ハードルは極めて低い。毎月100円、1,000円、1万円など、少額の積立額で始めることができる。つみたて投資枠の対象は金融庁が長期の積立と分散投資に適していると認めた投資信託のみとなっている。投資信託などを購入できる上限金額は年間120万円までとなっている。逆に言えば、まとまったおカネを短期で運用したい人には向いていないのがつみたて投資枠ともいえる。
では、ここでシミュレーションを見てみよう。
毎月2万円を20年、25年、30年、35年間それぞれ積み立てていくといくらになるか? まず、タンス預金では当然の如く利回り0%でタンス預金ではおカネが増えることはない。
30年の場合、利回り3%なら約1160万円、5%なら約1637万円、7%なら約2352万円が見込まれる。利益はそれぞれ約440万円、約917万円、約1632万円となる。毎月コツコツと積み立てることで老後資金にもなる。
こんな甘言を聞けば、つみたて投資枠を始めてみようと思う人も増えるだろう。しかし、あくまでも投資なので定期預金とは違って損失が出ることはもちろんある。
オイシイ話には必ず裏がある。
シンクタンク関係者が内情を解説する。
「株価は上がっていますが、アメリカ株が上がっているので日本株もあがっているだけで、限界に来ている。株価を支えるために若い人に株を買わせて長期で保有せる必要があるということ」
それまで株投資などしたことがない人たちが、つみたて投資枠を始めたらどうなるのか?
「われわれの分析結果は、税の優遇も受けられるつみたて投資枠は、ギャンブル産業の敵になる。ギャンブル依存症の人は別としてライトユーザーはつみたて投資枠に流れるでしょうね。まともな感覚を持っている人は、おカネがかかりすぎるパチンコなんてアホらしくてやってられなくなります。同じおカネを使うならつみたて投資枠ということに気づく。業界はつみたて投資枠対策も考えなければならないです」
新規開拓のためにライトユーザーを取り込まなければならないパチンコ業界としては、意外な敵が現れたことになる。

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この時点で影響無いかと。依存症さえ残ってくれれば何も問題無いです。
と言うか、リアルタイムで一喜一憂するパチンコとは別物ですので、ライトユーザーも流れません。
彼らはもはや、無演出には耐えられないのですw
以前記事内でもあったと思いますが、パチプロ、スロプロが流れるのは投資ではなく、投機性の高いFXでしょう。
収益性が桁違いで、私もパチンコには行かなくなりました。
ピンバック: カニミソ
新NISAでは、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円でそれぞれに積み立てることができるため、月30万円年間360万円まで投資信託で積み立てることができます。
ただし、総枠で1800万円の限度額があります。
また、成長投資枠では購入できるがつみたて投資枠では購入できない投資商品は存在しますが、その逆は存在しません。
旧NISAでは、年間40万円のつみたてNISAを選択すると年間120万円の一般NISAは利用できませんでしたが、大きく変更されています。
従って、「上限金額は年間120万円まで」という記述は不正確です。
何の注釈も付けずにサイレントで訂正されるのも結構ですが、訂正される前に付け焼き刃ではなく精査してください。
それが無理なら、せめて「この記事は何年何月何日現在の制度を前提に作成しています」と記載しておけばよいでしょう。
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同列にすることが、パチンコ業界の役割
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