グリーンべるとのインタビューで、今年6月に三洋物産の新社長に就任した盧昇氏はパチンコ市場の不振を打開する鍵として、訪日外国人客の取り込みが重要だと考え、次の様に述べている。
「業界が今一番考えなければいけないことは、訪日外国人客の取り込みではないでしょうか。ゲームセンターでは売り上げの1~2割が外国人客で成り立っていますが、パチンコはゼロに等しい状態です」
この発言に、「キタ~」と小躍りした。
ここからがメーカーの社長ならではの視点になる。
「何が大きく違うかというと、短時間で楽しめるかどうかという点になります。そのために、短時間遊技に適した遊技機の開発環境の整備が必要と考えています」
キーワードは「短時間遊技」。確かに、従来のパチンコは警察庁の指導の下に、ギャンブル性を抑えるために長時間の遊技が前提となっており、時間に限りのある外国人観光客には不向きだった。ここで盧社長は、短時間遊技に適した新しい遊技機の開発が必要だと考えている。
だが、これはまだ考えの段階であり、具体的な動きが始まったわけではない。盧社長自身も、短時間で楽しめる遊技機の開発環境を整備する必要があるとしつつも、その実現に向けた第一歩を踏み出すためには、業界全体の協力とさらなる議論が必要であると見ている。
つまり、業界全体がまだ模索の段階にあり、これからの展開が注目されるところだ。もしも短時間で楽しめる新しいパチンコ台が登場したならば、外国人観光客がその魅力に引き寄せられる可能性は十分にある。
ここで妄想を膨らませてみよう。外国人観光客が東京の繁華街で、ふらっと立ち寄ったパチンコホールで一発当て、「これが日本のエンタメか!」と歓喜する姿が目に浮かぶ。彼らがSNSでその体験を発信し、次第に「日本に行ったらパチンコを体験せよ」という新たな観光名所が生まれる可能性だってある。
盧社長が掲げるビジョンは、パチンコ業界のトヨタを目指すという壮大なものである。その心は全方位の遊技機開発だ。その中には最先端のデジタル機からオールド仕様のアナログ機まで取り揃える中で、短時間遊技機も含まれてくる。
盧昇社長のリーダーシップの下、短時間遊技に適した新しいパチンコ台が誕生すれば、業界は再び活気を取り戻すかもしれない。パチンコ日報が長年訴えてきたインバウンド集客というアイデアが、ついに現実のものとなり、業界全体を救う日が来ることを期待してやまない。
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