ところが、20スロは前年対比で稼働、売り上げ、粗利がアップしているのに、4パチの稼働は下落気味で粗利は横ばい状態。20スロが良くなる分、4パチはダメになる傾向がある。
この流れの中でパチンコ減台、スロット増台するホールが目立つようになった。
6月6日、リニューアルオープンした広島市安佐南区の「アクアプローバ」(総台数956台)は、改装前の20スロは336台だったものを435台に増台。5スロは41台でスロットコーナーは合計476台。パチンコ480台に肉薄する。
今回のリニューアルポイントは20スロの強化でもある。
「もともとパチンコが強い店舗だったんですが、スロットのお客さんを囲い込む目的があり、20スロを増台しました」と話すのは営業設備担当者。
増台だけではアピールポイントが弱いので、168台の「スマイス」を導入した。これは既存の椅子に着脱が簡単な電飾付きカバーだ。大当たり信号と連動して、椅子の背面がレインボーカラーでフラッシュしたり、椅子がバイブ機能で振動する仕掛けが施されている。
スロットコーナーを華やかに演出することにも一役買っているわけだが、ただの賑やかしでは、コストパフォーマンスが悪い。導入することで期待できることとは何だろう?
「当方の営業努力もありますが、コーナー演出で期待感が高まるのか、改装前に比べて20スロの稼働率は約20%アップしています。コーナーがきれいで、震える効果や広島初導入という様々な相乗効果もあると思います。順次、チェーン店にも導入も検討しています」(同)
特に大当たりした台の椅子はレインボー演出の後にファイヤー演出し、それを繰り返す。大当たり中の台が一目瞭然だ。次は「自分の番」と期待感が高まる。それと同時に大当たりしていない台のスマイスがシンクロ演出、且つ連動演出をグループ分けできるので、その島列が華やかになる。
電飾パターンは、予め用意されたパターンの中から選択が可能だ。部分導入された新台は、専用のパターンを選択することができるので、新台アピールもできる。
4パチが強い店舗では玉積み演出で出玉をアピールするように、視覚効果は案外重要なのかも知れない。
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