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求人コストを下げてアルバイトの採用率をアップ


グランドオープンに際して人事部や店長を悩ませるのが、アルバイトの人材確保だ。パチンコホールの強味であった時給での優位性も薄れていく昨今、建物は完成しても人の確保ができずに開店が遅れた、という事例が出る可能性もある。

自社でアルバイトを確保できないとなれば、頼ってしまうのが人材派遣会社だ。ところが最後の頼みの綱の人材派遣会社そのものが人集めに苦労しており、現場によっては断られるケースもある。

昨年12月22日にグランドオープンした福岡県の「玉屋筑紫野店」(総台数640台)は、アルバイト募集しても応募が少ないエリアと心配されていたが、結果的に運営に必要な人数の確保(募集時給1200円)が早い段階で整い、グランドオープンの人材確保に成功。派遣会社に不足分を依頼することも免れた。

求人活動を開始したのは10月10日から。11月末には大方の採用目処が立ち、同社が特に希望していた女性スタッフの確保については、採用したうちの8割を女性スタッフで占めることに成功した。

求人難が叫ばれて久しい中、グランドオープンのアルバイト確保がスムーズに進んだ背景には、アベブの採用支援ネットワークの存在があった。これは求人媒体の効果的な選択から会社の魅力を最大限に引き出す広告原稿作成、応募受付までをアベブが一括代行するシステムだ。


無題


「1年あまりかけて、さまざまな要望を取り入れてもらいながら試行錯誤して完成したのが、採用支援ネットワークです。1年使ってみて成果があがったので、他ホールへも紹介することができるようになりました」と話すのは九州エース電研の西川真二課長。同社は現在、福岡県内で4店舗のホール経営に携わっている。

同社はアベブとは人材総合コンサルティングで20年ほどの取引があった。いわば、ホールの採用現場と人材総合コンサル会社がタッグを組んで、採用での問題を解決するために生まれたシステムが採用支援ネットワークだ。

アベブは1991年に京都で設立されたパチンコ業界に特化した人材総合コンサルティング会社だ。25年間以上の求人活動で培ってきたノウハウを使って、同じ予算でもより効果が上がる求人方法を採用支援として商品化したものだ。現在、九州地区では100店舗以上のホールが同社の採用支援ネットワークを使っている。

前出の玉屋が特に注目したのが応募受付代行だ。

「うちは総務部で求人を一括管理しているんですが、本社は17時には帰ってしまう。夜の応募があって対応できていなかったので取りこぼしがあった。アベブは24時間受付を代行してくれるので取りこぼしがなくなりました。最初は3カ月のお試しで使っていたのですが、効果があるので継続契約に切り替えました。同じ予算で求人媒体をボリュームアップできるところが魅力ですね」(玉屋・岩﨑史典総務課長)

アベブによるとアルバイトの応募が一番多い時間帯は16時から21時。この時間帯に8割が集中する。本社が17時、18時で帰る場合は、応募の問い合わせを取りこぼしていることになる。

店舗ごとに応募の受付をしているケースでも、店長が事務所を出たり入ったりして、事務所が空になることも往々にしてある。一度電話してつながらなければ、かけて来ないことが多い。

応募の対応はアベブのコールセンターで行う。電話対応は21時まで受付ける。メールやLINEの問い合わせは24時間対応している。この受付代行が面接来社数を上げる最大の武器である。問い合わせに対して、面接の日時を決めるところまでをアベブが担当する。パチンコ業界の少ない応募をいかに面接に来社させるまでをサポートしてくれる。

細かいノウハウはまだある。

求人原稿は店長目線ではなく求職者目線で作成することはもはや常識。週5日勤務して欲しくても週1日からOKとか、本来ホールが望む逆のことを書いた方が、欲しいターゲットを採用しやすくなる。店長が望む原稿では応募が来ないことをアドバイスし、改善することにより、無駄なコスト削減にもつながる。

求人エリア選定も当該店舗のエリアだけではなく、店舗の通勤沿線を調べてエリア設定することも重要なノウハウである。

面接の時間帯は店長の都合で、早番と遅番が交代する16~17時で組むことが多い。ましてや店長の都合で、面接時間を夜に組もうものなら、それだけで来なくなる。

応募者が来やすいように、平日の11時~15時で組むことがポイントである。

そして、何よりもアベブの強味は求人媒体に強いことだ。25年以上自社の求人広告を打ち続けた実績から、大手求人媒体の大口取引先として値引き枠を持っている。1法人では値引きは対象にもならないが、アベブを使うことによって値引きが適応される。さらに、無料で使えるプランも豊富で、同じ求人費でも露出する求人媒体が増える。コストパフォーマンスが高く、必然的に1人当たりの採用コストが下がる。

アベブの太田武志部長は採用における最も重要なポイントについてこうアドバイスする。

「パチンコ店のアルバイトは仕事内容では選びません。それよりも、この会社で働きたいと思わせることが採用のカギを握る。その魅力を出すことができたら高額時給でなくても採用できます」

求人難の時代にはこうしたアドバイスをすぐに受け入れることによって、問題が解消されて行く。

「これからは人を採れる企業しか生き残っていけない。そのためには人を増やすことができる働きやすい環境を整えなければならない。アベブは採用支援だけでなく、求職者の求めている福利厚生などのアドバイスもしてくれる。正社員の休日を増やすためにもアルバイトの確保が重要になってくる」(玉屋・渡邉哲也総務部長)

採用支援ネットワークの費用は応募受付代行などを含めて月額3万9800円(九州エリア価格)。媒体掲載費用も1店舗でも値引きが適応されるので安くなる。

サービス受注エリアは全国のホールで対応できる。


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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. エース電研 カズマ氏の「実践鬼嫁日記」は良く見たな・・・ってか
    今も見てるけどw

    アベブのセールスしてたのかw 

     まぁ人集め出来るのらなら良いのかなw

    スパイダーマン    »このコメントに返信
  2. すごいね。応募者目線で考えれば、人も集まる。
    どこぞの業界は、これと真逆な事してますが。
    まあ見習う事はできないのでしょうな。

    はは    »このコメントに返信
  3. 人材確保は、企業にとって生命線とも言える重要なことです。
    働かせる側の都合でなく、働く側の都合を考えることで信頼を得る。
    時代にマッチした、非常に優れた方法だと思います。パチ業界は正直言って
    ダークなイメージが強いので、人材確保には大変な苦労があり、その為
    他企業に比べても、より洗練された求人スタイルが求められた結果なのでしょう。
    一般企業での話ですが、リーマンショック時代、高卒の採用を一切しなかった
    企業がありました。2008年あたりですね。
    高校側はかなり陳情したようですが、景気悪化を理由に一人も採用せず。そして、
    リーマン影響も過ぎ、若い人材不足が囁かれ始めた為、再び高卒を採用しよう
    としたところ、地元高校は一切応じなかったそうです。
    「苦しい時に簡単に切り捨てるような企業に、大切な生徒はやれない」
    地元高校の教師は、あまり異動とかはありませんから、その姿勢は未だ続き、
    その企業は若い人材を全く得られない状況に陥りました。
    今回の記事は、一般企業にも是非読んでもらいたい。パチ業界の話だからと
    いう先入観で、参考にすべき貴重な情報を目をつぶり、耳をふさぐ愚かな
    ことはしたくありませんね。例えパチ業界の話でも、聞く耳は持ちたいものです。

    一般ゆーざー    »このコメントに返信
  4. このようなサービスは良いですね。確かに他業種でも使いたいサービスかと。
    あとは勤務環境を理解してから入ってもらうことかと。パチンコを全く知らない方だと受動喫煙や騒音で簡単に辞められかねません。
    受動喫煙と騒音はあることを説明することは、長く勤めてもらうために必須かと。

    元ベビーユーザー    »このコメントに返信
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