パチンコ日報

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本気で新規客、女性客を取り込みたいならパーソナルスペースの確保から

あまりおカネのかからない余暇の過ごし方として、読書(3700万人)、動画鑑賞(3690万人)、音楽鑑賞(3420万人)がトップ3だ。いずれも3000万人以上を擁している。共通しているのは図書館へ行けば本だけでなく、CDやDVDを無料で貸し出していること。3000万人といえば、かつてはおカネがかかるパチンコだって3000万人時代があったことを思うと、改めて3000万人という数字はデカイ。

で、コロナ禍が追い風となった稀な娯楽と言えばゴルフだ。屋外でソーシャルディスタンスも取れる。560万人だった人口が40万人も増えて600万人台へ。それでもピーク時の1450万人からは大幅に減っている。パチンコ人口やゴルフ人口が減り続けるのは人口減と高齢化によるものだが、ゴルフの場合、まだ人口を増やす改良の余地が残されている。

若者が参加しやすいように料金が安いパブリックコースを増やすとか、皆でワイワイガヤガヤ騒げるマナーが緩い、敷居の低いゴルフ場にするとか方法は残されている。

一方のパチンコには人口を増やす余地は、経営者の意識改革だろう。薄利多売時代をすっかり忘れ去ってしまい、安易に売り上げ・利益を追及して行った。その原因を作ったのは他ならないメーカーである。この議論をしたところで堂々巡りになるだけ。建設的なものにはならないので、改善の余地に進もう。

平成のはじめ、「おやじギャル」という言葉が流行った。おやじのように居酒屋で酒を飲み、パチンコを打つOLたちだ。当時のホールにはカップルシートもあり、デートコースにもなっていた。それなりに女性客も集客できていたが、それも今や昔。

電車のシートでおじさんとおじさんの間には若い女性は座りたがらないのと同じ感覚が、今のホールとも言える。パチンコの台間は昔から指摘されている様に狭すぎる。パーソナル空間として台間を30センチは空けることが理想である。そうすれば、電車でおやじとおやじの間に座る感覚からも解放される。まさに今の映画館がそれだ。幅広い座席で、隣との空間もしっかりと取られている。それでなくてもコロナで人との距離が近いことを嫌う人が増えている。

それを可能にするのがスマート系による単島だ。単島の組み合わせによって台間の取り方もレイアウトも自由自在になるというもの。空間と併せて椅子ももっと快適なゲーミングチェアタイプも欲しいところだ。

空間の次は懸案の騒音問題だ。この解決策としては、自前のワイヤレスイヤホンを持っている人が増えているように、Bluetoothで遊技機の効果音を飛ばし、自分のイヤホンで聞けるようにすれば、自分の音しか聞こえないので、遊技にも集中できる、というものだ。

音、光、ニオイの塊だったホール環境は、快適性とは真逆だった。居心地の悪い環境でおカネばかりをむしり取るから遊技人口は減ったとも言える。


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