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ホールと食品スーパーの奇妙な融合:生き残りをかけた新戦略

新興流通グループに参加しようと目論むホール企業が増えている。では、その新興流通とは一体何か? 答えは意外にも「食品スーパー」である。食品スーパー経営からパチンコ業界へ参入したケースはあるが、逆パターンで二つの業態が手を組もうとしている。

ホール企業のオーナーたちは、かつての栄光を取り戻すべく、必死に新たな収益源を模索している。パチンコ業界はかつて、何も考えずに新台を導入するだけで利益を得ることができた。しかし、今やそんな時代は過ぎ去り、効率の悪さが際立ってきた。そこで、食品スーパーの経営手法にヒントを学ぶことになる。

一方、新興流通グループのトップはこの提案に対して冷ややかな反応を示していた。彼らにとって、パチンコ業界は門外漢であり、成功する保証がないビジネスにリスクを負うつもりはなかった。しかし、あるホール企業だけは、多角経営に成功していたため、トップも耳を傾けることにした。

ホールオーナーが語ったのは、昔日のパチンコ業界の黄金時代と、今の厳しい現状である。新台を導入しても、すぐに回収できる時代は終わり、利益はますます細る一方だ。

その一方で、食品スーパーでは、日々の売上がある程度予測でき、夕方には値引きシールを貼ってでも売り切るという効率的なビジネスモデルが存在する。これは、パチンコホールとは対照的なものであり、オーナーたちはここにヒントを見出したのだ。

中古台だけで運営するホールがある。これは、食品スーパーに例えると、切り口が茶色く変色した青梗菜を売るようなものである。鮮度が落ちた青梗菜は、知識のある消費者には敬遠される。

同じように、中古台だけで運営する低貸し専門ホールは、どんどん淘汰されている。ホールオーナーが「新品同様だ」と言っても、それは切り口の茶色い青梗菜を「新鮮だ」と言い張るのと同じである。

この話を聞いた流通グループのトップは、一つのアイデアを思いついた。それは、食品スーパーとパチンコホールを併設するという斬新な戦略である。単純にコンビニを併設するのとは意味が違う。

まず、交換率の問題である。等価は廃止。交換率を意図的に低く設定する。

例えば、パチンコで3000円使っても、最低でも3000円相当のスーパーの商品と交換できるイメージだ。

遊び賃を頂く感覚で損をすることはない。むしろ、少し勝てば6000円分の商品と交換できる可能性がある。このアイデアにより、スーパー側も利益を確保しつつ、パチンコホール側も新たな収益源を確保できる。

この戦略を成功させるためには、遊技機をそれ専用に開発すると共に、客層の見直しまで、全てをガラガラポンする必要がある。つまり、これまでの常識を捨て、新しい時代に即したビジネスモデルを構築しなければならない。

こうして生まれた新しい形のホールは、果たして成功するのか? それとも、奇妙な融合が逆に不協和音を生むのか? 答えはまだ出ていないが、この試みが業界に新たな風を吹き込むことは間違いない。パチンコ業界の未来は、このような革新にかかっている。



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