた。

客引きには用心しなければならにことを学んだが、それ以上に東京のホールは地元よりもボッタクリ店が少なかったことが収穫だった。

やはり地方は遊技人口も少ない中での営業となるので、渋い営業となることを悟った。




人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。