パチンコ日報

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深夜の重労働となっている機械入れ替え作業コストを1/3へ大幅削減


今やパチンコ台の重さは、飾り物の巨大化に伴い、優に40キロを超えるに至っている。余りの重さから入れ替え作業で腰痛になったりすることもあり、台入れ替えを外注に任せるホールも少なくない。

パチンコ台の重量が増すことで入れ替え作業の効率が大変になるばかりだが、ホール経営者の発想から生まれたのがマジかsystemだ。台を運ぶ台車(マジか)から、遊技機の取り付け装置「どんぴしゃパーフェクト」、さらに、台を取り付けた後で、ガラス面で傾斜が測れるようになった「傾Shock」の3つで構成されている。



台車は運送会社から運ばれてきたものをそのまま載せることができることが最大のポイント。台車のパチンコ台を載せる位置がそのまま島の高さになっている。

つまり、一度台車に載せてしまえば、重たい台を一度も上げ下げすることなく、そのまま島まで運んで取り付けることができる。台を運ぶ効率が大幅にアップすることで、それが省力化にもつながっている。

「どんぴしゃパーフェクト」は遊技台の本体と枠をわざわざ分離させることなく、そのまま島に取り付けることができる。上部は六角レンチ、下部はクランプで固定するだけ。枠を島に釘打ちすることもないので、島や枠を痛めることがない。

島に台を取り付けた後で、最後の作業が傾斜測定となるわけだが、今回新たに誕生したのがガラス面に傾斜器を取りつけてより簡単に傾斜を合わせることができる「傾Shock」だ。

従来は盤面の釘に傾斜測定器を引っかけていたが、それによって釘が微妙に変化することを考慮して、ガラス面で測れるように改良を加え、測定部分は気泡管からデジタルへ変更した。

この一連のシステム導入によって、台の取り付けから正確な傾斜合わせまでのスピードが革新的に速められるようになった。

深夜作業になる入れ替え作業は、深夜労働手当が必要になるので、時給も倍になる。これに作業時間と作業人数を掛けたものが入れ替え作業費となる。

例えば、旧来の方法で計算するとこうなる。

時給2500円×作業時間3時間×作業人数10人×月3回(年36回)=270万円

これがどんぴしゃパーフェクトを導入することで作業時間は3分の1に短縮できるので、90万円で済む。

大手チェーンともなると店舗数も相当な数になるので、削減コストも膨大になる。ましてや入れ替え作業は恒常的に続くものである。ちりも積もれば山となるといわれるように、入れ替えコストを削減するだけでもホール1軒が建つ。

省力化のコスト以上に、傾Shockで傾斜が正確に均一化されることによるスタートのバラつきが解消されるメリットも見逃せない。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 必要は発明の母と申しますが、煩雑な入れ替えがなければ、
    開発されなかったツールでもあります。
    作業時間短縮と体への負担の軽減だけでなく、旧来の計算方式でも書いてある
    月三回の入れ替え、こちらも是非削減し、客の懐への負担を軽減していただくよう
    謹んでお願い申し上げます。

    一般ゆーざー    »このコメントに返信
  2. 飾り物を巨大化しなければいいのにねw

       »このコメントに返信
  3. 台枠のサイズを全メーカー統一のサイズにして、

    台枠の飾りランプや可動式の人形などてはなくて、
    あくまでも台枠の内側のセル板内でのゲーム構成のみで競い合うようにして、

    メーカーを問わずに、台枠はそのまま残してセル板ぬみの交換を可能にすれば良いと思います。

    イケロン    »このコメントに返信
  4. 埼玉県は、新台入れ替え前日は、店休日か当日、昼以降に開店だから深夜人件費は、かからないし社員だったら基本給内ですね。

    ってか月3回入れ替えってほぼ毎週、入れ替えしたい気持ちまんまんですね(笑)

    埼玉県    »このコメントに返信
  5. コストが下がっても還元は後回し。
    コメントの少なさがそれを物語っている。

    ないわー。    »このコメントに返信
  6. まったくエントリーと関連が無いのですが、この業界に1つ疑問があるので聞いてみたいのですが。

    時代背景や今の業界立ち位置、機械代高騰や遊技人口の減少など、いろいろな要素が複雑に絡み合い、片下リな業界であるのは理解出来ますし、心労も察します。
    メーカーが悪い、ホールが悪い、求めるエンドユーザーが悪いなど、色々な角度の議論も当たり前だと思います。
    端から見て、とても不思議に思う事があるのですが
    「なぜ組合は何もしないのでしょうか?」
    「未だに等価と非等価の都道府県がこんなに存在するのは?」
    とても不思議です。
    まずは甘い汁を吸っているだけで何も行動しない「過去のおじいちゃん組合員を解体、総入替え」が先決では?
    県境の等価非等価でオイシイ思いをしているお店は組合長の店ですか?パチンコ業界の組合員ってバカしかいないのでしょうか?
    異常ですよ。
    まず全国の等価を止めるなら止める!止めないなら止めない!ここからではないでしょうか。議論はその先ですよ。

    いちファンとしての疑問    »このコメントに返信
  7. どんぴしゃって営業中も作動させられるんでしょうか?
    裏が壁なのに台奥から強い衝撃があって羽根モノなら当たり確率の大幅な悪化
    デジパチだと玉の動きが汚くなり回転率の低下
    全店ではないですがこういう事が起きた店が結構あります

    おりば    »このコメントに返信
  8. オーナーの指示には、逆らえません。
    意見言おうなら、自分たちでヤレと。
    所詮、ホールもブラック業界なので!

    申す    »このコメントに返信
  9. 遊技機メーカーがまず遊技機を入れ替えしやすいように作っていません。牙狼は床に立たせると前のめりにコケてしまいますし、高尾の上部の丸い窪みは尖っていて、前から抱き上げると、従業員の首に刺さると危険です。そこら辺の改良をお願いしたいですね。

    原田おさむ    »このコメントに返信
  10. >いちファンとしての疑問さん
    この組合というのはホールの組合という事で宜しいでしょうか?
    それで宜しければお答えします。
    代表的な所で言えば全日遊連ほか4団体ですか・・・
    答えが組合に力がないからです。
    非組合員でも経営出来ます。
    だから統制がとれなくて自由化しているのですよ。
    組合に加入しないと経営出来なくすればいいのですが・・・

    ぬこ    »このコメントに返信
  11. ぬこ様返信ありがとうございます。
    組合員非組合員以前に、都道府県で一律の見解を出さないパチンコ組合に疑問があるのです。特に換金(等価非等価)など。
    第三者から見ると怠慢にしか見えません

    いちファンとしての疑問    »このコメントに返信
  12. >いちファンとしての疑問さん
    組合を擁護するつもりは全くありませんが・・・
    見解を出さないのではなく出しても意味がないのです。
    効力が全くありませんので。
    過去の例を挙げれば、組合が組合員に指導した公休日(月4等)です。
    殆どの組合員が守る中、非組合員が我関せずと年中無休を詠い営業しした。
    同じ事が交換率でも起こりました。
    組合で交換率一律を定めていましたが、超大手が等価を詠い営業して統制がとれなくなりました。
    自分で書いてて思います、こういう状況を作り上げたのは業界全体ですね。

    ぬこ    »このコメントに返信
  13. ぬこ様ありがとうございます。
    パチンコ業界の組合はもう組合としての機能を果たしていないのですね。
    わかりました。ただ、やはり「改革をあきらめた古き組合」はただの老害ですね。
    業界を思うのなら、若返りは必要な気がします。
    ありがとうございました。

    いちファンとしての疑問    »このコメントに返信
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