パチンコ日報

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高純増タイプ一辺倒にならないことが業界のため


日電協は純増枚数の自主規制を強化する中で、5.9号機に至っては純増枚数を2.0枚以下に抑えていた。新基準機となる6号機ではAT機の最大純増枚数が2400枚に規制された。その代わりに日電協は純増規制を撤廃し、純増10枚以上の機種を作ることも可能になった。

6号機時代がスタートして1年以上が経過する中、3月に高純増枚数の期待に応える形でリリースされたのがReゼロだった。ATタイプでウリは純増8枚。リミッターの2400枚まで到達するのに20分弱。現行6号機最速のスピード感がユーザーを虜にした。

初期ロットは8000台、と抑え気味で販売をした。人気はうなぎ登りで4度にわたる増産で7月の時点では5万6000台が市場に投入されている。高純増タイプはパチンコで言うところのMAXタイプでもある。Reゼロは導入当初は台数が適正だったこともあって粗利が取れていた。7月の増台のタイミングで全国の玉利は赤に転じている。

高純増タイプは、スピード感はある反面、ユーザーにとってはキツイ機種でもある。この手の機種は地域一番店の高稼働店では増台も有効だが、人気だからと言って2番店、3番店、4番店のホールが増台するとアウトは必ず下がる傾向にある。自店には高純増タイプを好む客層がそこまでいないことに気づかなければいけない。

ところがReゼロの成功で、今後、各メーカーから高純増機のリリースが目白押しとなっている。人気が出れば一気にその方向に舵を切るのが業界の常だ。

高純増で煽られるのがホールだ。数値比較だけで判断することが機種選定を誤らせる。表面のコイン単価などの数値だけを見ての判断は、思考停止と同じことである。今はどうしても高純増タイプばかりに目を奪われてしまうが、自店の客層や機種のAT確率や版権、ゲーム性も考慮して機種選定しないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになる。

確かに高純増タイプを好む層も一定数いるが、増台、増台で供給過多となれば、当然ながらアウトは下がる。やはり辛い機種もあれば甘い機種もある、というように豊富なバリエーションが必要だ。

例えばガールズ&パンツァーは純増枚数が約2.6枚、最近発表された新台であれば蒼穹のファフナーEXODUSであれば、純増枚数が約2.7枚だ。高純増に比べると見劣りはする。純増枚数を抑えるのはそれなりの理由がある。

高ベースでAT確率、継続率、突入率を上げるためには、低純増でなければ作ることができない。蒼穹のファフナーはパチンコで言うところのライトミドルで、シンフォギアのようなタイプだ。初当たりが軽く、高ベースでしっかり打ちたいユーザーには適している。

そもそも高純増タイプと低純増タイプでは客層も違うのだから、純増枚数だけで機械評価すると間違った選択をすることになる。

6号機の話題は高純増ばかりに期待が偏っているが、高純増タイプの一撃出玉のスピードが早いのは、AT確率やベースが辛く、吸い込みも早いためでもある。

機種のスペックや版権もしっかり見極め、MAXタイプの高純増機とライトミドル的な低純増機を併用してバランスよく使うことだ。

低純増タイプなら新規ユーザーを増やすことも期待できる。業界が取り組まなければいけないことはファンのすそ野を広げることでもある。




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事前会員募集の是非


グランドオープンに先駆けて会員募集を行うのは業界では当たり前の光景となっている。スタートダッシュを図るためには総台数の3倍以上の会員獲得に奔走する。他方、ウチコ軍団対策として事前募集では地域限定などの縛りを加えるホールもある。

対策を講じるホールに対して軍団も黙っていない。彼らも商売だから地域限定に対しては、ホールの近所のスーパーなどで買い物客に声を掛けて、会員カードを作らせて、それを買い取る方法を編み出している。どんなことがあってもグランドオープンに潜り込むのが軍団でもあろう。

最近、グランドオープンした大型店は、敢えて事前会員募集を行わないままにオープンした。軍団・プロ排除のためでもあった。等価交換でスロットが強い地域で、特定日は特にセミプロが大挙押し寄せる土地柄でもあったからだ。

いざ、蓋を開けてみると初日は満台スタートにはならなかった。稼働で言うと5~6割。責任者は顔面蒼白となるところだが、想定範囲だった。

オープン初日は今後固定客になってもらわなければならない地元客だけだったが、逆に稼働が低くかったために、全台開けていたので座れるだけでラッキーだった。この店は「出す」と言う意思表示を伝えることが重要だった。それをプロではなく地元客に伝えることが肝である。

その後、稼働は徐々に上がり地域では2番手に。グランドオープンで事前に会員募集をしないことがアンチテーゼとなっている。

グランドオープンでの軍団・プロ排除について、一般的な考えはこうだ。

「自分も過去3店舗程、グランドオープンの立ち上げに関わった経験がありますが、何故店がプロを排除しようとするか? それは、自社の話になってしまいますが、毎日1日単位でどれだけ出すかを決めます(もちろん、毎日が予定通りにはなりませんが・・・)。
一般のお客様が勝とうが、プロが勝とうが会社はそんな事は気にしません。気にするのは、現場にいる店長以下の役職とスタッフ達です。プロに喰わす位なら、これから常連様になってくれそうな方へ還元したいと思う訳です。だからこそ、店はハウスルールを作って、プロを出禁にしたいのです。そのため地元のお客様限定での会員カードという施策を取っているホールもあります。軍団プロの排除は、一般のお客様への還元率を上げるという側面も持っている点にも注意して頂ければと思います」(ホール店長)

グランドオープンだけでない。特定日にはプロや軍団で満台になっても翌日は元の状態。いつのまにやら余暇産業から期待値産業へ代わっている。



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依存問題対策を現場の取組から考える ②


ヤンキーパンダです。

前回触れた事柄を踏まえて私見を記してみます。
なお、私見が実行済みの取組や準備中の取組と重複した場合はご容赦下さいませ。

以下私見。

①内閣府消費者庁HPとのリンクを更に充実させる
前回文末で触れた通り相談機関や支援機関の数や取組内容の認知は当事者にまだまだ浸透していないようです。

消費者庁ホームページでは、依存問題対策についてパチンコと公営ギャンブルを合わせて包括的に記されていますが、この事もあまり知られていません。

まずはこれらの認知度を上げる必要があります。

パチンコはギャンブルでは無いから公営ギャンブルと同列に扱うのはいかがなものかと言うツッコミは、ここではご容赦ください。

消費者庁のHPで公営ギャンブルとパチンコを同列に記される事に異論がある方もおられるでしょうが、政府機関である消費者庁が他の公営と同列に扱う事は政府がパチンコを無視出来ない存在とみなしている事である。その証であると私は前向きに捉えています。

ですから私は現法制下でのパチンコ業は【後ろめたいグレー業】ではなく【堂々とグレー業】であるとの考えを優先しています。

のめり込み抑止の為とは言え、後ろめたい産業なら注意喚起に止まり、その取組を政府機関がHPで取り上げる事はありません。

公営ギャンブル場における依存問題対策にはパチンコ業界と同様の考え、似たような取組がある事がHPからわかり、そこは大いに参考にすべきかと思います。

ちなみにJRAに関する一昨年の記事では「退場のお声かけ」の対象者は1名だった様です。

これは過去記事で最新の受理件数は確認出来ませんが、過去記事とは言え受理件数1名だった事からご本人やご家族から名乗り、相談し、リストに登録する事の難しさが伺えます。

話を戻しましょう。

消費者庁HPではRSNとパチンコ自主申告・家族申告プログラムがリンクされていますが、今以上に充実を図りたいものです。

消費者庁HPの取組紹介コーナーでは「取組の連絡をお待ちしています。」と告知しています。
そこで是非とも、「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」講習の計画的実施やアドバイザーが、ほぼ全ホールに配置されている事の紹介。そしてこの取組の案内を連絡して頂きたいものです。

②アドバイザー人材育成を強化する
全日遊連は近年安心パチンコ・パチスロアドバイザーの育成に注力しており、そのアドバイザー数は1万6千人を超えました。
(記事引用)

1万6千人超と言ってもこれは4〜5時間のDVD講義の修了者数です。

「修了者=アドバイザー」となっています。

私は問題の性質を考えた場合、1万6千人の方々は初級アドバイザーと位置づけ、次のステップとして中級上級試験を実施し、熟練アドバイザーへの道を開拓していくべきだと思います。

繰り返しになりますが依存問題の性質上、問題に対する「感度」と「見識」を高める必要があります。

パチンコ業界では主任〜店長〜エリア長と言ったキャリアプランが一般的ですが、今後は年齢や性別に左右されない専門職として上級アドバイザーへのキャリアプランも描いても良いでしょう。

また上級アドバイザーには相談機関、支援機関への出向経験やホール実務経験も必要とし、依存問題のオーソリティとしての活躍を模索すべきです。

人材育成にはお金と時間が必要です。そこで人材開発関係の助成金を大いに活用し、その申請には組合が関わり支援すべきです。

③現場の実例をまとめる
依存症が深刻化する前に、早期対応、組織共有が必要です。
スタッフ対応によって深刻な事態になる前に解決する事例はホール現場に多くあると私は考えています。

実例を紹介します。

つづく


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九州北部大雨で被災休暇適用第1号


8月28日の九州北部を襲った大雨は、佐賀県では河川が氾濫して家屋の浸水被害が相次いだ。中でも被害が大きかった武雄市では、4店舗あるホールの中で、ワンダーランド、ひばりの2店舗が浸水被害で休業を余儀なくされている。



この水害の影響は関東のホールにも関係することになる。佐賀と関東がどう結びつくのか?

「営業の打ち合わせで29日にホールへ訪問する予定だったんですが、急きょキャンセルになったんですが、その理由が九州北部の大雨だったんです」(メーカー営業マン)

このホール企業は2011年の東日本大震災を契機に災害特別休暇制度を新設した。東日本大震災では社員の実家が全壊するとともに、親族も失った。災害による見舞金の社内規定はまだなかったが、社長はポケットマネーで50万円の見舞金を出した。避難所に支援物資を送ったり、ボランティア活動に人も出した。

災害特別休暇制度では、本人の実家か配偶者の実家が災害に遭った時は、5日間の被災休暇を与えると共に、見舞金を支給することになった。

今回の九州北部大雨で、その第1号が適用された。

佐賀の実家が浸水被害に遭い、アポイントの日に急きょ帰省することになった。

社内規定では家屋が浸水した場合は5万円、家屋が半壊した場合は10万円、全壊の場合は20万円の見舞金を支給する。往復の交通費も全額が支給される。ただし、配偶者の交通費は出ない。

社員の実家は1階まで水没した。社内規定の5万円では足りそうもないので、社長がポケットマネーで30万円をプラスした。

ホールの規模は10店舗未満。社長の鶴の一声でこの制度が出来上がった。社員からするとすごく頼もしい会社に映る。こうした社員に寄り添う制度が帰属意識・愛社精神にもつながる。

大手ホールではなかなか真似ができない制度とも言える。

「天災は忘れたころにやってくる」

これは物理学者であり、防災学者だった寺田寅彦が大正12年の関東大震災後に残した警句で、災害直後の緊張感や心構えを忘れないように気を緩めるな、という意味がある。最近は大災害のインターバルが短くなり、まだ記憶に残っているころにやってくる。

首都直下型地震は今後30年以内に70%の確率、南海トラフ大地震は今後30年以内に80%の確率で起きると想定されている。

追記

水没していたワンダーランドは10月4日に営業を再開した。



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打ち手はパチンコにストレスがかかる派手さはいらない


ハンドルネーム「先を行くもの」さんの第三の遊技機に対する持論だ。

以下本文

メーカーって本当に機械をたくさん買ってもらいたいのか?
打ち手としてはそう思っているとはまったく思えないので。
数年前から今までで、まだホールに残っているあの有象無象の機械を打ってみるとわかるのだが…、アレで本当にたくさん買ってもらいたいと本気で思って作ってるって?

たくさん買ってもらうために何をやっているのか聞きたい。
この記者に聞いても仕方ないが本気で思っているのなら具体的に記事にしてほしい。日報さんお願いします。

ここからは本題だが、仮に経営統合しても、部品が共通化になっても結局はメーカーの一人勝ちは変わらない。おそらく減収増益でしょう。記事内の記者コメントでもあるように、機械を安くするためにするわけではないのは間違いない。

結局は下がった売り上げをコストダウンで利益を確保するだけの愚策下策の類い。

そしてもっとも救えないのは、売れない原因を自分ら以外の第三要因におしつける事。

「ちーがーうだーろーっ!」と言いたくなる。

あんなストレスMAXな内容に作っといて何言ってんだよ!
欠陥品に近いものを売っておいて「売れないなぁ…」って当たり前だろ!

今のメーカーに必要なのは、
・国語の勉強 
・英語の勉強 
・眼科への受診 
・耳鼻科への受診

っていうのは冗談だが、どこかでそう思えてしまうような内容なのは確か。

とどまることなくエスカレートしていく大げさな見た目、内容、というか全部。

大当たり400発であのキチガイのような音と光。

あーしないとダメなキマリでもあんのか?と。

更には風が出てきて振動して、ってもう精神異常者が作っているとしか思えない。

そのうち機械上部から雨とか降ってくるんじゃね?って。

とにかくあんな派手さはいらない。
ストレスかかるだけ。

第三の機械に頼る前に、まだいくらでも今のパチンコ台にやれることがある。
その根幹を理解しないまま第三の機械とやらに頼るなら、間違いなく同じ轍を踏むことになる。



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