パチンコ日報

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私がパチンコを始めたきっかけと、今

私は今年48歳になります。

初めてパチンコ店に入ってからちょうど30年となるんですね。
そんなことを思い出したので、今回は私がパチンコを始めたきっかけと業界の未来についてお話させていただきます。

あれは大学1年生の春、当時私は名古屋の吉野家で深夜キャストをしていました。そこには当時36歳の「深夜のボス」ともいうべき存在がいて、その方がまた大のパチンコ好きでした。

「パチンコを始めた直接のきっかけ」としてはその深夜のボス(36)に誘われたから、となりますね。だそれだけではなく、当時の深夜キャストは全員がパチンコ好きだったので、ボスがいなくとも必ず夜勤明けにみんなでパチンコに行っていました。

そんなバイト仲間から初めて誘われていったときに打った機種はハネモノ、はっきりと当時を覚えています。機種は平和のブンブン丸でした。

訳も分からず打ち始めて大当たりしてどんどん玉が増えていく。
結果は2,000円の負けでしたがとても興奮したことを覚えています。

それからは毎週、パチンコ必勝ガイドとパチンコ攻略マガジンの購入は欠かさず、機種の知識を増やして「なんとしても勝ちたい!」とホールに足を運ぶ日々でした。

始めたきっかけは自分の意志ではなく周りの影響。そして体験。
パチンコに限らず興味を持つ対象はだいたい、周囲の影響からだと思います。

もちろんそこには興味を持つだけの魅力がないといけません。そして当時の自分にとってパチンコはドキドキ、ワクワク、楽しい空間に写りました。

パチンコは18歳未満入店禁止なので18歳になるまで近寄ることすらない業界です。
もちろん一部には18歳未満からパチンコ店に出入りしていた方はいると思いますが、あくまでそれは少数派。大多数は18歳を超えてから始めたと思います。

そこはそれまでの生活とは無縁の場所、全く触れたことのない世界なので、「(自分の意思で)行こう」ではなく「(一緒に)行くぞ!」、「飛び込みで」ではなく周囲のだれかの「連れていく」、ということがないとパチンコに行くというのはなかなか難しいものだと思います。

僕の場合は周囲にパチンコ好きがいて連れて行ってもらえました。

そして現在。

パチンコ離れが叫ばれて久しいです。パチンコ店の主要客層の高齢化が進み若年層が少なくなりました。
そうなるとそもそも連れて行ってくれるはずの「お兄さん的存在」が少なくなっていることを意味し、この先の少子高齢化を考えてもパチンコファンは減少していくことでしょう。

どんな業界でも若年層を取り込まないと先々の業界の発展はあり得ないです。
しかしパチンコ業界は長年「今、目の前の」客層ばかりに目を向けてしまっていました。
あらためて、業界を挙げての若年層の取り込みを開始しないと恐ろしい未来が待ち受けていると思います。

「いまさら始めても遅すぎる」という意見もあると思います。
しかし取り組みを始めなかったらそれはただの「先送り」です。そして事態はどんどん悪化するでしょう。

「パチンコに一緒にいくぞ」と気軽に誘える環境、この構築が必要です。




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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 誘わないし、誘えない。
    そりゃ客はいなくなるよ  »このコメントに返信
  2. ピンバック: そりゃ客はいなくなるよ

  3. 確かに誘われ誘い行くのが主流でした。
    今は当時と違い遊びがたくさんありますから自然淘汰されていくのでしょう。当時は情報が過度に少なかったですから、オカルトやら都市伝説やら色々興味深いものがパチンコ界隈に存在してて一攫千金の夢もありましたからね。
    ベン  »このコメントに返信
  4. ピンバック: ベン

  5. 連れて行かないほうがいいよ。
    本当に大事なら。
    なんで誘う必要がある。
    負け組  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 負け組

  7. たしかに最初は誘われて行った。
    その先輩も最初は誘われたそうだ。
    でも、ぼくは誘わない。
    誘ったら恨まれるし、友だちなくすから。
    誘うという連鎖を断ち切ったのは業界です。
    1時間で諭吉1枚捨てろなんて、言えるわけがない。
    ぜったい誘いません  »このコメントに返信
  8. ピンバック: ぜったい誘いません

  9. パチンコ屋ってある意味、胡散臭い場所だったんですよね。

    それが浮世離れした層にうけ、普段張り詰めた空気の中働いてらっしゃる方々の気晴らしの場であったような気がしますね。

    今はどうなんですかね、ゴチャゴチャ規制が多すぎてもう少しお店側の自由にさせてほしいですかね。

    例えば、釘は自由にいじらせる。釘調整って言ってみれば台の値札を変えるようなもんで自由に価格設定できないっておかしいですよね。

    その為に一物ニ価を認め無理にスロットに交換率を合わせなくてもいいようにする。

    スロット等価、パチンコは非等価にしたいパチンコ屋さん結構多いと思うんですけどね。

    4月からタバコ嫌いの層も取り込める間口が広がるわけですからこれはチャンスと捉えてお店側にはイロイロ仕掛けに行ってもらいたいですね。
    サガミハラのピン  »このコメントに返信
  10. ピンバック: サガミハラのピン

  11. 「結果は2,000円の負け」 これだよね、これなら誘える。
    はやく戻そうよ。
    ズンロク  »このコメントに返信
  12. ピンバック: ズンロク

    • それを主張したら「そのために低貸しがあるんじゃないか」と
      ほざくバカのおかげで
      4円でそのような勝負になる営業に戻すつもりは全く無いのが見て取れた。
      さらに複数エントリーされた私の記事のコメを見ても
      出玉以外の指摘ですらろくすっぽ直さない集団であり、
      挙げ句の果てに「さっさと止めろ」という始末。
      養分客はなぜこんな物に固執しているのか理解に苦しむ。
      暇つぶしにもなりやしない。
      金をドブに捨てる位なら慈善団体に寄付でもすりゃいいのに。
      変な奴ばっかり  »このコメントに返信
    • ピンバック: 変な奴ばっかり

    • 設定1の台を2時間平打ちすれば平均マイナス2000円ですね。
      最も平均や期待値を理解できれば養分打ちしないが。
      勝ち組  »このコメントに返信
    • ピンバック: 勝ち組

  13. ヘソの戻しを7コにする
    内規ではなく規則で、すべての入賞は7コ以上と決めてしまう
    スタート6回、ベース50の運用をさせて強制的に遊ばせる

    等価へ向かっていく過程でベース(遊び率)がどんどん減りましたよね
    ヘソ賞球も7コから6コ5コ3コと減り、1コ賞球なんてものまで登場しました
    日工組の内規変更で起きたことです

    規則改正や状況に応じて日工組が警察庁へ働きかけて実現していったものです
    ホールが等価営業をするための機械開発であり、市場拡大を願うメーカーらの努力の賜物と言って良かったと思います、当時は

    ホールの台数規制が撤廃となり、大型店舗が増えて、まわるカネも市場規模も格段に大きくなりました
    いわゆる業界等価もその流れに組み込まれていたものです
    大型店舗へ機械をたくさん売りたいから内規を変えていったもの

    いま業界が下向いている原因は台数規制撤廃が発端だと思っています
    syouyu  »このコメントに返信
  14. ピンバック: syouyu

  15. 私はその5年後くらいですかね?パチデビュー。
    もうその頃はパチンコ・パチスロ=「777」だったと思います。主役は完全にデジパチで、2000円の勝ち負けなんて時代ではありませんでしたね。

    >>それからは毎週、パチンコ必勝ガイドとパチンコ攻略マガジンの購入は欠かさず、機種の知識を増やして「なんとしても勝ちたい!」とホールに足を運ぶ日々でした。

    その結果、パチンコは未経験者に教えるような代物じゃないとなるワケですよ笑 逆に今パチンコに誘っちゃう人はその知識の薄い人なんじゃないですか?
    横並  »このコメントに返信
  16. ピンバック: 横並

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