一問一答形式ではなく、読み物として書いている。
これから掲載される「業界の構造変化に即応する方向性に切り替えよ」…②以降に書いている内容と一部重複する部分があるので、あらかじめご了承願いたい。
以下本文
昔を懐かしむがごとく、ラッキーナンバー制や50玉や40玉交換が主流だった昔と今を比べることがよくある。
しかし、パチンコ業界は、100%その頃の昔には戻れない。
これについての詳細は、これから始まるシリーズで触れる。
そもそも、機械の規制も変わり、交換率が変わり、所轄の取締りが厳しくなり、遊技機の価格も20年前の2倍になっている。
産業構造から規制、市場が昔とがらりと変わっている。
私が入社した頃は、業界内では護送船団方式的な考えが主流で、台数規制があった。
全国平均で1店舗300台の時代だった。
業界が大きく変わり始めたのは、この台数規制が撤廃されてから。大型店舗の出現により、構造が変わった。
この大型化の構図は流通業界が超大型ショッピングモール時代を迎えていることとかぶる。
流通業界では大店法が廃止された時代背景があるように、時代の変化に合わせて規制が変遷した。
現在は1998年に成立した「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)に姿を変えている。
これは大型店とその地域の店舗との調和や融和を目的としたものだが、結果的にはシャッター通り商店街を生み出している。
ホール業の場合、大手、準大手が進出してきた地域で、改装もできない弱小ホールは客離れが進行し、廃業に追い込まれるケースも目立つ。パチンコ業界のシャッター通商店街化だ。、


これも時代の流れだ。
バブル経済が崩壊した日本経済は失われた10年を迎えるが、パチンコ業界にはCR機特需、4号機特需、MAX機特需が生まれた。
この特需でメーカーやホールが得た利益は相当な金額に上る。
スロットで設置台数記録を伸ばしたメーカーの利益は空恐ろしい数字だ。
ホールは4号機やMAX機で過去最高粗利を上げた店舗も続出した。
浮き沈みの激しい今日、その利益を食い尽くす会社もあれば、使い切れない内部留保を抱えている会社もある。
どのパチンコ関連企業も、内部留保を吐き出すバカな真似はしない。
それはパチンコ業界の先行きの不透明感から、過去の様な無駄を省く傾向がある。
あるオーナーのホール企業は、本社を中心に隣接する県にしか店舗を広げていない。
そのオーナーはこう話す。
「マルハンさんの様に、全国展開が成功した会社は、全国のホールが18000店舗あった時代から数社しかない。これは稀な成功例であり、多くのホールは身の丈に合い、その時以上の利益を望まなかった」
また「最近では経済状況に不透明感があるので、マルハンさんの様な全国展開ではなく、ダイナムスタイルが定着する可能性は高い」と示唆する。
日本の人口減は避けられない状況で、少子高齢化社会に拍車がかかる。
こうした状況を考えると、今から新たに全国制覇を目指すホール企業は少ないだろうし、いま成功している大手も30年後はどうなっているかは誰も分からない。
ホール企業の規模が、身の丈で、堅実な経営をしていれば、まだまだやっていける状況ではある。
数年前に倒産した東北のホールは、年内に再生が完了する見通しだ。この陰には、連鎖倒産した取引先もある。
この先、ホール企業は大手がいいとは限らない時代が訪れるかも知れない。
前置きが長くなった(笑)。
つまりホール企業は、それぞれの経営方針があり、また店舗の立地や規模などの違いがあるので、全国のパチンコファンが同じ状況下あるわけではない。
私はパチンコで遊ぶようになって30年。この間、お客として業界人として遊技してきた。
全国のホールも回った。
仕事で訪れたのは、25都道府県以上。
その地域で遊技すると、釘を見たらその地域の特色が分かる。
つづく

郊外小規模型は全滅に近い状況ですな。
ピンバック: Unknown
退院、おめでとうございます。
ピンバック: 1Q57製
自分の近所に優良店があれば幸せですね
ピンバック: Unknown
>>全国のパチンコファンが同じ状況下あるわけではない。
ファンはこの一文が重要だと思ってください。
つまり良いホールが近所になければ、その地域のファンは不幸なのかも?
ピンバック: Unknown
結局は店舗数か多すぎる
あと半分減ってからが勝負だろ
ピンバック: Unknown
>あと半分減ってからが勝負だろ
何の勝負?
ピンバック: Unknown
潰れるべきホールが潰れてない。県遊協の上層部とかな。名誉欲の化け物は退場してほしい。
ここに書いてるオーナーなり店長なりで店がガラガラだったら、このエントリーを読んで言い訳せずに仕事せいよ。
ピンバック: Unknown
マルハンは都市部への大型店出店、ダイナムは郊外への400台店舗出店。という認識でよろしいですか?
ピンバック: こうじ
>>という認識でよろしいですか?
多分違いますよ。
直営店一点主義ではなくて、フランチャイズと言う事でしょう。
それは本文を読めば読み取れます。
元店長は本文にこう書いている。
>>いま成功している大手も30年後はどうなっているかは誰も分からない。
つまりダイナムの様にリスク分散型のビジネスモデル。それと、大型店舗はタタミ難いという事だろう。
ある大型チェーンの大型店舗は、島を潰してまでして稼働率を上げている店舗がある。
ピンバック: Unknown
島を潰す店は成功していますね
8コースのフロアを6コースにしたり
すなわち通路を広く快適に
他では休憩フロアを作っています
昔はナイターでたかる打たない客は気に入らないと言ってましたが、現在はそんな事言ってられません
いかにして人間を停滞させるかがコツです。
テレビ等の情報サービス トイレ他
パチンコ店がその場に必要かどうかが最近わかって、きました。
ピンバック: Unknown
ダイナムがリスク分散型??
ピンバック: Unknown
続きを楽しみにしております
ピンバック: 客です
リスク分散
暖簾貸し
ピンバック: Unknown
先日、回答予告という形で取り上げて頂いた後「元店長の提案に賛同した…」の皆様のコメントを拝読させて頂いて感じた事。
「どうやらホールは本当に回せないようだ」という事。
回らない店には足が遠のくのはパチンコファンであれば誰しも理解しているはず…
自店であれば尚更、わかった上での釘調整になるのでは?
アラジン、ターミネーター、ファフナーのような機械は別として現在のデジパチで、大きく差がつくとすれば電サポ止め打ち位でしょうか?
スルーを締めても文句が出るだろうし…素人には解決策が思いつきません。
液晶停止、時間稼ぎの長変動は確実に店離れ、最後にはパチンコ離れに繋がります。
その2以降を楽しみにしております。
ピンバック: 一般人です
一般人さん
アラジン
ファフナー
ターミネーター
みんな攻略されたよ
すなわちメーカーの頭より攻略する側の頭が賢い
攻略とメーカーの関係を元店長さんにお話してもらいたいね
ピンバック: Unknown
結局はお客様が賢くなりました
負けるパチンコをしなくなった
負けるパチンコをする層が寿命が尽き
負けるパチンコをする年代の方が負けない努力をしてパチンコをする組とアホらしくなったパチンコを全くやらなくなった組に分かれた
勝つ努力はネット社会によるモノ
勝とうとする客の大移動だけで四パチは持っています
勝ちたい=金が欲しい
パチンコとはこれからさらに勝ちたい客との真剣勝負になっていくでしょう
ピンバック: Unknown
パチンコホールは優しい空間だと思います!!今の時期だと、涼しい環境、くつろげるソファー、快適な
ピンバック: ユーザー