パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

師走のタクシーの会話から垣間見える業界の将来

感染拡大が止まらない東京だが、12月半ばの週末、都内のタクシーは久しぶりに大忙しだった。この活況にドライバーは売り上げが上がったことは嬉しかった半面、「年末年始は感染者がもっと増える」と感じた。

都内で忘年会終わりの客2人を乗せた。ドライバーはパチンコ好きなので、会話の内容からホールオーナーとメーカーの営業マンであることが分かった。会話の内容からホールの忘年会帰りだった。

車内では来年の機械代の予算は3分の1に削ることを本部長に指示し、稼働の低い店舗は無駄な機械を買わないでベニヤにするなど、と話していた。チェーン店は10店舗クラスで「10年後に半分残ればいい方」と悲観的な内容だった。

先にオーナーを下ろし、営業マンとドライバーの会話が始まった。

「来年は業界が苦しくなる。ホールもおカネを使わなくなるからメーカーも大変だよ。ウチは取引先の大手が買うだけの余力があるのでまだ助かっているけど。パチンコ業界は庶民を相手にしている商売だと思われている。1パチがある業界だからね。でも、4パチ、20スロを打てるお客さんは随分減っている。そういう意味では庶民の遊びではないよ」

「タクシー業界だって庶民は乗りませんよ。おカネに余裕がある人しか乗ってくれませんよ」と応じた。

パチンコもタクシーも庶民とは縁遠くなる業界であることが一致する。

「今までホールさんは売り上げ、粗利の上がる台を買ってくれた。その代表格が凱旋。随分と売り上げに貢献したけど、今後はそういう台は出せなくなった。メーカーとしてはまずユーザーが飛びついてくれるような台を開発しなければならない。開発には1~2年かかるけど、ウチは稼働が取れて客離れが進まない台を出しますよ」

パチンコ好きのドライバーは会話の端々から出てくる機種名でこの営業マンの会社が推察できた。上場メーカーだった。

「業界がどの方向に向かうのかは分からない。でも今残っているお客さんは等価しか打たない。それは自分のクビをしめていることなのに気づかない。業界が等価に走っていなければ、1円も必要なかった。1円のお客さんでさえ等価しか打たない。一部の大手が等価を止める話もあった。それに対応する機械も作らなければならないが、その話も止まっている」
等価の功罪論については別の機会に譲ろう。

話は自身の仕事に及び始めた。

「大手ホールほどメーカーの営業マンはいらない。大手には情報過多と思われるぐらいたくさんの情報が入ってくる。営業マンが必要なのは地方の情報が入って来ないオーナー。そこでは重宝がられる。昔の営業マンはコンサルティング的役割も果たしていた。こういう使い方をすればこう稼働が伸びる、と。今はコンサル会社のセミナーへ流れている。メーカーもネット販売するところも出てきて営業マンも必要とされなくなった。抱き合わせ用の機械を開発する余裕すらなくなった」

では、最前線の営業マンから見てどういうホールが残るのか?

「今は1/320がMAXタイプになっている。このタイプが強いホールと弱いホールがある。1/200は強くても1/320が弱いホールもある。この両方にお客さんが付いているのが優良店で、1/320にお客さんが付かないホールはいずれ淘汰される。1円が主流でコロナで売り上げを落とし、抜いたホールも然り」

そんな会話をしながらタクシー代は2万円オバー。お釣りの3000円はチップにくれた。まだ、余裕があるメーカーの営業マンと感じた。




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コロナ禍で遊技中の飲食の是非

新型コロナウイルスはこれまで夜の接客を伴う会食や酒席が感染源とされてきたが、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は12月21日、緊急の記者会見を開き、国内の感染状況について「飲食を中心に感染拡大している」とする見解を示した。ショッピングモールのフードコートでの感染例もあるとして、飲酒の有無や昼夜などの時間帯、場所にかかわらず、警戒や対策をするよう呼びかけた。

マスコミは感染者数が過去最高になった、と連日のように報道している。感染者が増加の一途を辿るのは尾身会長が指摘するように、飲酒要因を通り越して、飲食そのものに原因があるかのような印象を植え付ける。

感染拡大を受けて野党は再び緊急事態宣言を発令せよと政府に迫る。前回のように全国を対象にすると経済的混乱をきたすので、今回は感染拡大が続く地域に絞って緊急事態宣言を出すように求めている。

こうした状況で都内のホールでこんなことが起こった。

常連客のお年寄りがコーヒーにむせて台に吐き散らしてしまった。幸い分煙ボードがあるので隣の客にはコーヒーはかからなかったが、むせ続けるおじいちゃんに隣にいた客は退散して行った。

台の掃除をするときに店長は慎重になった。口から吐いたコーヒーにウイルスが付着していた場合を考え、「これは従業員にはさせられない」と自らがゴム手袋をして台周りの消毒作業をやった。

と同時にホール内での飲食について考えるようになった。

ホールからクラスターが発生しないのは、ホールの空気清浄・換気能力やそもそも客は会話することなく台と向き合っているからだ。

しかし、尾身会長に「飲食によって感染が拡大している」と指摘されると、店長はホール内の飲食を禁止した方がいいのではないか、考えるようになった。

で、店長は今回の件もあったので、オーナーに店内での飲食を中止すべきかを相談した。

おじいさんが飲んでいたコーヒーは、ワゴンサービスから買ったものだった。

オーナーの判断は「飲食を中止にするとワゴンサービスの仕事がなくなる。今回の件はレアケースでそんなにしょっちゅうあるものではない」と飲食は続行することになった。

ここからは、ホール内で遊技しながらの飲食の是非についてコメント欄で書いていただければ幸いだ。



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高稼働店は開けたらなかなか閉めない

私が注目して定点観測しているホールが3店舗あります。コロナ禍前と変わらぬ高稼働を維持するJR中央線駅前A店と京王線駅前B店。一方、50年以上地域一番店を誇っていたC店は、コロナ禍で苦戦しています。

この3店舗が他のホールと何が違うのかをお話してみたいと思います。

一言で申しますと、【私の勝率】と【期待率】が高いホールがA店。次点がB店。一方、勝率は高いですが期待率が低いのはC店です。

まず、パチンコについて雑感を述べると、稼働が高いホールとは、お客様目線で、【お客様の勝率】と【期待率】のバランスが絶妙なのです。

特に重要なのは【期待率】です。

この【期待率】は、主観の塊ですから、人それぞれ違います。
例えば、釘を読めるお客様かどうか、によっても【期待率】は変わります。

私は経験から釘は読めます。当該ホールの営業方針及び釘から見える営業方針まで読めます。

【私の勝率】と【期待率】の高いA店についてお話をしますと、釘は頻繁にいじりません。設定付きの台は、設定を触っているのが伺えます。

釘を開けるときは、ボーダースタート数を高くするケースが多い。1000円で20回から26回くらい回る台もあります。



データ表示器に、スランプグラフが表示されますが、数日間赤字でも閉めないケースもあります。

先月まで、5回権利の綱取物語がありましたが、1万発の赤字を2日間、そのあとも4日間も赤字を垂れ流しです(笑)。もちろん高稼働で、私が遊技したくても出来ないケースがありました。

1000円から1500円でスタートが2回まわるんですよ。好調な時は、平均600円で1回、スタートが回った時もありました。
うまくいけば、5回権利×2=1万2000個ですから、お客様は追いかけます。
こんな状況から、いきなり閉めないんですよね。

ホールのランニングコストは決まっていますから、高稼働のホールは、そんなことが出来るわけです。

逆に稼働が下がれば、ランニングコストの割合は上がる。ランニングコストの割合が高くなれば、ますます、出玉は渋くなりますよね。

つまり、ホールの稼働が下がれば負のスパイラルに陥るのですが、そこから脱却出来なくなったり、ちょっとB調整をすれば、粗利が確保出来るから、益々稼働が落ちても気にしない(笑)。

たくさんの一般ユーザーも読んでいるので、分かりやすく書くと、お客様が多いホールと、お客様が少ないホールを比べると、お客様が少ないホールの方が粗利が高いケースってあるんですよ。

だから、お客様は、勝てる期待値を探り当て、期待率の高いそんなホールに通うように。
そんな期待率が高いホールが、行動範囲内になければ、諦めるしかない。

話を戻します。

期待値は、またこのホールに来よう、と思わせる最大の動機になります。一言で言えば、メリハリの有無です。

勝率が高くなくても、期待率が高ければお客様は通ってくれます。特にヘビーユーザーは通いますよ。

魅力的な遊技台を探しに、とりあえずホールへ向かいますから。
ホールに入ったらお金を使っちゃうのがパチンカーです(笑)。

ホールや店長の方針は様々ですが、前記のA店は、開けたら中々閉めません。

次回はB店とC店のお話。

つづく



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一発台は40個の定量制がベスト?

ハンドルネーム「もと役員」さんが一発台の使い方に提言する。

以下本文

昭和~平成までの、いわゆる本物の一発機の時代、営業が不味くない使える管理者のお店。

基本的な考え方として1回当たりを掛けたら、お客さんから幾ら貰うかを設定する。

40玉交換、約4000個終了の店で確か800~1200円ぐらいだったかな?

この800~1200円の幅は機種によって変わる。

当時は大きな新台入れ替えは年数回だったが、一発台とセブン機に関しては2カ月に1回入れ替えを行う店もあった。

そういう店は一発台だと4機種くらい設置していて初代コンビやプリズムetc等のメイン機種は薄利で、使い捨て対象の機種(高尾、サンセイ、銀座etc)などは初日~3日だけ大盤振る舞いし後はタコ抜き。

話を戻して当時の一発台新装開店初日、開店時刻は17時もしくは18時が多かった。

導入台数は1列もしくは2列で12台~30台ぐらいかね。

例えば12台の入れ替えで打ち止め1万円だとすると全台を3千円くらいで当たる様に調整する。

もちろんお一人様1回、打ち止めしたら再び並び直す。

閉店時刻まで何回順番が回ってくるかが勝負どころ。

で、営業時間は3時間半くらいだったとすると全大当たり回数は多くて50回、店の赤字額は40万円くらいかな。

肝なのはたかだか40万円の赤字で勝てた人の人数だな。

もちろん50人ではないが開店プロから一般客までおよそ30人は下らないはず。

12台(赤40万円)で30人を満足させられる。

それに比べて最近この手の台が出ると、良く聞くのがやれどこそこの店で8万発だの10万発の差玉が出ただの良く目にするけど、まずここが一番ダメ!

8万発だの10万発の差玉を出して一体何人の客を満足させられたのか?

上記の例では大当たり50回だとして勿論、同じ人が並び直して居るから50人ではないけど、たかだか、40万ほどの赤字金額で少なくとも30人近くの人を満足させられたはず。

対して今は同じ40万円赤字こいて一体何人の客を満足させられたのやら…

以上

昔の一発台の射幸性は1万円で満足させられていた。原点に戻って定量制にすれば、ホールもガチガチな調整することもなく、お客さんに楽しんでもらうことができる。

まず、飛び込みに入らなければ話にならないわけで、ここを閉ざしてしまうとせっかくの一発台の持ち味が殺されてしまうというものだ。

40個交換の定量制だからお客さんは楽しめた。



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感染力の強いコロナ変異種に日本は大丈夫か!

筆者の親戚は、パリ在住歴25年。今回の新型コロナに対する欧州の状況はリアルタイムで聞いている。過酷な状況は、日本国内の報道以上だ。

郵便物や宅配物は、室内に持ち込む前に、そのものを消毒するか、中身だけを持ち込む。
土足で室内に入る習慣を改めた家庭もある。

パリから届いた直近の状況写真がこれだ。

人影のないルーブル美術館(12月半ば撮影)


パリの客のいないレストランは熊のぬいぐるみで閑散さを解消


日本国内では、緊急事態宣言が出され、国内の活動が規制された。

これらの状況は、まだ記憶に新しいが、だんだんと、緩々になって来ている。

それはホールだって例外では無い。

機械の消毒を一生懸命に実施するホールがある反面、まったく機械消毒をしないホール、やったフリだけするホールが本当に増えた。

傍から消毒作業を見ていると雑な従業員が増えた、増えた。
アルコールを布に少しだけつけて、ほとんど乾いた布で、雑に機械を拭く仕草。

都内のホールでは、マスク非着用を注意しない場面にも遭遇。スタッフがマスク非着用者とすれ違ってもマスク着用をお願いしない。

都内の百貨店の話では、立川の伊勢丹と高島屋の対策が両極端だ。

伊勢丹は、入口を限定して制限をして、入口には、体温チェックをする従業員を四六時中張り付けている。マスク非着用者が来店すれば、注意をして、マスク着用を拒否すれば、入店を拒否している。マスクを持っていないお客様には、マスクを無料配布する。

一方の高島屋の場合は、入口で体温チェックの係員はゼロ。つまりマスク着用のチェックもゼロ。店内にマスク非着用のお客様がいたが、誰も着用依頼をしない。

サービス業の頂点の一角を占める百貨店の一部でも、緩々な状態だから、ホールで緩々なケースが出てきても不思議ではない。

まだ、新型コロナとの戦いは終わっていないし、今後どうなるか分からない。

そこへ飛び込んできたニュースは、イギリスで新型コロナの変異型の感染拡大だ。
ジョンソン首相はロンドンなどのロックダウンを素早く打ち出した。

欧州各国は、イギリスからの航空便の乗り入れを禁止、または乗り入れ禁止を検討。素早い対応だ。

ジョンソン首相の会見によると、感染力は従来型より70%高い可能性があるらしい。
だから、欧州各国の対応が早かった。

未知のウイルスだから、感染力など不明な点が多い。

新型コロナで分かってきたのは、従来のインフルエンザと違う後遺症の多さだ。初期には、風邪やインフルエンザと一緒だと言っていた論客も、その主張を鎮めているのは、その新たに分かってきた後遺症からだ。

今回の変異型の感染力や影響力は不明だが、これが日本に入ってきたらと思うと不安でもある。

孤島のグアムが、新型コロナで壊滅状況だ。

ニュースを引用

グアムでは16万6000人の島民の11%(1750件)の感染が確認されており、既に島内にある二つの病院は定員に達している。ワシントンDCに救援を求めているが、グアムは医療崩壊寸前の状態である。

引用終わり

孤島のグアムなら、侵入を抑えることが出来たはずだが失敗。日本だって一歩間違えれば、どうなるかわからない。

話を戻すと、この先、新型コロナの変異型の猛威が日本国内を襲ったらどうするか。

マスクや消毒液は不足しないか?
それよりも、ホールの売り上げへの影響は?
営業自粛には従うのか?

その時どうするか?
経営者や組合は迅速に対応出来るか?

事前に予測するのが危機管理の第一歩だ。その前に、雑な機械消毒を改善してはどうか?
やるならちゃんとやる。

そんなことを書いていたら、21日のニュースが飛び込んできた。

新型コロナの変異型が世界各地で拡がり始めたようだ。

日本は前回の二の舞だけは避けてもらいたいものだ。
菅首相も後手、後手だったりするから心配だ。

スペイン風邪の時は、第三波まであり、段々強毒性になったので、今回は本当に心配だ。

加えて、一部の外国からは入国を始めるから、益々心配だ。

緊急事態宣言は別に、今後、都道府県から営業自粛要請が出る可能性がある。

ホール一丸となって、要請を受け付けるか、難しい情勢だと思う。

凱旋撤去でさえ、足並みが揃わず、再設置のホールが出てきている。

あるホールチェーンは、緊急事態宣言が出ない限り営業は続けるとのこと。

理由は、今まで一件もクラスターが発生していない業界だからだ。

組合の意思統一の検討も必要だ。




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