パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

一般景品の交換率を上げるには市場価格の見直しが必要

1月15日、東京・新橋の第一ホテル東京で全日遊連の全国理事会が開催された。席上、警察庁保安課の小堀龍一郎課長の講話が行われた。

主要部分は割愛して、最後の部分を抜粋した。

次に、賞品の取り揃えの充実についてです。業界では平成18年、遊技客に賞品を選んでいただく楽しみを提供し、真の大衆娯楽としてのぱちんこ営業のあるべき姿を実現するという決意のもと、ぱちんこ営業者関係5団体により「ぱちんこ営業に係る賞品取りそろえの充実に関する決議」がなされました。

今一度、この決議を確認し、各営業所において、自身の店舗の状況を再点検した上で、不十分な場合には早急に見直しを行うなど、貴連合会が本取組について業界をリードしていただきたいと思います。

最後に、等価交換規制についてです。

ご承知のとおり、営業者が客に対し賞品を提供する際には、遊技球や遊技メダルの数量に対応する金額と等価の物品と交換しなければなりません。いかなる遊技機、賞品であっても、例外なくこの規制に従って提供されなければ、法令違反となります。当然、この規制についても遵守徹底をお願いします。

以上抜粋終わり

最後の方ということは優先順位は低いということだが、毎度、毎度同じことを言われ続ける業界にも問題があるが、一般景品、特に高額景品が出なくなって久しい。景品が出なくなって廃業した景品問屋も少なくない。

パチンコ客のニーズは換金であることは今も昔も変わらない。それでも、景品の上限額が1万円に引き上げられた時は、DVDプレイヤー、ゲーム機、ミニコンポなど高額商品が売れた時代があった。それで財を成した景品問屋もあった。

当時は40玉交換が主流で、換金するよりも景品を取った方が、メリットがあったから、高額景品も出た。

これが等価交換が主流になると一般景品と交換するメリットはなくなり、高額商品は特に出なくなった。それに伴い、景品のアイテム数もだんだんと少なくなり、警察庁からの「賞品の取り揃え充実」の指導へとつながる。

魅力的な一般景品を出すために、ホール専用景品を考え、実行した景品問屋もあった。AKBのパチンコが登場した時はホール専用のAKBグッズもあったが、一過性で終わってしまった。

そういう状況でありながら警察庁は、一般景品の価格については市場価格の姿勢を崩さない。市場価格が定価1000円なら、ホールの努力で安く仕入れて、定価よりも安い700円で提供することはNGだ。定価より安くすると「射幸性をそそる」という理由だったような気がする。

今はネットで価格を見ながら買う時代で、ホールの一般景品が市場価格よりも大幅に安ければ、一般交換してみようという気になるが、警察庁はそこを断固として崩さない。

警察庁が本当に一般景品の交換率を上げたいのなら、仕入れ価格に適正な利益を載せた価格をOKにしないと前進しない。

追記

警察庁は平成30年1月30日付で市場価格の見直しを図っていた。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について

7 賞品の提供方法に関する基準 (1) 施行規則第36条第2項第1号イ中「当該遊技の結果として表示された遊技球 等の数量に対応する金額」とは、当該遊技の結果として表示された遊技球等の 数量を玉1個又はメダル1枚に係る遊技料金(消費税額及び地方消費税額を含 む。)に乗じて得た額をいう。 また、同号イ中「等価の物品」とは、同等の市場価格を有する物品をいう。 市場価格とは、一般の小売店(いわゆるディスカウントストア等も含む。)に おける日常的な販売価格をいい、特別な割引価格はこれに該当しない。



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コロナ解雇のパート主婦は、またホールで働きたい!

週刊誌のライターが生活困窮者のテーマ取材で、34歳のシングルマザーAさんに巡り合った。時給の高い職種を選んだ結果、1300円が目に留まりホールで働くことになった。保育園には3歳児を預けた。

仕事は表周りだった。子供が熱を出して急きょ休まなければいけなくなっても、配慮してくれて働きやすい職場だった。

勤務していたホールはコロナ禍の影響をまともに受けることになる。

昼間の客数はコロナ前の半分、夜はさらに減った。スロットコーナーは、コイン補給の仕事もほとんど不要になった。客がいないのでトラブル対応もほとんどない。

表周りの仕事は数少ない客の「出なくなった」との愚痴を聞くことに変わった。

客数が減れば、ホールは釘を閉めて利益確保に走る。顔見知りの常連客がだんだん来店しなくなった。

暇で暇でしょうがない状態が続いた。正社員だけでも持て余すほどの仕事量だった。

客数が減っても固定費は変わらない。まず、人件費を削減するために、ホールが下した決断は、持続化給付金を申請することもなく、パート、アルバイトを全部切ることだった。

Aさんは退職金代わりに1月分の20万円が支給された。

Aさんはすぐに次の仕事を探した。スーパーで時給1020円のレジ打ちが見つかった。レジ打ちは1時間で客が途切れることもなく、忙しかった。同じ場所にずっと立っているのが辛くて仕方なかった。軽度の発達障害で同じ場所にじっとしていられないからだ。ホールは歩き回ることができるので向いていた。つくづくホールは時給が高い割には仕事は楽だったことを痛感した。

閑話休題

Aさんはある日、街中でホールの常連客だったBさん(60代)にばったり出会った。A子さんが勤務中に来店しなくなった客の一人だった。

「出なくなったからな。他のパチンコ屋も皆一緒で出なくなった。勝てる気がしなくなった。顔見知りもだんだん姿を見せなくなったので行くのを止めた。われわれ年金生活者はもう行かないよ」とパチンコを止めた理由を話した。

Bさんの息子が「おやじの暇つぶしに」と中古のパチンコ台をプレゼントしてくれた。

指で命釘を広げた。

「1000円で25回以上回ればパチンコは楽しい。保留玉が一杯になるぐらい回さないと客はどんどん減るよ」

しかし、1カ月もすると飽きてしまった。

市役所に問い合わせると、廃棄するには粗大ごみでは扱ってくれないことも分かった。

そこでBさんは家庭用のパチンコ台も月1回、定期的に新しい台をレンタルするシステムを作ってくれたらいいのに、と考えた。

そんな近況報告を立ち話でした。

で、Aさんは、別れた亭主から毎月3万円の養育費を入れてもらえず、景気が回復したらまたホールで働きたいと願っている。



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スポンサーがつかずお蔵入りなったスロットを題材にした深夜ドラマ

在京キー局関係者が自らの業界を「斜陽産業」と自虐的に評価する。かつては憧れの業種だったテレビ局が窮地に立たされている。

「今年のボーナスは何とか出たが来年夏のボーナスはどうなるか分からない」と言いのける。その理由は広告収入が減少の一途をたどっているからだ。

実際、ゴールデンタイムの番組ですら、「どれだけ番宣を入れたら気が済むんだ」というぐらい本来のスポンサー広告より、番宣の本数の方が多いケースもある。この傾向はネット広告が台頭してきてからこのところずっと続いている傾向だ。それがコロナ禍でより鮮明になってきた。

テレビ局は年代別視聴率も取っている。スポンサーにすれば若者をターゲットにしている商品なのに、テレビでCMを打っても効果が薄い。なぜなら若者のテレビ離れが進む一方だからだ。

となれば、ターゲットを絞り込んで広告が打てるネット広告の方がより費用対効果も高いので、自ずとスポンサーはネットの方に流れる。

その推移が2019年に完全にテレビとネットが逆転現象を起こしている。


特に最近は検索連動型広告が急増している。ネットで検索した商品などがサイトを見ていても次々に飛び込んでくる。興味がある人にはうってつけだがうるさいぐらいまとわりついてくる。ま、その分、効果も高いのだろう。

テレビが負けているのは広告出稿量だけではない。ネットフリックスなど有料動画チャンネルの台頭はテレビ局の番組作りにも大きく影響している。

なにせネットフリックスは全世界で有料会員は2億人に達しようとしている。月額800円だから単純計算しても年間収入は1兆9000億円。すごい金額だ。

広告収入が減ってテレビ局がやっていることは制作費の削減だ。そこで槍玉に上がるのはギャランティーの高い芸能人、俳優、キャスターなどがリストラ対象となる。

俳優にしてもテレビ局で1本のドラマのギャラが300万円クラスとすれば、ネットフリックスなら500~700万円に跳ね上がる。それだけ有料チャンネルで潤沢な財源を確保しているからだ。制作費も潤沢なネットフリックスの方が面白い番組が作れる。ますます若者はテレビからネットへシフトしていく。そして、テレビを観るのはパチンコの様にシルバー層だけになってくる。

厳しい台所事情のテレビ局の営業部が、昔、広告出稿が多かった業種を洗い直し、企画ものでスポンサーを取ろうと動いた。

それが深夜帯のパチンコを題材にしたドラマだった。時代の流れから設定をパチンコからスロットに変更して、スロットを打つ客にスポットを当てるものだった。

で、遊技機メーカーに企画を持ち込んだ。乗り気だった1社からのOKが取れずに結局この企画はお蔵入りとなった。

6号機で苦境に立たされることが分かっているのだから、日電協でこの企画に乗って、スロットにスポットを当てるドラマが実現したら面白いのに。

関西ではバームクーヘンのマダムシンコがスポンサーとなって、シンコ夫妻と交友がある著名人を招いてゴルフラウンドを楽しむ番組がサンテレビで放送されている。夫妻のプライベート感満載のゴルフ番組だが、深夜帯ならこんな番組だって放送できる。


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低価交換仕様の電役機がパチンコ復活の鍵

「全く面白くない。こんなに面白くない台を打ったのも久しぶり。3000円打って1発も飛び込みに入らない」とは1月に導入された一発機を打った人の感想である。

都内のホールに1台だけ導入された一発機。日報のエントリーで一発機をボックス導入している事例紹介を読んで、試しに打ってみたようだ。

打ったホールは当然のことながら無定量営業だ。ボックス導入したホールは1回交換で制限を設けているように、運用方法からして違う。

1回交換なら飛び込みもちょこちょこ入るが、無定量営業なら飛び込みも殺してしまう。本来の一発機の楽しさをその時点で殺している。飛び込みに入れば、もう少し粘ってみようと思うものだが、3000円で一発も入らなければ、二度と打とうとは思わない。

メーカーがどんなにいい遊技機を開発しても、ホールの運用の仕方で、ユーザーからは“糞台”の烙印を押されてしまう。

一発機が全盛だった時代は40玉交換だったから飛び込みにも入れることができた。

遊技機の持ち味を殺している諸悪の根源が、等価交換であることは業界人なら誰でも分かり切っていることだ。メーカーも等価交換の時流に合わせて等価仕様の機械づくりに走った。ギャンブル志向のユーザーが今のパチンコ業界を支えている以上、そこから抜け出すことができない。

そのジレンマを断ち切るチャンスがコロナ禍かも知れない。

昨対で2割以上の売り上げが落ち込んでいる現状では、ワクチン接種が浸透したところで劇的なV字回復は望めない。ホールのコロナ閉店も加速するだろう。

このコロナとの戦いに生き残ったホールが、今後の業界を立て直すしかない。

そのためには、メーカーが等価仕様の遊技機作りから脱却することだ。

加えて液晶一辺倒からの脱却である。

“騙し”の液晶演出は初心者ぐらいしか通用しないが、その初心者がいない現状で複雑怪奇な激アツ演出など信じる者はいない。単純な海の演出が支持されるのはその表れだ。

筆者的にパチンコが楽しかったのはハネ物が登場する前の電役時代だ。メーカーはその開発に独自性を出したものだ。

ユーザーもホールも筐体のバカでかい飾りを競争すること求めていないのに、未だに治まらない。

メーカーに競争して欲しいのは等価仕様ではない電役機の開発だ。初心者でも分かりやすい電役機が遊技人口復活には必要だ。

営業方法も低価交換で定量制にする。そう「打ち止め」だ。パチンコから失われた達成感が打ち止めによって復活する。

客層も総替えし、フィーバー前の営業スタイルに戻ることがパチンコ復活の鍵のような気がする。



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「遊技客以外はお断り」ホールの稼働が物語ること

ハンドルネーム「いちかく」さんが、「遊技客以外お断り」ホールに物申す。未だに前時代的なこんなことをしているから新規客が増えない。

以下本文

スロ島を減らしてパチを増やす。
あくまで既存客の離反を防ぐために•••って話。

皆さんの仰るように、まずはパチとかスロとかベース性能とか以前に「調整」だと思います。
自分の知る限り、関東圏ですが配分とかを頑張っていると思えるホールさんは普通に賑わっています。

閑散としている店は、調整やそれを認知してもらう事を怠っているだけだと思います。
その状態でスロ島にしようがパチ島にしようが同じ事かと。

話は逸れますが、最近そう言った広いけどたいして稼働していないホールさんで見て気になった事が•••

「遊技客以外お断り」

この貼り紙をしている事です。

トイレ、喫煙所、地下駐輪場など対象は様々ですが、「打つ奴以外は来るな」と名言している訳です。

もちろん打たない人が入ってくる事によって、遊技客が利用できなくなる状況が頻発するのも如何なものか、とは思いますが、視点を変えればそれらの人は設備が無ければホールに絶対立ち寄らない人、だと言えると思います。

世の中では如何にユーザーを取り入れるかが商売の肝であり、最近では無料の喫煙所を設置して、その中に広告を出して宣伝費を稼いだり、自販機の売り上げを狙ったりする商売も出てきている位です。

一方パチンコ業界はそのイメージから、新規顧客を取り入れる事が非常に困難で、昔の様に先輩に連れられて•••と言った王道パターンも無くなってきていると思います。

そんな中、本来パチンコを打たない人でも利用したくなる設備を有しているのに、これを商機と捉えているホールさんはどれだけ存在しているでしょうか?

足を運んでくれない人に対してサジェストするのは業界柄難しくても、その場にさえ来て貰えれば、きっかけの与え方はいくらでもあると思います。
(せっかく入ってきたユーザーを殺す調整、とかの話しは別の要素ですし、そもそもそんなの大前提なので触れませんが)

サッと思いつくネタでも、YouTube上に転がっている、パチンコ初心者用の動画を流してみるとか、低貸しの気軽さを理解してもらうPOPの掲示をするとか。

これまでになく厳しい時代、排他的な思想は捨てて、もっと健全にオープンにいきませんか?




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