パチンコ日報

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ホールの常備薬で発疹が出て大事には至らなかったが…

筆者が子供の頃だから遠い、遠い昔の話になる。当時、田舎の家庭では普通に鶏を飼っていた。それは、卵を産ませることが目的で、鶏が死んだら、つぶして食べていた。



ヤギも飼っていたが、それは2~3歳の頃なので何のために飼っていたのかは定かではないが、おそらく乳を搾っていたのだろう。



家畜と共に生活していたので、当時の人は抗菌力が強かったのか、当時、花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなんて病気はあまり聞いたことがなかった。



最近の子供はたまご、牛乳、小麦、ピーナッツ、そばなどを摂取することでアレルギーを引き起こす。



最悪の事態では、小学5年生の女子が給食に入っていたチーズで食物アレルギーを起こし、呼吸困難から死亡した事例もある。



なぜ、最近になってアレルギー病が増えたのかというと、一因として環境が良くなったことが挙げられている。



1970年代に公害問題に端を発し、急速に環境が整備された頃からアレルギーが増え始めた、ともいわれている。



後進国にはアレルギーが少なく、先進国に多い現代病ともいわれている。



ここまでは、パチンコとは全く関係がないような話に思えるが、本題はここからだ。



転んでひざを擦りむいたお客さんがいたので、ホールが薬箱から塗り薬を塗って手当したところ、薬が合わなかったのか、発疹が出始めたのだ。



幸い、大事には至らずにお客さんからのクレームは出なかったが、このケースから学ばなければならないことがある。



スーパーの試食コーナーは子供にも大人気だ。



最近の子供は前述の通り、食物アレルギーを持っているケースが少なくないので、親がいなければ、試食させないように注意している。



ホールでは頭が痛い、腹が痛い、といって来たお客さんに常備薬を提供することもある。

それはホール側の善意で渡しているのだが、これで、何か起こった場合、善意が命取りになってしまうことも考えられる。



ホールでもらった薬で具合が悪くなった、となれば、メディアがパチンコ業界を攻撃する格好の材料にもなる。



ホールの駐車場で車に子供を放置して、熱中症で死亡した場合、叩かれるのは子供を放置して遊んでいた親ではなく、パチンコ業界の方だ。



パチンコ依存症になるぐらい、のめり込ませたパチンコ業界が悪い、となる。



パチンコ店であったハートフルな話をメディアは取り上げないが、後々、大きなトラブルにならないためにも、何事も自己責任でお願いします、というのでは、あまりにも世知辛い。



善意が命取りになることも想定して行動しなければならない。





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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    まずこの業界は嫌われてることを自覚すべきなんだわ。

    韓国との絡みもあって過去最高に嫌われてるんじゃない?

    寄付やなんやらでお茶を濁しても根本が変わらないとどうしようもない。
    馬鹿  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 馬鹿

  3. Unknown

    最近は業界で10年に一度あるかないかの想定ばっかりを目にしますね(笑)

    挙げたらキリがないですよ・・
    嵐王  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 嵐王

  5. 記事の内容が

    アレルギーにしろ放置死にしろ

    ”残念な事故を減らす”事より悪い事をメディアに書かれないようにという

    印象を与える内容の記事が残念です。



    一応ホールは18歳以上しか入店出来ない前提なので

    仮にアレルギー持ちでも薬を貰う時点で当事者が判断つくと思うので

    そこまでの心配はないのでは?

    ただ塗り薬の一部でステロイドが入っている物があるので

    常備薬には入っていない物を購入しましょうね。

    元スロッター  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 元スロッター

  7. Unknown

    世知辛い世の中になってしまった。
    一般人  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 一般人

  9. 薬の提供はリスクが高すぎる

    薬は本来、薬剤師でなければ提供できないものがかなりあります。

    ホールに薬剤師を置いて提供するのは非現実的なので、基本的には提供しないのが妥当かと。
    元ヘビーユーザー  »このコメントに返信
  10. ピンバック: 元ヘビーユーザー

  11. fantasy

    今日の記事も良かったです。勉強になります。
    販社1号  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 販社1号

  13. パチンコ業界も同じですね。

    きれいなりすぎるのも問題だということでしょう。



    客はキレイさを求めて大手が成長しました。

    しかし、結果として業界は、本来の正常な機能を失ってしまったわけです。



    難しいもんですね。
    軍団員  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 軍団員

  15. Unknown

    善意で薬を提供しても何があるかわからないから注意しましょうって事ですか?

    絆創膏ていどならまだしも薬品が必要な怪我や病気、体調不良なら帰宅を促すか急を要するなら救急車でしょう。



    どうでも良いことばかり想定してビクビクしてる位なら帰宅を促すマニュアルを作った方が良くないですか?

    体調悪くても包帯しても金を使って欲しいってなら話は変わりますけどね。
    DNT  »このコメントに返信
  16. ピンバック: DNT

  17. Unknown

    店の善意は客が負けた時、難癖を含め悪意となって返ってくるのが常です。

    ただでさえ叩かられやすい業界ですからね。

    必要以上の過剰なサービスはトラブルの素。

    客の高齢化と低貸営業によって客の質が年々酷くなってます。

    これからの接客は、

    近づかない

    関わらない

    話さない

    これに尽きる。





    匿名店員  »このコメントに返信
  18. ピンバック: 匿名店員

  19. Unknown

    本人の意志で薬を使ったのですから、善意で提供したお店側には何の落ち度もないでしょう。事故を過度に警戒して何でもマニュアル化するのは人間的でないと思いますね。

    メディアや一般市民がパチンコに対して偏見を持っているのは事実であり、仕方のないことなのですから、もうちょっと人間味のあることを世の中に対して発信していくのが良いのではないですか。なんとか情熱リーグとかいう上からの強制的なものでなく、社の理念とか、その辺りから徹底していくのが良いと思います。
     »このコメントに返信
  20. ピンバック: 獣

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