1位 ヤマダ電機 1兆6193億円
2位 ビッグカメラ 8340億円
3位 ヨドバシカメラ 7530億円
売り上げ数字だけ見れば、家電量販店の王者はヤマダ電機のように思えるが、売り上げを店舗数で割った1店舗当たりの売り上げを比較するとヤマダ電機の効率の悪さが際立つ。
1位 ヨドバシカメラ 306億円(24店舗)
2位 ビッグカメラ 60億円(139店舗)
3位 ヤマダ電機 22億円(731店舗)
経常利益率もヨドバシカメラが8%に対してヤマダ電機は3%、と低い。ヤマダ電機は地方の郊外店舗が主体に対して、ヨドバシカメラはターミナル駅周辺の出店に拘ってきた。店舗数はヤマダ電機の30分の1足らずだが、都市部やターミナル駅立地によって、都心回帰やインバウンド需要などが後押しとなって高い利益率を叩き出している。
地方は人口減少や少子高齢化の影響で生産年齢人口が減っているため、地域経済が衰退している。人手が足りず労働力不足になると、地方に進出していた企業や店舗は撤退を余儀なくされ、後継者不在を理由に休廃業する中小企業は増加する。働く場所が少なくなると、若者がさらに都市圏に流出するなどの悪循環を生み出しているのが現状で、これといった打開策もない。
ヤマダ電機は大塚家具を吸収合併して、家電から家具までが揃う店舗展開を始めたが、成果は出ていない。大塚家具は、低価格商品は取り扱っていない上に、ショールームでの実店舗販売が主力でインターネット通販も弱くニトリ1強の牙城をヤマダ傘下に入ってからも崩すことはできなかった。
ターミナル駅出店が大好物のヨドバシカメラは豊島区の「西武池袋本店」の撤退後を狙っている。これに対して豊島区長が「長年育ててきた顧客や富裕層も離れ、今まで築き上げてきた文化のまちの土壌が喪失する」と反対を表明している。ドン・キホーテなら客層が悪くなることが懸念されるが、周辺の店舗が何でも揃うヨドバシカメラに客を奪われることを懸念しているのかも知れない。
家電量販店業界の話が長々と続いてが、これはパチンコ業界にも当て嵌まることだ。地方の郊外店舗から衰退がはじまり、地方の中心部へも波及してくる。これからの時代は再び都会の駅前型が見直されるのではないか、ということ。その立地としては閉店していく百貨店が考えられるということだ。地方都市の百貨店の閉店は履いて捨てるほどあるが、都心となると限られてくる。
その一方で首都直下型地震も懸念されるところで、もし東京に巨大地震が起きれば、首都機能は壊滅するとも言われている。その時最後に笑うのは…。
パチンコ業界では阪神淡路大震災の経験から、ダイナムは首都圏の出店から地方への出店に舵を切っている。

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ピンバック: トク・メイ
お前らの業種はいつも粗利で語るのに
他業種は売り上げで比較するんだな。
お前らのチェーン店の売り上げを比較すりゃいいだろ。なぜそれを出さないんだ。
比較のしようがないだろ。
記事はいつも頓珍漢だよな。
1店舗あたりの売り上げだとよ。
それを続けた結果潰れていったんじゃねぇの?
お前らは。ベクトルを理解してないからそういう事を書くんだよ
ピンバック: 変な奴ばっかり
文章わ切り取り、東京が壊滅するとホール企業が笑うなどと誤解されない文章ですので、そんな事はないとあえて言っておきます。
例えばダイナムさんは、地域貢献為に被災地でもあけた早期再開を行った実績もあります。
みなさんはこの文章をみてどう思いますか?ホール企業に対する偏見が変わったのではないでしょうか。
https://www.dynam.jp/sp/about/social#01 「ダイナムは、阪神淡路大震災、新潟中越地震を通して、パチンコホールが地域社会の中で大切な存在であることを確信しました。
震災直後、店舗の再興や
営業再開を見合わせているとき、
被災者の皆様から、
早期の再開を求められたのです。
人々が集い、街に灯りをともす「地域のインフラとしてのパチンコホール」が大切な存在であることに、改めて気づかされました。
その経験を踏まえ、ダイナムは
東日本大震災の直後から、早期の店舗再開が、地域社会の貢献につながることを明確に打ち出し、被災店舗を再開しました。」
ピンバック: サファイア
まさにそのアホぶり、パチンコ屋のアホ店員の見本とすべし人材。
ピンバック: 脳の心配をするレベル。まだ医者に行って無いようだな。