画一化したルール、同じような演出、当たり外れの繰り返し。新鮮味のない遊技体験は、多くのプレイヤーの心を離れさせ、業界の縮小を引き起こしていた。
だが、その退屈な現状に革命が起ころうとしていたのだ。新たな希望、それが「ニューコリントゲーム」である。
「ニューコリント」と聞いて、懐かしさを感じる者もいるだろう。かつて、テレビゲーム以前のゲームセンターで大流行したピンボールだ。銀色のボールが縦横無尽に飛び回り、手元のレバーでボールを弾きながら、何度も何度も挑戦するあのゲーム性。そう、ニューコリントは、このピンボールから着想を得たのだ。
しかし、それはただのピンボールの復刻ではない。203X年、現代技術でアップデートされた全く新しい遊技機、それがニューコリントなのである。
では、その全貌を紹介していこう。
まず、従来のピンボールが横に広がっているテーブル型であったのに対し、ニューコリントは「垂直型」である。これが一つ目の大きな違いだ。テーブル型では広いスペースを必要とし、ホール内での配置が難しかった。しかし、垂直型にすることで、パチンコ台のように省スペースでの設置が可能になったのである。
さて、遊技の仕組みも進化している。昔のピンボールでは、手元のレバーで玉を打ち出していたが、ニューコリントでは玉が上から自動的に落ちてくる。そして、左右にある「フリッパー」を操作して、その玉を打ち上げ、狙った場所に弾き込むのだ。このフリッパー操作こそがニューコリントの核心部分であり、プレイヤーの技術が試される要素である。
「技術介入」という言葉が、パチンコ業界で久しく語られていたが、今こそ、その意味が真に問われるときである。ニューコリントは、プレイヤーが両手を絶え間なく使い、玉を弾き続けなければならないため、スマホをいじっている暇などない。これまでのパチンコ台のように、ただハンドルを捻るだけではないのだ。プレイヤーは瞬時の判断と手の動きで玉を操り、ゲームに没入することを余儀なくされる。
玉が役物の中に入れば、さらに一層スリリングな展開が待っている。
ここでまた大きな革新がある。従来のパチンコ台では盤面に「釘」が打たれており、それが玉の流れを左右していた。しかし、ニューコリントには釘が一切存在しない。これは革命的である。長年、パチンコ業界が抱えていた「釘調整」の問題も完全に過去の話となったのだ。
さて、プレイヤーが夢中になる最大の理由、それはこの「打ち上げ」の快感である。玉が下から上へと飛び上がる瞬間、プレイヤーの胸は高鳴り、次々に次のアクションへと誘われる。フリッパー操作の楽しさ、スピーディーなゲーム展開が、これまでの遊技機にはなかった興奮を生み出している。
かつて、パチンコ店はインベーダーゲームの侵略により閑古鳥が鳴いていた時代があった。しかし、その時、救世主となったのが「フィーバー」機であった。あのとき、斬新なゲーム性で業界を一度は救ったように、今、このニューコリントが再び業界を復活させようとしているのだ。
203X年、ニューコリントの登場によって、業界は新たな活気を取り戻しつつある。この遊技機は単なる懐古主義の産物ではない。全く新しい技術と発想が融合し、プレイヤーを再び夢中にさせるパワーを秘めている。
ニューコリントが、パチンコ・スロットという二大巨頭に次ぐ「第三の遊技機」として、ホールの救世主となる日は、もう間近である。業界の未来は、いま再び動き始めたのである。
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