それで、お客様が釘でストレスを感じるのは次の通り。
①回転数
②玉減り
③一回の大当たり出玉
地域によって調整は変わります。
日本海側の地域では、スタート重視の調整。関東では確変ベース、出玉重視の調整、と。
僕の経験では常に固定観念にとらわれず、地域客層や競合店との兼ね合いで変えるべきだと思います。
僕の個人的見解では、出玉は削らずに回転数を極限まで閉める調整が1番割数に影響しやすく、効率の良い調整になると思います。
今の時代、解析が出てボーダーラインをベースに客は勘定するし、一箱で何回回るかを勘定しています。
板12で6回が基本ゲージで、スランプのない調整になります。割数ではおおよそ11割ぐらいです。
しかし、出玉20発削ると割数は、2割は変わります。ならば、腕のある釘師は金曜日の夜は出玉調整だけで土日の粗利確保に務めます。
平日並みに回るから、売上が上がり利益が取れる。命だけの調整以外の調整にも神経を費やす必要がありますね。
関西のとある県境の地域では、全てが非常にぬるい。
会社は毎日、出玉調整一本やりで「計画の利益率に合わせろ」。愚か過ぎて、頭が爆発寸前です。
毎日合わすなら「遠隔が必要」とは前任者の弁。
「この店は出玉を削ると稼働下がります」
何を根拠にいっているのか、と腹の底で訴えながら次のことに着手しました。
①全体的にBYが高めだったので、遊びの確認、オーバーフローのゲージの抹消、スランプ撲滅
②稼働低下を招く恐れがあるせいか、玉の流れは触らずに命のみの調整
③命が極端に大きくなっている見た目のゲージ構成
④出玉を10発削ってスタートをコンマ1アップ調整
対象は大海。
30台ある海で片島と先月末までで約2000発の差があり、回転数も板一枚の差がありました。
結果は平均38500個と回転数、変べ、出玉が二列とも一緒になりました。
ギンパラ導入で月頭からかなりの神経を使ったから成し遂げれました。
盆は14日から●%抜きで利益率は計画通り。
本当に釘は奥深く、結果がデータに現れるので楽しいですね。
北斗は7月22日に導入で未だ5万以上稼働してます。
昨日、ギンパラの稼働が下がりましたので命ではなく、出玉を増やして維持しました。ギンパラはどうも短命の匂いがします。
時短がないのがうけてない。ギンパラも無理して抜くのではなく、薄利で調整するのが条件でしょうね。
ワープ周辺が非常に甘いのでワープを閉めただけではスタートは落ちません。
本来ギンパラは波ステージに絡ますのが面白いのですが、今回のは液晶が大きいのでワープ調整はスランプの大要因になります。
ワープを右振りに閉めて隣の一本釘を上かさ、上根元(9度上げ)でコンマ2は変わります。
傾斜は3分5厘。
