しかしこの協会は、わずか17年後の2022年、スマパチ普及前夜にひっそりと幕を閉じた。理由は単純明快――パチンコの必需品だったはずの玉そのものの価値が、急速に失われたからである。
かつて「玉がなければ始まらない」とまで言われた業界の“血液”を供給する組合が消え去ったのに、それすら知らない業界人の方が多かった。業界誌も大きく扱うことはなかった。
ユーザーが「勝てれば玉でも数字でも構わない」と割り切るのは自然だ。だが業界人まで同じ発想に堕ちてしまったら、象徴も文化も守れるはずがない。玉が消え、メダルが消え、補給装置メーカーが消え――その全てを「時代の流れ」で片づけてしまう。自分たちの血液を「不要物」と言い切る無関心。文化産業としての自覚は、どこにも見当たらない。
スロットの世界も同様だ。スマスロが急速に普及し、メダル補給装置は不要になったが、ホールの反応は「手間が省けて楽になった」。業界団体も「効率化が進む」と胸を張る。要は「コストと管理の手間が減れば何でもいい」ということだ。スマート化はホールにとって人件費削減や効率化の恩恵が大きく、玉やメダル関連業界はその波にあっさりのみ込まれた。
結局、業界人はユーザーと同じ「実利第一主義」に染まりきっている。玉もメダルも文化でも象徴でもなく、単なる「出玉を演出する道具」にすぎなかったことが図らずも分かる。
いま周辺機器メーカーの組合再編が進められているが、所詮は延命策。需要が蒸発する市場で団結しても、焼け石に水だ。ホール関係者にしてみれば「装置が消えても売上に影響はない」。むしろ「不要なコストが減ってラッキー」と考えているのが本音だろう。周辺メーカーに手を差し伸べる気など、最初からない。
この無関心の果てに残るのは「数字の遊び場」だけだ。玉を積む快感も、メダルを掴む重みも、誰も必要としていない。画面に数字が並び、増えればそれで満足。業界人もユーザーも、同じ思考回路で動く単純な存在になり果てた。かつて「娯楽産業」と呼ばれたものは、今や「出玉産業」へと縮小され、パチンコ文化も誇りも失われつつある。
今後、生き残れるのは「システム産業」だけである。顔認証、マイナカード連携、キャッシュレス決済――玉やメダルを介さず、すべてを数字で管理する仕組みが主役となる。そこにシフトできなければ、周辺機器メーカーは歴史の中に消えるだろう。
で、設備機器メーカー団体が選択した道はこうだ。
遊技場自動補給装置工業組合は、同組合を存続団体として、遊技場自動サービス機工業会および遊技場メダル自動補給装置工業会と統合し、新たな組合名を「遊技場設備機器商工組合」とした。システムとはほど遠い。そもそもそうした技術は持ち合わせていない。
パチンコ玉、メダル、補給装置――かつて業界を支えた功労者たち。だが今や「不要な伝統」「無駄な遺物」として切り捨てられようとしている。時代の流れと言えば聞こえはいいが、実態はただの「使い捨て文化」である。結局この業界は、玉もメダルも、そしてメーカーすらも、不要になれば簡単に捨て去る。次に捨てられるのは、ホールそのものかも知れない。
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面白みのカケラもなく。
ピンバック: 定年リーマン
一方で、日本全体の行政がデジタル化に遅れをとっていることは広く認識されている日本の課題です。パチンコ業界もその影響を無視できない状況ですが、急速な変化ではないです。メダルレスやパチンコ玉レスはとうの昔に決まっていたので、周辺機器メーカーや団体も需要の見通しに対して、準備期間があったといえます。
ピンバック: メイン基板
長い歴史の中で見たらそれこそこういう事例は枚挙に暇がないのではないかなと。
ピンバック: てんちょ
この間も設備のカタログを取り寄せるために電話したら、AIがチャットとで返事するだの?ピーデーエフ?でダウンロード?できるだのできないだの、訳のわからない話をされてへきへきしました。
おそらく私が本腰あけで少し調べれば、こんなのとは造作もなく理解できるのでしょうが、
我々は忙しいのです。
次々に新しいやり方が出ては消えていくのに付き合ってられない。
お客が困っているのなら、笑顔でカタログを持ってくるのが商売人でしょう。
お茶でも出して、話を聞く時間を割いてあげようと思うものです。
ピンバック: 煎餅
ピンバック: アホくさ
私の知る限り、パチンコ設備工事のご相談であれば、営業マンが事務所に伺ってご提案するメーカーがほとんどのはずです。
そんな失礼なメーカーがいるのであれば是非とも教えていただきたいです。
ピンバック: あかべこ
全く失礼な話ですが、これも時代の流れでしょう。
ピンバック: 煎餅
お前が沸くとアンチコメが増える。
コメ増えないと閉鎖だもんな?
自作自演虚しくないか?
ピンバック: どこまでいってもお前は無能。それ以外言いようがない
ピンバック: crazydoctor
ピンバック: 豚丼
堂々とイキる程度の奴ですから。
ピンバック: アホくさ
この記事で言われていることもそうだし、もっと言えば今のパチンコ業界の現状もそう。
風当たりが強くなったのはやってきた結果だし、多くの純粋な日本人がパチンコに対して明確な悪意をもって接するようになってきたのもそう。
因果応報ってやつですね。
ピンバック: 通りすがり
大当たりしてパチンコ玉や、メダルを山盛りにする楽しさは、体験しないとわかりません。
液晶画面に2万発と表示されるより、ドル箱が通行に邪魔なほど積み上がる圧巻の光景のほうが楽しいに決まっています。
こんな当たり前の事も現代人は忘れています。
スマートフォンばかり触ってるからそうなるのです
ピンバック: 煎餅
ピンバック: 通行人
拾ったら「拾わないでください」ときた。
自分の玉を拾うのですらダメだとよ。
殺意沸いたわ。
以後、その店は目出度く潰れてくれたけどな。
ピンバック: アホくさ