元旦営業を取りやめる理由は、売れ筋商品が酒、刺身、寿司などと決まっており、費用対効果が芳しくないようだ。それなら、福利厚生代わりに社員を休ませて、モチベーションを上げる狙いがあるようだ。
パチンコ業界も規制緩和の流れの中で、年中無休、元旦営業が当たり前の風景になったが、大晦日と元旦を店休日にしているホールを発見した。

書き入れ時の2日間を休む理由が聞きたくて、店に電話を入れてみた。あいにく店長は不在。電話は事務所ではなく、ホールにつながり騒音の中で理由を聞いてみた。
「パチンコ業界では珍しいと思いますが、大晦日と元旦を休む理由は特にはありません。結構前から年末年始は休んでいますよ」
もっとすごい理由があることを期待していたのだが、思惑が外れた。
例えば、年末年始は英気を養うために従業員に休んでもらい、家族と共に紅白歌合戦でも見ながら年越しを送って欲しい、というオーナーの考えがあるとか。
ま、サービス業でも昔は元旦でも休んでいたわけだから、元旦を休むことに理由はない、といえばない。
年末年始が休めるということは、従業員からすれば家庭サービスにつながる。
社員満足が高いのか、いきなりの突飛な質問にも丁寧な口調で答えてもらえた。
管理職になってモチベーションが上がらない理由の一つに長時間拘束がある。夕方から閉店までの中抜けはあるが、最後はホールに戻らなければいけない。
そこで夜の作業を早朝に回すことで、中抜けを廃止し、管理職でも家族と一緒に夕食が食べられるように勤務体系を変えるホールも出てきている。
具体的には管理職は6時半に出社し、前日のデータをチェックし、営業予定表と照らし合わせて誤差修正をかけながら、釘調整とスロット設定の変更を行う、というもの。
日中は午後3時の実働を元に、当日のアウト予測と粗利予測の着地点を予測できる訓練をして、明日のシュミレーションができるようになれば、管理職でも7時には退社できる。
家庭を持てば毎日深夜帰宅で家族と顔も合わすことがないような生活が続けば、家庭不和も起こるというもの。
年末年始が休みの話しが社員満足の話しになってしまった。

大阪梅田の駅ビルでは、大晦日から三が日まで休業の店舗もある。オフィス街の立地なので、人の流れが無くなる為に休業されるのだと解釈している。
逆に、京都の八坂神社近くの駅前立地ホールでは年越しの特別深夜営業をしているが、参拝客の時間潰しや電車の終夜営業などで需要が見込める為かと想像する。
ピンバック: 養分
大阪駅前ビルは昔から年末年始は四日間休みますよ
写真のお店は○海グループ?
いい事ですよ
○一グループなどは大晦日でも元日も通常営業ですよ
ピンバック: ドンタク
業界人としては夢のような話ですね。
でもその必要性が軽視されているのは否めない。
年末年始の営業や深夜営業というものは
対費用効果を臨機応変に適用しなければ
会社としても働くスタッフにもマイナスにしかならなかったりする。
特に管理者の日々の勤務体系からすれば
おっしゃる通り、家庭との両立が不可能な体制の会社ばかり。
こういった部分にも業界特有の対応の遅さ(悪さ)が見え隠れしていますよね。
ピンバック: 関西生まれ
大阪駅前ビルは、営業したくてもできないのです。
ビル全館が休館となるため警備上、出入口が1つとなり、ビル入居関係者のみしか出入りはできません。入退館時に手続きが必要となります。ELVも非常用のみしか動かしません。
ピンバック: 元スタッフ
ヤマダ電機さんは元旦を休みにされていますね。これは明らかに従業員の英気を養う上だと思います。会社にとっても最終的には良いのでしょう。今のヤマダ電機さんの業界の立ち位置だからできるのか、こういったことをしてきたから今の立ち位置いるのかは解りません。理論的には後者ですけど。
今の状況で出来る改善は1日の中の出勤時間の工夫やワークシェアリング等で出勤日を減らすことで少しずつ向上することは可能だと思います。
ただ現実は厳しくほとんどのホールは昔より利益率が大幅に落ち込んでいますし、パーソナルシステムを導入しなければならないほど人件費のカットが行われどちらかというと逆に一人頭の仕事量が増えているのではないでしょうか。またお金を管理と、台の釘調整は1店舗で複数の人間が関与することにリスクが発生します。ここにもノウハウが必要になってきます。中小ホールはワークシェアリングには躊躇してしまうでしょう。
マスコミを通じて待遇が良い企業が報道される事は多いですが、私は日本は年間休日が多すぎると思っているくらいです。平均して2日働いて1日休み。(年間休日120日として)でもこれは一部の大企業や公務員さんの待遇と考えていいでしょう。マスコミの影響って怖いです。
P業界に限らず現実的に民間の中小企業のみなさんは結構、働いています。
最近、広島市長が育児休暇の取得に大阪府知事の橋下さんが噛みついたのが良い例だと思う。
仕事には思い通り休日を取れない「ボジション」があると思う。逆に言えば必要とされている証拠。
業界のクリーンイメージ向上を考える事は素晴らしいと思います。良い人材を集めるにも業界のイメージアップは不可欠であります。休日を取ることで頭が冴えることもあるでしょう。
ですが昨今の就職不況の中また業界全体の危機的状況も踏まえ精神論になるかもしれませんが「今、仕事が出来るありがたさ」を店長初め従業員とも共有する事も大事だと思います。また日本は今や離婚率が25%を越えています。これは仕事のやり過ぎで家族不和になった事以外にも原因は多いと思います。
豊かになりすぎた日本。社会もゆとり教育からの脱却が求められているのかもしれません。
ピンバック: HARU
博多駅前に日曜日休む店があります。
理由は・・・・・いえねぇ
ピンバック: 近未来豪遊
パチンコ店以外にも過酷な労働を余儀なくされる業界は多々あります
販売や飲食店もそう
親戚家族が集える正月ですら休みはない
子供にはカレンダーどおりに休めてカレンダーどおり連休がとれる職種につかせたい
時折ひねくれた感覚が出てきますよ
人々が休んでいる時に働くのは惨めだとね
巨額のマネーを貰っているならわかるが違いますからね
でも人々が休んでいる時に働く人々がいるから世間は成り立っていると言い聞かせる
大晦日元日休むパチンコ店は素晴らしい
年末年始ぐらいゆっくりしないと豊かになれません
ピンバック: ドンタク
需要が無いから休む
それだけでは?
周りが休む時休みたい
正月休みたいならこの業界に向いてない
職を変えたほうが良い
早く帰れるようにする努力は良い方向だと思う
家族も仕事も理解を得ながら両立できるといい
ピンバック: Jさん