パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

高齢者ヘビーユーザーは戻ってくるのか?

今年の7月7日はパチンコ業界には例年以上に熱い思い入れがあった。コロナ後、客の戻りが悪い中、業界最大の特定日に出すことでお客を呼び戻せる絶好のチャンスと捉えていた。

東京や大阪の一部のホールではまさにお祭り状態だったが、低調に終わったところも少なくない。7の日を得意としているチェーン店でも地方は不発に終わっている。やはりパチンコのメイン客層である高齢者が戻って来ない。お祭り状態を作ったのは20~30代のスロットのヘビーユーザーであることが分かる。

高齢者のことは高齢者に聞け、とばかりにとあるホールが60歳以上のDM会員にアンケート調査を行った。対象はコロナ後来店頻度が極端に落ち込んだ人。特に月10回以上、あるいは毎日来店していたヘビーユーザーに絞り込んだ。

戻りは5%程度。ま、アンケート調査の回答率はこんなものか?

その中から、なぜ、来なくなったか、という声をピックアップした。

「今まで惰性でやっていた。暫く外出自粛で休んでいたら、もう、パチンコはやらなくていい気分になった」

「パチンコをやっている人が叩かれて、人にパチンコへ行っていることが言えなくなった」

「駐車場に自分の車を止めているのを見られるのがヤバイ」

「志村けんが死んだことがショックだった。家族に止められている」

「ワクチンができるまでは人が集まるところへ行くことは自殺行為だ。バス旅行やカラオケも今後1年間は行くつもりはない」

数は少ないが行かない理由は3つある。

一つは毎日ホールへ足を運んでいたお年寄りは、それが習慣化していた。その習慣が一度断ち切れることで、他の習慣に代わることがある。パチンコが大好きなおばあちゃんが家のことはほったらかしで庭の草はボウボウ、家の片付けもしなかった。パチンコへ行けなくなって、片付けに専念するようになり、家をきれいにすることに目覚めてしまった。

二つ目はお年寄りならではの世間体だ。特に田舎だと近所の目が気になる。

三つ目は、やはり感染すると重篤化しやすいお年寄りは、自己防衛のためには人が集まるところには出歩かないことが一番である。ワクチンができるまでは安心して外出できない。

「緊急事態宣言下では越境パチンコが叩かれたほど、パチンコをやりたいお客さんはたくさんいると思っていた。いざ、ふたを開けてみると全然戻って来ない現実があった。割も上げて営業しているんですが、いつ戻って来てくれるのか、誰にも読めない。今後高齢者に来てもらうためにはどうすればいいのか分からない」(ホール関係者)

おカネと時間がたっぷりある高齢者が戻ってくるようにするためにはどうすればいいのか?

「百貨店の外商がファイナンシャルプランナーの資格を取って金融商品も販売しています。ホールも顧客リストがあるのですから、パチンコ以外のものを販売するのも一つの手ですね」(情報通)

パチンコへ行けるのは元気な証拠だが、老後の健康問題は関心が高い。デイケアセンターを経営しているホール企業もあるように、親和性はある。パチンコをリタイアした後のことも必要になってくる。




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営業再開後も自粛警察が出没

JR中央線での出来事。東京ではコロナ感染者の200人越えが何日も続いているのに、この日もマスクをしない乗客がチラホラ。

その時だった。

20代半ばと思われるマスクをしていない男性にじいさんが声を掛けた。

「マスクしないでよく電車に乗っていられるな。みんな嫌がっているから、君の横には誰も座っていないだろ」

若者は聞こえないふりをしてスマホの画面をじっ~と見続ける。

「君、日本人だろ。日本語は分かるだろ。マスクを持っているのか、いないのか?」

それでも無視するかのように黙り続ける若者。

「持っているのかいないのかはっきりしたまえ!」とじいさんはヒートアップする。

その気迫に押された若者は小声で「すいません。持っていません」というのがやっとだった。

じいさんはおもむろに鞄からマスクを取り出すとこう告げた。

「これやるよ。したまえ。マスクを付けるのは社会の常識だ」と勝ち誇ったようにその場を離れた。

それから数日後の中央線で再びマスクトラブルが発生した。この日は、電車の遅延と夕方の帰宅ラッシュが重なり、まさに車内はすし詰め状態だった。

顔と顔が接近する距離でもマスクをしていない若者がいた。見かけはとっぽいが、ここでも一人のじいさんが「マスクをしていないのなら降りろ!」と声を荒げた。

これで喧嘩になるかと周辺の乗客はソワソワいたが、若者は次の停車駅で降りて行った。

マスクをしていない若者を見かけると注意しなければ気が済まない自粛警察は、一定層がいることが分かる。

自粛警察はマスクだけではなかった。千葉県内のホールにも自粛警察が出現した。店頭に立ってホールに入る人にブツブツしゃべりかけているじいさんがいた。

制服を着ていなかったスタッフが気になって客のふりをして上面入口から入ろうとした。

「君はこんな時代にパチンコをやろうとするのかね。コロナが増えているのに怖くないのかね。悪いこといわないから入るのを止めなさい。こんなに増えている時にパチンコなんかやるんじゃない!」と説教してきた。

ここまで来ると一種の営業妨害だ。緊急事態宣言下、ホールも休業要請が出ている時に、営業中のホールの前でユーチューバーが、拡声器で「おい病人よ、病院行けよ」と大声を張り上げて客を罵倒していた。

この問題を業界誌のPiDEA6月号が取り上げている。渦中のユーチューバーにインタビューすると共に、これは営業妨害に当たるのかを弁護士に回答を求めている。結論としては法律で取り締まれるかはなかなか難しそうだ。



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パチンコは店名公表されホストクラブは公表されない理不尽さ

「休業要請に応じなかったホールは店名まで公表され、連日テレビでもバッシングを受けたのに、歌舞伎町や池袋のホストクラブはクラスターが発生しているにも関わらず、店名も公表されない。パチンコほどホストクラブは叩かれない。緊急事態宣言が解除されているとはいえ、この差が釈然としない」とホール関係者が口を開いた。

ま、これは自治体による差もある。鹿児島のショーパブでクラスターが発生した時は、店名「NEWおだまLee男爵」が公表されたが、毎日3桁のクラスターが発生している東京では、歌舞伎町の夜の接待を伴う飲食店という言い方に留めている。

クラスターも発生していないのに、一部のホールが休業要請に応じなかったために、連日パチンコが叩かれ続け、パチンコのイメージはさらに悪くなった。特に越境パチンコは依存症を浮き彫りにした。

コロナ前に比べ客が戻らない。

パチンコのイメージ悪化が多少影響していることが、シーズリサーチのパチンコ遊技者の新型コロナに対する意識調査の中で明らかになっている。Webアンケート(6月24日)で4823人の遊技者の行動や意識を調査した。

それによると、緊急事態宣言解除後にホールに行った人は約4割に留まっている。ホールに行きたいが行っていない22.0%、行きたいが迷って行っていない12%、行く気がない26.1%という理由で6割は行っていない。

では、なぜ行かないかという設問の中で、「テレビ報道等でパチンコのイメージが低下した」という理由が5月の時点で17.6%、解除後の6月で11.5%という数字に表れている。

では、なぜ、クラスターの発生源になっているにも関わらず東京都は店名を公表しないのか?

デイリー新潮が都の関係者の声を次のように伝えている。

「会社名や店名の公表については、個人のプライバシーに十分配慮すると共に、その情報を公表した場合のリスクも併せて考える必要があります。特にホストクラブやキャバクラの場合、店名を公開すると、SNSなどで誹謗中傷が起こることが考えられます。『新宿エリアのホストクラブでクラスターが発生しました』という広報内容を伝えることによって、充分、都民の皆さまへの注意喚起につながると考えています」

緊急事態宣言が解除されているとは言え、パチンコホールにはこの様な配慮はなかった。

銀座や六本木の高級クラブからクラスターが発生しないのは、客と従業員の民度の差だろう。

文春オンラインにはこんな記述がある。

「他の飲食店がソーシャルディスタンス確保のために座席を制限する中、うちはテーブル数も制限せず、『入れるだけ入れろ』って感じで、ホストも客もかなり“密”でやっています。ドンペリを入れると担当ホストは他のお客に『お前ら自粛中とか言ってないで頑張れや』などと煽ってイッキ飲みをさせたり、シャンパンの回し飲みをしたり。最初こそマスクをしていましたが、ベロベロになったら関係ない。いつも通り、店が終わったらアフターでご飯にも行くし、客の買い物にも同行していますよ」

ホストクラブと違ってほとんどクラスターが発生する要素がないホールだけに、前出のホール関係者はこう話す。

「第2波で同じようなことをされるのはかなわない。また、売り上げがストップするようなことだけは、御免被りたい。休業要請するのはクラスターが発生している業種だけにしてもらいた」

もう、これ以上パチンコ業界は虐めても叩いてもいい、という風潮だけは作り出してはならない。



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在宅ワークが増えたら余暇産業はどうなる

瀕死の状態の観光業界と運輸業界の猛烈なアプローチで7月22日から開始されるGo to キャンペーン。本来、コロナが収束した状況で8月上旬から開始される予定だったが、7月の4連休に前倒しされたのも、前述の通りだが、何とも間が悪い。

東京の感染拡大が3桁で続く中の開始に、このまま予定通り行えば東京から地方へコロナの感染が懸念される。

地方の知事からは「人災になる」との批判や世論の反対を受けて政府は16日、東京は対象外とすることを発表した。

この決定に怒り心頭なのが都内のホール関係者だ。

7月下旬に家族4人で北海道旅行を計画して、旅行代理店に申し込みも済ませていた。すぐに代理店に問い合わせたところ、代理店にしても寝耳に水。今回の決定で都民が旅行しても割引が受けられないことだけは分かった。しかも、キャンセル料まで取られるというのだから、怒り心頭になるのも理解できる。

割引もないまま行くのもしゃくだ。さらに、現地でも東京からの客は歓迎されないことが予想される。

東京の感染者が拡大するのはPCR検査が増えているためでもあるが、国民が知りたいことは感染者の数ではなく、そのうちの重症患者や死者の数と医療体制のことだ。このまま感染者数の発表を続けても、ワクチンが開発されていないのだから、増え続ける。

対策としては外出自粛やクラスターが発生した店舗や業種には休業要請ということになる。

大手企業ともなるとその辺の危機管理体制はかなりのスピードで進んでいる。例えば、住宅設備機器大手のLIXILだ。同社は昨年12月に東京都江東区のLIXIL WINGビルに本社機能を集約したばかりだった。都内などに分散していた事業所を本社に移転。約5000名の社員が部門を超えたコミュニケーションができる新しい職場環境とチームの生産性を高める目的が本社移転だった。

その矢先に新型コロナウイルスが発生する。2月26日には社員の健康と安全を第一に考え、時差出勤と在宅勤務を推奨する。出社率を40%に抑えた。週3回以上を在宅勤務とした。

緊急事態宣言が解除され、6月1日以降も本社の出社率は40%を上限としているものの、99%が在宅勤務を続行している。何と本社に出社しているのはわずかに50名程度、というのだから驚かされる。

営業職3000名は訪問営業を行っていたが、それがZoomに取って代わった。リアルな営業では1日数軒しか回れなかったが、それがオンラインによって1日10~20軒の商談が可能になった。ビジュアルを使いながら効率的に商談を行っている。オンライン営業でも対応できれば、会社へ出社する必要もなくなる。

会社の会議もZoomに代わった。

「Zoomのミーティングは役職によるヒエラルキーがなくなった。Zoomのミーティングはフラットなので活発なコミュニケーションアが生まれるようになった。自らが推し進める働き方改革は難しいものがあったが、コロナが改革のスピードアップを後押しする役目をした」(同社役員)と言うように社員はオンラインを上手に使いこなし、対応能力の高さを示している。

コロナは働き方改革を急速なスピードで変えようとしている。これまでのように都心に広い事務所も必要ではなくなる。それに伴い、サラリーマンの余暇時間の使い方も変わってくる。出社しないのだから、会社帰りに同僚と飲みに行くことやパチンコを打つ機会も大幅に減ってくる。

今後とも在宅ワークが加速すれば、サラリーマン客を主体にしていた業種はこれからジワジワと影響を受けることになる。パチンコもいずれオンライン時代か?




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お客様と台(機種)のつながり作り

毎回コラムでコロナによる影響を書いておりますが、コロナ以降に遊びに行っていないというお客様はいらっしゃります。

アミューズメントジャパン様のアンケートでも、6月1日以降で未だに行っていない方は約21%で、それから1か月経ったのでもう少しパーセントは減っていると思います。

更に、アンケートでは3か月前より費やす時間が減少した方が約66%もいます。

稼働を上げるには、『滞在時間を延ばしてもらう』『来店回数を増やしてもらう』ための取り組みを店内でコツコツと実施していく必要があります。

自店の新台や中古の入替施策やお店の特徴で、他店のお客様に来店してもらうことも課題となります。

まずは、今月の4連休や8月のお盆、9月も4連休があるので、しっかりと連休中に楽しんでもらえるよう、集客の施策と店内での施策を充実させていくことになります。

クライアント様にはお客様の来店傾向を把握するために、会員様の来店回数と来店人数を、来店回数別で確認して頂いています。

月に『1~5回』『6~10回』『11~20回』『21~月の日数』で、月に11回以上来店されるお客様は、お店によりますが2~3割くらいの会員数です。

来店累計にすると、この2~3割のお客様が6~7割の来店数となる傾向です。

当然ですが、お店を支えて下さるロイヤルカスタマーの方々なので、自店をいつまでも好きでいて下さるような価値提供をしっかりと実施していくことになります。

こちらのお客様が一人離反するだけでも、お店にとっては大きな影響になるので、大切にしていく必要があるのですが、今後のタイミングで注意をしていくべきことは、『好きだった機種が無くなり、次に好きなものが見つからない』ということが起こると離反の可能性が高まります。

旧規則機の撤去が延長されましたが、コロナによって来店されないお客様がいる中で、今後は徐々に撤去期限を迎える機種も出てきます。

「久しぶりに遊びに行ったけど、いつの間にか好きな台が無くなっていた」となったとき、次からの来店動機が薄れてしまうことになります。

よって、機種が複雑化している現在の状況と、撤去していく必要があることを踏まえて、“お客様と台(機種)のつながり作り”の活動をしっかりと実施していくことが大切です。

ちなみに、この“お客様と台(機種)のつながり作り”に関しては、ロイヤルカスタマーのお客様だけでなく、来店回数が『月に1~5回』のお客様にとっても有効です。

台を知ってもらい、好きになってもらうための取組みが“台とのつながり作り”なので、店内の機種が『どんな機種か分かる』ように台上のPOPを工夫することや、どんなタイプの機種なのかを伝えるプロモーションツールも重要になります。(もちろん、広告宣伝のルールの中で)

私のクライアント様では、コーナー別にカテゴリー分けをして、台上の札や台上のPOPでどんな機種か分かるように訴求しています。

台上のPOPは、『大当りフローPOP』という、どんな流れでどんな当たり方をする機種なのかが分かるものです。

お客様もフローPOPの見方が分かれば、知らない機種でもイメージできるものです。
(下記に案内しているフダポスで武内が監修している大当りフローPOPが手に入ります。7月末までキャンペーン実施中です)
少し営業になりましたが、ぜひ見ていただければ分かると思います。

いずれにしても、集客のアクションだけでなく、来店回数が少ない、自分の都合が良い日で来店されるお客様にリピートして頂くためには、好みの機種や来店動機となる好みの遊び方ができる機種を見つけてもらう必要があります。

コロナの状況下ではありますが、商売としての基本である『好きな商品を見つけてもらう』ということも同時に進行していくことが重要なタイミングになっていきます。




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