集声力とはビーブレーンクリエイションが作り出した造語で、お客・現場の声を活かす「集声力」の取組みで、すべてのスタッフがマーケターとして増客活動に参加するというもの。
集声力とは日々の顧客とのコミュニケーションをマーケティングに活用することだが、それをシステム的に行う。
その基本となるのが日報だ。スタッフは顧客との会話から集めた情報をスマホの集声力システムへログインして書き込む。

たとえば、日報ではこんな情報が書き込まれている。
●海の常連のお客様から花の苗がよかった。またやってくれたら来るという声を頂きました。
●今まで会員になって頂けなかったお客様から「こんな特典があるならなってもいい」と言われました。今までに会員にならなかったのか理由を聞くと「今更言いにくい」と言ってました。
●ご意見として炎天下で並んで待つのが大変だった!とのお声も。今から暑い季節になりますので長時間の整列はご年配にはちょっと厳しくなるかと思います。
●「家にチラシが届いたから来てみたのよ!」とおっしゃってるお客様に会員のポイントのご説明をさせていただいたところ会員になっていただけました!いつも他店で海を打っているそうです
●もちつきの件で「ここの人もきてくれて、子供たちもいっぱいで楽しかった」と仰っておりました。休憩室にお餅が置いてあったこともあり、ありがとうございますとお伝えしました。
●夏祭りに参加し後片付けの後、打ち上げ会にも参加致しました。エンドウ様イヨタ様スズキ様ササ様の常連様や近隣にお住まいの皆様との交流は新鮮でした。またエンドウ様のご友人は今度自店に遊びに来てくれるそうです。
このような顧客の声を集めて共有する。コミュニケーション力が高まれば高まるほど貴重な声も拾えるようになる。そういう声を拾い上げて開催した肉フェスのケースでは駐車場を地域の人に開放して、野菜の詰め放題なども実施した。パチンコの本業以外で地域の人をホールに集めた。
また、別のホールは地域が主催する夏祭りや餅つき大会にはホールスタッフが参加した。地域のイベントに参加して顧客の声を拾い、ニーズに応えた。
ホールにパチンコ以外のことで地域の人を集めるイベントを行ったり、地域の祭りにホールが参加した結果、稼働、収益ともに前年同月比でアップしている。

これらのホールに共通することは共にコミュニケーション力が高いことだ。顧客の声を集客につなげる情報収集力を高めるために、日ごろからコミュニケーション力を高める取り組みを行っている。
海の稼働が落ちたホールは集声力日報から原因が分かった。いつも来ていた常連客は自転車を止めていた場所が強制撤去対象になり、来られなくなったことが分かった。ホールは急きょ駐輪場を増設して、離反を食い止めた。
だから常連客の「パワフルだけは外さないで」という声も大切にする。
コミュニケーション能力が高まると、ホールスタッフがマーケッターにも育つ。
マーケッターとは
①顧客情報を収集できる。
②日常の気づきを提案できる。
③適切なコミュニケーションがとれる。
④価値を創造できる。
全てのホールスタッフがマーケッターになれれば、増客活動を通じて経営に参加することもできるようになる。

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もっと出す努力しろよ
もっと設定入れろよ!
って言うのが大半の声だろ
なんでその肝心なところは対応しないんだ?
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