そんな反省からあるメーカーは、パチンコユーザーが何を欲しているか、あるいは何を不要としているかを調査した。
そこで浮き彫りになってきたのが「違和感」というキーワードだった。
例えば、激レア演出が出た時のハンドルの振動や顔に吹きかかる風、重低音演出がそれだ。エヴァのハンドルも当初は違和感を覚えた。
違和感はそれまでになかったからしっくりしない、あるいは、ちぐはぐ感を覚える。これは慣れることでそのうち違和感はなくなっていく。しかし、不必要なものや不快にさせるものは改めていかなければならない。3D映像よりも求められているのは、より細緻な映像だったりする。液晶に頼るからそんな発想になるが、まずはこの動画を見て頂こう。
これは、クレーンゲームで、玉を掬い、クルーンに落として最後まで行けば大当たり。パチンコの3段クルーンがヒントになっているのは、明らかだが、これを見た開発者は閃いた!
「これをそのまま縮小してパチンコ筐体の中で再現出来たら、液晶パチンコよりも絶対に面白い!」
これをそのままスケールダウンするにしても、現行の11ミリの玉を7ミリぐらいに小さくする必要がある。7ミリに合わせれば役物も縮小できるという発想だ。
これなら釘もないので、釘調整の必要もない。これをパチンコ筐体の中で再現できれば、確かに面白い。
今の風営法の遊技機規則の枠ではできない、と諦めてしまえば、そこで思考はストップしてしまう。これを具現化するような柔軟な発想があれば、業界はちょっとは新規客の開拓ができるかも知れない。
スマート遊技機の普及に伴い、専用ユニットの工事が発生する。当初は半導体不足などからユニット不足も起こった。今は、ユニット工事を請け負う業者不足に現場では混乱が続いている。
ホールの新築・改装工事が激減した結果、弱電工事を担当していた業者は、今はドラッグストアやスーパーなどの防犯カメラの設置工事や太陽光発電での配線工事で忙しい。
「ドラッグストア3軒、チョコザップ1軒のカメラ工事をやったが、いずれも元はホールだった。天井裏でスロット100と書かれたコンセントがあった」(工事業者)
話しが脱線したが、革新的に面白い遊技機が出てこないと、関連業者は工事業者のように業界から去って行くということだ。
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