パチンコ離れについて賛否両論というよりも、若者のパチンコ離れを歓迎する意見の方が主流だった。
レジャー白書によると、パチンコ人口は1720万人と言われているが、パチンコをやらない人のほうが圧倒的に多い。アンチパチンコ派からすれば、今の若者が酒、タバコ、パチンコをやらなくなったのは、健全でいい傾向、となる。
2ちゃんねるの反応を読んだホール関係者の中には、「自分の仕事を子供に胸を張っていえなくなった」と落ち込んでいる人もいる、という。
消費者金融業界はグレー金利ゾーン問題で、多額の過払い金の返還請求に耐え切れず、ついに、業界最大手の武富士が倒産した。これに総量規制が加わり、業界自体が風前の灯火となっている。
グレーといえばパチンコ業界も換金ではグレーのまま。脆弱な立場は改善されていない。大衆娯楽、ゲームといいながら実態は賭博に近い。消費者金融業界の問題は決して他人事ではない。
テレビ局がサラ金のCMを解禁して、パチンコもそれに追従した。サラ金のCMが消えるとそれに取って代わって登場したのが、弁護士事務所の過払い金請求のCM。ここには一連の流れがある。
パチンコ業界にもお客、店、メーカーの3者が潤った時代があったのに、いつの間にか一部のメーカーの一人勝ちの時代に変わっていった。
昔のビッグタイトルというだけで大量導入を図り、それが1カ月と持たない。その負担はお客に強いることになるが、4円で打つ体力がなくなっている。
1台1万円の中古機オンリーで7~8割の高稼働を続けているホールがあるにも関わらず「うちではできない」。
経営者は高コスト体質で銀行の返済も大変だろう。粗利を確保するためにベースを削れば、お客は来ない。
パチンコをやらない人からすると、遊べるパチンコとは2000~3000円で2~3時間遊べるレベルを指すのではないだろうか。
スロットなら1万円あれば遊べる、と書いたがその1万円が異様に映っていた。
パチンコ業界はフィーバーの登場で一気に売上げが10倍以上に膨れ上がったが、現代社会からフィーバー前に戻れ、といわれているような気もする。
メーカーさえ儲かればいい、という発想で高い機械を作り続けることは、業界を破滅の道へ進ませるものである。
リーマンショックから未だ日本経済は立ち直ることができず、一般サラリーマンの年収はボーナスカットで下がる一方だ。仕事があるのはまだいい。リストラで職を失っている中高年は増えるばかり。
パチンコを打つ余裕はない状況で、いい機械が出ても昔のようにホールが賑わうことは期待できない。
少子高齢化に加え、若者がパチンコで遊ばなくなれば、パチンコ人口はジリ貧になるばかりで、産業としても衰退する。
エンビズ総研がパチンコ未経験者にパチンコを体験してもらって、これからパチンコをするかどうかのアンケートを取っていたが、51・4%が今後もしない、と答えている。経験することで半数は興味を持ってもらえることは明るい材料ともいえる。
1パチが普及したことで、一時期は1450万人まで落ち込んでいたパチンコ人口が1720万人まで回復してきた。
パチンコ人口を増やすことは「反社会的行為」とアンチパチンコ派からは叩かれそうだが、叩かれないように増やす方法を考えないことには、業界で働く人たちのモチベーションも上がらない、というもの。
自分たちの仕事が不幸になる予備軍を作っている、と思っていてはやってられない。笑顔のあふれる社会作りにパチンコが役立っていることを実証するためにも、過去の売上げは一旦リセットして、現状に即したホール運営が求められている。
消費者金融業界を反面教師とし、同じ轍を踏まないようにしなければならない。

一台一万円で七、八割の稼働って凄いですね。その店の競合店状況が気になります。激戦区ではないと思いますが。。。
ピンバック: こうじ
単純に今までサラ金からの借金やクレカのキャッシングで遊戯していた客が来店しなく(出来なく)なったからじゃないんですか。
ピンバック: 杉本
2ちゃんねるのスレが伸びるのには要因があります
明らかに不適切な発言がそれです
今回の会長の発言はまさに不適切です
だが業界側は違います
なんとか正義に持っていきたい
しかし本日のエントリーのようにパチンコが生き残るには二千円三千円で遊べるようにしないと無理です
その二千円ですら使えない人が増えました
他業界がみたらこれだけ矛盾した業界も珍しい
ピンバック: ドリアン
店舗の大型化が端を発した。
稼働を維持する⇒大量導入、入替
あいつがやるなら俺もやる。
店舗の要求によりメーカーは即納体制を整える。⇒工場の適正稼働⇒不要機械の生産⇒当然、抱合せの材料⇒次々と機械をリリース⇒機械本来の賞味期間が短くなる。⇒さらに入替をしないと店が持たない⇒負のスパイラルが数順する。⇒入替当初から抜く⇒客が持たない⇒さらに入れ替える⇒店が持たない
ピンバック: 近未来豪遊
異業種(携帯ゲームをはじめ、化粧品や食料品などなど)ではフリーでの試供が主流になってきていますがそこからのニーズ開拓、顧客開拓の考えはもう少し発展できないでしょうか?無料開放日、無料コーナー、新台初日目フリーetc…もちろん既存客の反応ではなく新規客開拓がメインになるわけですが・・・
ピンバック: 関西在住
2通とか小当たりとかの、
出玉のないガセ当たりが来年から規制されるようですね。
まっとうな業界なら、これだけ評判のわるい要素は、規制が実効されるまえに自主規制するのがふつうでしょう。
ところがパチ業界は、
「年内は搭載していいんだ」としか考えない。
グレーゾーン金利が問題になっても、
じっさい法律で禁止されるまで高い金利を平然と続けていたサラ金業界といっしょですね。
私は40代、客の立場です。
まぁ仕事は順調だし、
月に10万くらいなら損したって生活に影響は出ないんですが、
もうここ2年くらいは、「楽しく」打った記憶がありません。
いまはパチンコ屋に入っても、「とっととカネ捨てて帰れ」と毎回言われてるような状況ですから、パチンコで一度もいい思いをしたことがない若者が打つ理由がないですよ。
ピンバック: ぽてちん
今、テレビで派手にCMをやっている『大人のモバゲー』。
どんなに遊んでも無料なんですよね……。
それで、実際にやってみると、大人でもけっこう遊べてしまうのです。
若い世代は言うに及ばず、大人たちまで無料の遊びを当然と感じるようになったらどうなるか……?
1万円なのか、2000円なのか……。そんなことを言っている場合ではないと思います。
パチンコは根本的なビジネスモデル(ビジネスの規模も含めて)を、考え直さないといけないのではないでしょうか?
ピンバック: 日本の農民
付け加えるならお客様=パチンカーの中で勝ちにこだわるパチンカーが増えすぎました
家電屋でお客様の全員が価格コム最安値を見せて値引き交渉しだしたらどうなるか?
今パチンコ店では巧い上級者とパチンコ店がガチバトルをしています
どうにもなりません
ピンバック: ドリアン
低投資で遊べなくなったのもそうだけど、1000円があっと言う間になくなる。
昔は7個戻しとかだったから、1000円で25回回るとすれば250玉+175玉=実質1000円で425玉を打っていることになる。今は3個戻し主流だから25回回れば250玉+75玉=325玉。
この約100玉の差は大きい。単位時間あたりの投資額が上がってるんだから、そりゃ店は喜ぶしメーカーは店が喜ぶスペックの台を作り続ける訳だ。
でも結果的に自分たちの首を絞めてる。
低投資で遊べる台、と言うのは言葉のマジックで、一瞬で1000円が消える今のスペックではいくら大当たり確率を上げても状況は変わらない気がします。
ピンバック: くるり
勝ちにこだわるパチンカーを作り上げたのもまたパチンコ業界ですね。
昔から楽しく打つ層はイベントなんて欲しくはないんですね。
なにせ自分がいつも打つ機種があっという間に打てなくなる。
抜くときは常連さんから、出すときはプロもどきやプロが・・・
専業者に遊びで打ってる人は負けても当たり前とか色々話はあるけども
1円パチンコがこれだけ流行る中
低換金で沢山遊べるという選択肢を提示しないのはなぜでしょう?
乱暴な言い方をすれば、千円で100回回るけど換金はものすごく少ない。
もちろん、良い釘悪い釘勝ち負けの結果はつくけど、食おうと思うと難しい。
スロットは見えないから嘘し放題になるので無理ですけど
パチンコは必ず目に見えるから可能じゃないかなと思うのですけどね。
ピンバック: ふくおかのおっさん
詳細は書けませんが客と打ち子の中間のような存在もあるようですが、何にしても、何をしてもその場凌ぎであって、業界自体の行く先は変わらないような気がします。急なのか緩やかなのかの違いであって今となっては根本的な問題の中枢を叩かなければ軌道修正は難しいと思います。その起爆剤が発動するのがいつ?どこで?誰?なのか・・・真剣に考えなければなりません。
ピンバック: 王政復古の大号令
別にお金が無い訳じゃないんですが、今のパチンコってリスクとリターンが釣り合ってないんですよね。
2万円サンドに入れて大当たりしたとして、原資回収には等価で5000発の出玉が必要ですが
今のパチンコは5000発以上出せる気がしません、継続率80%という数字もホールではどうにも頼り無いですし・・・
近寄るとろくな事が無い、これが私の周囲の人の共通の認識です
ピンバック: 072
バイト先で年輩のお客様が、こんな冗談を言ってました
「継続率8割とうたっている台が有るが、あれは嘘だ」と
実際には続くか続かないかの、二つに一つの50%であるとの事
年輩の方がシンプルな台を好む理由が解った気がしました
ピンバック: amg
継続率を50%から上げてからパチンコはダメになりましたね
時短をつけてヘソを一個下げ
継続率を上げてまた一個下げ
もうヘソは下げれないときたら確変を突然確変
これでもまだ儲けたらないのか確変を潜伏させた
これでは現在の状況になるのは読めた
こんなスペックにしたら客が怒るだろうとか全く読めていない
2100~2400玉出していた低換金時代のフィーバー1回の換金額と現在の1200玉あるなしの換金額と比べたら業界がいかに汚いかがわかる
騙のキーワードを捨てないとパチンコは滅する。
ピンバック: ソブリン
継続率を高めるということは
それ以外を引き下げるということ
一人が大勝ちするということは
その他大勢が負けるということ
多くの一般ユーザーはリスクの高い勝負を求めていない
エヴァの結果が象徴していると思います
もっと「遊びたい」はず
でもメーカーはハイスペックを出したがる
次の新海も過去最高のハイスペック(継続率)
今の業界の流れではお客様の投資金額が増え、勝率が下がり
当然来店頻度が下がる。
昨今の稼働低下は
遊技人口が減っているのではなく
来店回数が減っている。という説もあります
注目機種がMAXタイプばかりじゃ1~2回負ければもう来れなくなるのは必然
しかもろくに当たりも見れない
来年ようやくMAX規制が入るが、それでも法の目をかいくぐって利益とることだけを考えた台ばっかり出るんだろうなぁ
スペックを店が決められないという産業構造が営業の幅を減らしファンを減らしている要因のひとつだと思います
ピンバック: ア太郎
鍵を握っているのは全日遊連ですよ。組合がメーカーに強気じゃないから何も変わらない
ピンバック: 鳴門