先日取材先のホールへ向かうのにタクシーに乗った。自分の格好を見て「取材でっか」と運転手が聞いてきた。それでよもやま話が始まった。
信号待ちで運転手がおもむろに出してきたのが1冊の雑誌だった。
「これほんまでっか」と広げたページがサクラの募集広告だった。
「入会金がいるようでっけど、ほんまに月100万稼げるんでっしゃろか」と興味津々。
「全部詐欺ですよ。そんなうまい話があるわけもないし、そもそも犯罪行為ですよ。入会金を騙し取るのが狙いでしょう」
「そうでっしゃろうな」
というところで、タクシーは現場に到着した。
全日遊連でもホームページで「サクラ・打ち子」の勧誘詐欺だけではなく、悪質な攻略法詐欺なるので騙されないよう注意喚起しているが、そもそもこういった詐欺まがいの悪質な広告を載せる週刊誌にも問題がある。
見せられた雑誌は「週刊大○」だった。
この手の雑誌社には広告倫理規定なんて存在しないのだろう。法を犯すような広告を堂々と載せることこと自体が、会社倫理として問題だ。
恐らく金になれば何でも受け入れるというのが会社方針なのだろう。
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