歴史的な政権交代に市場は敏感に反応し、経済界には久々に明るいムードが漂う。21日14時の日経平均は4万9446円で5万円に迫る勢いだ。
あるシンクタンク関係者は「株価は再び爆上がりし、その流れで1年後には給料も上がる。可処分所得が増えればレジャー産業が潤う」と分析する。懐が温まれば、人間は自然とおカネを使いたくなる。それが経済循環の基本だ。
その波は、パチンコ業界にも届く可能性がある。シンクタンクの過去のデータでは、給与上昇期に業界の売上が平均12%伸びたという。だが、そのデータが今なお有効かと問われれば、答えはおそらく否だ。
なぜなら、かつての「給料が上がればパチンコに行く」という構図は、すでに崩壊している。何よりおカネのかかりすぎがサラリーマン客を遠ざけてしまったからだ。今やパチンコは、気軽に遊べる娯楽というよりも「投機的な遊び」と化している。
出玉の波は激しく、投資スピードは速い。1万円札がわずか数10分で消える。そんな環境で、久しぶりにホールへ戻った元ファンが再び腰を据えて遊ぶことは考えにくい。かつては“勝ったり負けたり”の程よいバランスが楽しさを支えていたが、今は勝ちのハードルが高くなりすぎた。これでは新規客も定着せず、常連すら疲弊するばかりだ。
シンクタンク関係者はさらにはこう断言する。
「ギャンブルは“勝ち体験”を脳に刷り込むことでリピーターが生まれる。今のように3回行って3回とも負ければ、特に初心者は二度と来ない。勝ち体験を増やすには、等価交換をやめ、換金率を半分下げる以外にない」
勝った時、等価交換は遊技客に有利な交換率に思える。しかし、実際にはホールが利益を確保するために釘を締めざるを得ず、設定は入らない。その結果、勝率が下がる構造になっている。
換金率を下げれば初期投資が軽くなり、小さく勝つ楽しさを取り戻せる。
「最初は反発もあり離反も考えられるが、1年もすれば慣れる。むしろ、それをやらなければ10年後の業界は存在しない」と指摘する。
射幸性を高めて売上を伸ばそうとする流れは、宝くじや公営ギャンブルにも共通している。宝くじの1等は今や10億円。夢は大きくなったが、当たる確率はほぼゼロ。夢が膨らむほど、現実との乖離は大きくなり、結果として人々の関心は薄れていく。
公営ギャンブルは三連単・七重勝単式といった複雑な券種が人気を博す一方で、初心者が気軽に楽しめる環境は失われている。買い方が難しく、当たらない。勝てない。そう感じたライト層は、やがて興味を失い、再び戻ってこない。
同じように、パチンコも“夢の大きさ”を追い求めるあまり、庶民の娯楽という本質を見失ってしまった。大当たり確率が1/400を超え、当たっても数分で連チャンが終わるような遊技では、興奮よりも虚しさばかりが残る。射幸性を煽るほど、一部の遊技客だけが残り、多くのファンは離れていく――それが「射幸性の罠」だ。
このままでは、景気回復の波が来ても業界の再生はない。むしろ、外部環境の改善を口実に改革を先送りすれば、取り返しのつかないことになるだろう。
本当に必要なのは、「勝ち体験」の再設計である。
出玉やスピードではなく、「負けても楽しい」「また行きたくなる」という心理を生む仕組みをつくること。それが娯楽産業としての生命線だ。かつて羽根モノや一発台が人気だったのは、わずかな勝ちが日常の楽しみとして成立していたからだ。
パチンコが再び人々の生活の一部として息を吹き返すためには、射幸性を抑え、遊びを取り戻す覚悟が必要だ。高市内閣の経済政策が実を結び、国民の可処分所得が増えても、今の構造を放置すればプレイヤーは戻らない。
射幸性を武器にしてきた業界は、いまやその刃に自らが傷ついている。
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素晴らしい締め言葉ですね
営業1号様素晴らしい
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何回も同じことを書いていますが、大当たり確率や回転数、投資金額と遊技時間の上限など諸元を定めて数学的に論拠を示してください。
もちろん利益率を下げれば勝率が上がりますが、利益率を据え置いたまま換金率を下げれば、初期投資を取り戻せない展開が増えるので、特に短時間遊技の傾向が強い初心者は勝率が下がります。
もっと言えば、低換金率だと客同士の玉やメダルのやり取りを制限しないとグループ客が圧倒的に有利になってしまうため、監視する人件費がかさんでランニングコストが上昇し、利益を圧迫します。
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「ヘソ賞球を増やして玉持ちを良くしないと初心者のリピートは厳しい」と思います。
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4円の金の溶ける速度の速さ。回らないから
まあ、どうでもいいし好きにすればいい。昔に戻ることもないし、確実に店は減り続けているんだし
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