大手ホールへは新卒で入社した。
企業が新卒を採用する理由の一つに、企業文化を継承する意味合いがある。新卒は真っ白な状態で入って来るので、自社の企業風土や文化を受け入れやすい。中途入社では他社のカラーに染まっている場合が多く、自社のカラーに染まりにくいデメリットがある。
新卒社員には社会人としてのスキルや経験がないため、一から丁寧に研修を行っていく必要があるが、そこで受けた研修が正しいものだと思い込むこともある。
女性はホール企業で受けた研修で「すべてのお客様に平等に接すること。加えて積極的に会話すること」を叩きこまれた。
初めての社会人として受けた教育は体に沁み込むものでもある。
ホテルでは研修を受けたのち、フロントを担当した。
接客には自信があった。しかし、ホテルでは時としてホール時代に培ってきた接客方法がNGになることが少なくなかった。
ホテル業界ではお客の状況によって接客を変えることがある。
例えば、常連客が1人でチェックインした時と2人でチェックインした時では接客を変えることがある。
1人の時は「〇〇様」と声がけすることはあっても他のお客と同様の対応だ。
さらに2人でチェックインした時は、まず「〇〇様」と声がけすることはしない。特に常連客が男性で、女性を伴っていた場合などは、「常連」という対応をしたら、同伴女性が「違う女性ともよく来ているのか」と詮索する可能性もあるからだ。
ホールから転職した女性がある日、10連泊のお客に対して、チェックインの時に10連泊の理由をさりげなく聞いて、上司から大目玉をくらった。個人のプライベートを詮索することはホテル業界ではご法度だ。
ホテルは時として密会場所としても利用されるから、客のプライベートには立ち入らないのが鉄則のようだ。
一方、ホールの接客は常連客と積極的に会話をして、距離を縮めて親しくなることがリピーターにもつながるからだ。パチンコは負けてもらうことで経営が成り立っているため、会社は親しくすることを指導する。このパチンコ業界の接客が全くホテルでは通用しないことを思い知らされるが、「ホールで教わったことの方が正しい」と支配人と衝突して、結果的にはホテルを去って行った。
三つ子の魂百までも、という諺があるように、新卒で最初に就職した企業で受けた教育は簡単には抜けないというケーススタディーでもある。
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スタッフと親しげに話している客なんて、店のサクラか設定漏洩で抜いてるカスの片割れとしか思わないですよ、金を賭けた遊びなんだから変な馴れ合いするのはやめましょう
ピンバック: ナナシーの打ち手
パチンコパチスロの出玉で、金儲けができるかだけで、その出玉で生活を養うのみ。養えないから客が減った。それ以外の価値が何も無いし。
ピンバック: 要は、
昨今の設定漏洩事件などの様に、店員と常連客との癒着に繋がるので、反対です。
店員は黒子に徹し、お辞儀や挨拶などの過剰な接客は不要で、
ドル箱交換やトラブル対処に迅速&適切な対応で良い、と思います。
ピンバック: トクメイ
>密会場所としても利用されるから、客のプライベートには立ち入らないのが鉄則
こんな事はホテル業に就職する際、研修の最初に教えてもらう内容。
特に過去職が接客関連(飲食やショップ等も含む)の場合は、
業種によってお客様との距離感や接客方法が異なることも指導されます。
もし教えてもらわなかったのなら、このホテルの研修内容が問題です。
ピンバック: 疲れ目