パチンコ日報

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東京駅でスマート機100台並べたらどうなるか

2023年はスマパチ元年ということもあって、広告代理店は手応えを感じていた。その情報からテレビ局もパチンコのCMが急増することを期待した。実際、日工組は柴咲コウを起用したCMを流したのを皮切りに個別のメーカーの機械CMも流れた。

ただ、昨年1年間を総括すると見込んでいた広告出稿量のわずか20%に止まった。広告代理店もテレビ局も大いに期待外れの結果となった。

「パチンコ機のCMはテレビには不向きな時代になってきた。ホールの売り上げに直結するような効果的な番組もない」(広告代理店関係者)と敗戦の弁を述べる。

メーカーもメーカーでテレビCMの効果がないことは、一番よく分かっている。無駄打ちする余裕もないのが現状でもあろう。

そもそもテレビ広告とネット広告の出稿量が逆転したのは、コロナ前の2019年だった。年々下降するばかりの紅白歌合戦の視聴率を見ても「テレビ離れ」ということも分かるが、それ以上にネット広告は商品ターゲットに直接訴求できる強みがある。

パチンコ業界が新規開拓で欲しい年代層と言えば10~20代でまさにドンピシャのSNS世代である。ところがこの年代はSNSでパチンコを発信しても響かない。今、パチンコ業界におカネを落としている40代以上は、逆にSNSには弱い。

もっと効果的なおカネの使い方を提案する広告代理店がある。

これは日工組と日電協を巻き込む必要がある。

例えば、東京駅の構内に遊技機を50~100台並べてフリーで打たせる。今はスマート機になっているので、簡単に設置できる。これぐらいのスケール感ならまず、テレビをはじめとする各メディアが取り上げてくれる。

さらにインバウンド客は写真や動画をSNSに上げて世界へ発信してくれる。これを順次全国の主要都市のターミナル駅で展開する。長期間に亘って全国でスマート機に触れることができるので、1回やってみようかという人も現れるはずだ。

テレビCMが死に金なら、これを生きたおカネの使い方という。

イベント系で業界が努力していないか、といえばそうではない。確かに日工組は「みんなのパチンコフェス」、ユニバーサルとサミーは合同イベントを開催しているが、場所は東京なので地方の人はなかなか参加できない。

駅を使って全国を回ることにこのイベントの意義がある。



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