パチンコ業界の歴史はパチンコとスロットが交互に業績が良くなるのが常で、両方が良かった、というのはあまり記憶にない。その度にスロット島からパチンコ島へ、あるいはその逆でパチンコ島からスロット島への変更工事が行われてきた。
そんな島変更工事の手間がなくなるのが、スマート遊技機時代だとも言える。スマート遊技機専用島を使えば、スマパチの隣にスマスロを設置することができるので、島工事変更の手間が省けるようになった。
これによってどういうメリットがあるかというと、死に島がなくなるということだ。1~2種を一列ド~ンと並べるレイアウトだと、その機種の賞味期限が過ぎるとすぐに通路と化してしまう。そんな通路島が何列もあると、そんな店で打つ気にもならない、というもの。
スマート遊技機専用ユニット島なら、パチンコとスロットを隣り合わせに設置できるほか、レイアウトも単島を使ったりしながら、多彩なアレンジができるので、通路島化になることが防げる、ということ。
そのためには、メーカーはコツコツとスマート遊技機をリリースし続けなければならない。専用ユニットが必要なため、一度スマート遊技機を導入すれば、そのユニットを使うために、再び、スマート遊技機を導入することになる。スマート遊技機のスマッシュヒット機が出れば、その分、専用ユニットも増えていくので、スマート遊技機への入れ替わりも早まる。
思い出すのはCR機の導入が遅々として進まなかった時に、西陣の花満開の大ヒットでCR化が一気に進んだ時のように。
既存店が完全にスマート遊技機に入れ替わる期間をあるメーカーは5~6年と読んでいる。今の時代ならこれが妥当な線なのかも知れない。花満開時代の時の様にホールには体力もあまり残っていない。
新台を買えるホールを25%減で留めることができれば、業界はある程度回すことができると試算している。これはホール軒数ではなく、あくまでも新台を購入するホール企業数だ。
新台が買えるホール数を減らさないようにするには、メーカーの開発力にかかっている。ホール、メーカー、ユーザーの3方がwin win winになるスマート遊技機の誕生だ。射幸性を上げるだけでは結果が出ていない。ここは業界再生を目指して、大手メーカー同士がタッグを組んで知恵を絞り合うしかない。
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