パチンコ日報

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ホールは客たらしであれ

「パチンコホールは大人のディズニーランドにしなければ勿体ない。日常を感じさせない非日常のファンタジー空間で、ハラハラドキドキを感じさせるように。海物語と言えば青。マリンちゃんを床にシートを貼ったりしてコーナー演出しているが、青は熱気を冷ます色。日常に帰らす色。これはセオリーに反している。遊技する人がもう1000円、もう1時間いたいと思わせるような空間設計も必要になる」と話すのは元ホール関係者。

パチンコが全盛期の頃はこれを各ホールは実践していた。ホールが日常空間になってしまったのは、各台計数機が普及した頃からだ。足の踏み場もないくらいに出玉が積み上げられたあの頃は、ホールは熱気に包まれていた。あの出玉を見て、次は自分にもチャンスが回ってくると思いながら、もう1000円、もう1000円と注ぎ込んでいったものだ。

300台クラスのホールでも1日の売り上げは軽く1000万円を超えた。この1000万円以上の原資を客同士で争奪するのだが、原資が多いから勝つチャンスも巡ってくるというものだ。

その一方でパチンコ依存症が問題となり、ホールは日常空間へと舵を切らざるを得なくなってきた。

「昔はイベントでも釘でも勝負できたが、総合力を上げないと業績は上がらない時代になった。今は出店の時期ではない。不採算店をなくして、一致団結して利益が上がる体質に内部固めする時期。網だけは広げておいて、チャンスと見ればバッと行く」(同)

エリア長を担当していた時代は、2時間半のテレビ会議の中で2時間がこの人物に対するオーナーからの叱責がつづいた。今ならパワハラで一発アウトのことを言われた。その裏にはそれだけ期待されていたからだ。それは別の事業に異動して開花することとなる。

「人たらしと言われる人がいます。それは魅力があり、 周りの人から愛されやすい人のこと指します。たらしには騙すとかあざむくなどの意味があるので、マイナスな印象を持つかも知れませんが、ホールは『客たらし』であるべし、と思っています。客たらしのホールとは、臨機応変な店です。自然とスタッフに笑顔が出るマネジメントの強化です。明るいほど人は集まります。明るい人には明るい人が寄ってきます」(同)

この辺の“客たらし”の腕が見込まれた結果でもあったようだ。新天地では「ウチの会社は社員を大事にする会社だから、大事にされた分をお客さんに返して欲しい。客が客を呼ぶ店にして欲しい。人事評価ではがっぽりボーナスが出るようにする」と訴えた。



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