ダントツ1位のホールは大手と同様の新台の大量最速導入で玉をガンガン出すタイプなのでこんなホールと同じ土俵で戦おうとしていたからダメなんです。
2位のホールを意識した戦略を立てると、まんまとウチを意識するようになってくれました。
相手はウチを潰そうと、どんどん機械を入替えてくれる。これがすべて空振り。ウチの手の内が読めなくなり、相手が自滅です。
戦わずして勝つ典型例でしょうか。戦略の間違い、タイミングの間違い、スピードの遅れ。それらが相手が自滅してくれた原因です。
2位の店が自滅したことで3カ月も経つと1日の売上げ600~700万円をキープするようになりました。しかし、割数合わせの玉の出し方では限界がある、と感じ、作戦のライン上に乗せた景品額作戦を指示した結果、売上げも徐々に上がり、そこから5カ月後には1300万円をキープするようになりました。
このホール企業は6店舗ほど経営していたんですが、どの店舗もよくない。
せっかく、売上げが上がってきたのに、20日過ぎると本社から「もう600万余分に粗利を取って欲しい」と指示が来るようになりました。
全体の予算が達成できないため、稼ぎ頭となったこの店から余分に取ろうとする。何事にも適正数値があるものです。
無理に取ろうとするので「取るから機械代をもっと増やして欲しい」と要求しました。
この会社は月2回、本社で営業会議が開かれるんですが、これは会議とはいえませんでした。
オーナーである会長に怒られないために、事前に対策会議が開かれていたのです。売上げや利益などの数字は誤魔化すことできないのですが、こういう言葉はダメ、こういう態度ではダメ、と事前にマニュアルを作って会議に臨むのが慣わしでした。
会議は軍隊式です。
会長から指名を受けたものは直立不動で質問に答えなければならないのですが、とにかく怒鳴り散らすことばかり。これでは戦略も対策も何もあったものではない。こんなことでホール経営がうまくいくわけはありません。
社長は息子でした。実権はあまりなくお飾りでした。月の半分は会社にいない。どこに行っているか誰も知らない。
やっていることといえば、稼働が落ちればリニューアルをかけ、集客を図るために新台をむやみやたらと入れる。
そんな大昔の方法で今時成績が上がるはずもありません。
割数合わせだけに熱心なのですが、「42個交換で損益分岐点の2割儲けの割数を出してみてください」というと幹部ですらまともに答えられる人材はいませんでした。
怒鳴り散らすばかりの会長、遊び呆ける社長、戦略も立てられない幹部。
ホールを身売りしながらまだ延命しているようですが、時間の問題です。幹部はおべんちゃらをいって息子の機嫌を取ることが仕事で、組織としてはまったく機能していません。
組織が機能しないところに成績が上がるはずもありません。
結局、改革を嫌うところは改革派を追い出しにかかるものです。改革できないからジリ貧になるわけです。
もうそのホール企業は存在しません。
初めてコメントさせて頂きます。
元来…商売とは『何を売っているのか』をしっかり持っているか否か。それが全てだと思います。
自社が売っている物。
それがお客様の手元に届いた時にどう言う喜びをお渡しできるか。それが根本だと思います。うどん屋がうどんを売り、肉屋が肉を売るのは当たり前です。しかし、その裏側にうどんを食べた時の温かさや、安心感、また今から頑張ろうと言う気持ちなどを売ると言う気持ちが無ければ絶対お客様には受け入れられないと思います。
パチンコ店がパチンコ玉を売っている企業さんは間違いなく無くなっていくでしょうね。でも、悲しいかなパチンコはお金が商品になってしまうので、すべてのお客様が商品を持ち帰ることは不可能。だったら、いかにしてお客様の裏側にある気持ちを汲み取るかと言う努力が必要なのではないかと思います。
それを勘違いしているお店も多いと思います。
パチンコを打っていると店側の温かさを感じることができるお店は皆無だと感じている今日この頃です。
商いで必要なのは「何を売っていくか」ではないんでしょうか。それを突き詰めていくのが商売の基本のように思います。お客様の事を想うことを忘れて成り立たないと思います。
偉そうな事を言ってスイマセン。
ピンバック: 源
上を見上げれば見上げるほど「何を売っていくか」を
忘れてしまっている店舗、企業、業界…乙
ピンバック: ・・・・