パチンコ日報

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高騰するコメ、庶民の味方は焼きそばだった。ホール店頭に広がる新たな発想

備蓄米の放出で一時的に5kgあたり2000円を切った米価だが、その効果は長く続かなかった。結局この秋の新米価格は再び5kgで5000円台に舞い戻り、家計を直撃している。

長引く物価高の中で、3000円台への値下がりを期待していた庶民にとって、もはや「安くなるのを待つ」よりも「自衛する」段階に入ったといえる。

そんななか、注目を集めているのが業務スーパーなどで販売されている1kg入り特大焼きそばだ。


価格はおよそ192円。一般的な焼きそば1玉入りが100円前後と考えれば、コストパフォーマンスの高さは際立つ。このボリュームなら5人前は作れるうえ、キャベツや豚肉を加えても1人前100円以下で収まる。

焼きそばは子どもの弁当にも使いやすく、嫌いな人が少ない万能メニューでもある。主食としての満足感もあり、家計防衛の「主力選手」になりつつある。

こうした潮流に着目しているのが、あるパチンコホールのオーナーだ。

オーナーはかつて焼きそば専門店を運営していた経験を持つ。単独店舗での営業は苦戦したが、今回はそのノウハウをホール経営と掛け合わせ、店頭での持ち帰り専用焼きそば販売を考えている。

狙いは、ホールに足を運ぶ動機を「遊技」だけに限定しないことだ。

食を通じて地域住民に身近な存在となり、店の前を通る人が気軽に立ち寄れる空間に変える。さらに、遊技客が帰り際に「家族へのおみやげ」として購入することも期待できる。コロナ禍以降、テイクアウト需要が定着したいま、この発想は現実的だ。

オーナーの秘策は、テレビ番組の「オモウマい店」に登場するような超デカ盛りの格安焼きそばを看板メニューにすること。

見た目のインパクトで話題を呼び、SNS拡散を狙う。話題性が出れば地元メディアが取り上げる可能性もあり、集客効果はパチンコ以上かもしれない。実際、地方の飲食店では「安くて量が多い」が話題となり、オモウマい店に取り上げられている。

焼きそばが主役になる背景には、単なる物価高だけでなく、生活スタイルの変化もある。炊飯より手軽で、調理時間も短い。光熱費節約にもつながる。

こうして「ご飯から焼きそばへ」という食のシフトは、やがて消費の新しい流れになるかもしれない。

高騰する米価がもたらした思わぬ発想転換でもある。

ホールの前で湯気を立てる大盛り焼きそばが、庶民の味方として、そして地域を明るくする存在として脚光を浴びた日には、日報も取材がてらに食べに行ってみたい。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. そのためには本業のホールが庶民の味方まではいかなくても大衆娯楽であるべきですよね。パチンコでぼろ負けして激安焼きそばを買って帰るとなったら笑えなくなってしまいます。
    crazydoctor  »このコメントに返信
  2. ピンバック: crazydoctor

  3. パチンコ客って食事を軽く考えてる人が多い印象です。昔からの勝手なイメージですけど。
    昼食抜きは当たり前。夕方あたりに帰るとなると空腹なのは当然で、美味しそうな匂いなんかが漂ってくれば誘われますね。
    田舎では駐車場でキッチンカーが来てたりしてます。
    何度かお世話になりました。
    大衆娯楽に戻ったパチンコなら焼きそばが庶民の味方になるかもしれませんね。
    あとは喫煙者って基本的に食欲減退してますのであまり買わないかと。
    出来ればホール内完全禁煙が望ましいです。
    通行人  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 通行人

  5. ま、焼きそば目当てに足を運んでも、中に入り打つことはしないでしょう。遊べるはずもないクギなんだし
    今のギャンブル状態で意味ない  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 今のギャンブル状態で意味ない

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