パチンコ日報

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パチンコ依存症は自然回復率が80%と高い


数字は一人歩きするものである。当初の意図とは関係なく勝手に動いていく。業界とは関係が深い典型例で言えば、厚労省が2014年に発表したギャンブル依存症が536万人、という数字だ。このうち、8割の約430万人がパチンコ依存症、といわれていた。

厚労省(久里浜医療センター調べ)発表をメディアは何の疑いも持たないままに、536万人という数字を垂れ流した。ギャンブル依存症が諸外国に比べても異様な高さ、ということから、国内でカジノを解禁する場合は、いの一番にギャンブル依存症対策を行うことになった。

それでやり玉に挙がったのがパチンコだった。パチンコ依存症を語る上で借金、犯罪、自己破産、一家離散、自殺などのネガティブな問題も取り上げられた。

厚労省もさすがに536万人が一人歩きしたことを懸念したのか、2017年の再調査では生涯のどこかで依存症だった人が320万人、と下方修正した他、直近の1年間では70万人に修正した。

そもそも依存症問題を語る場合、生涯のどこかで依存症があった数字を取り上げるのではなく、直近1年にスポットを当てるのが世界標準だという。つまり、日本人のギャンブル依存症は536万人ではなく、70万人で、パチンコ依存症は56万人ということになる。

パチンコ依存症は430万人もいるから、と3分の2の出玉規制で依存症を減らす規則改正だけが実施されることになった。直近の1年の56万人にしても全員が全員、借金地獄に陥って生活が破たんしているわけでもない。そもそも出玉を減らしても依存症対策にはならないとも指摘されているように、数字の一人歩きのとんだトバッチリだ。

それはともかく、厚労省が発表した生涯320万人と直近1年70万人の250万人の差異について注目しているのが諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授だ。脳科学者の一人でギャンブル依存症問題にも着目している。

「250万人はかつて『おそれ』があったが、今は回復している。計算すると8割が自然回復。われわれの調査でも同様で、かつ、治療や相談を行ったのは数%。これは世界的に見て驚異的な数字で、特にぱちんこ関連の依存は、ちょっとそれらしくなっても、自力で治ってしまう。ある意味軽い。現状の40万人も8割は健全ユーザーになるか、やめるかして自然回復が見込める」(篠原教授)

※注 話し言葉の40万人は社安研が発表した直近1年のパチンコ依存症

公営ギャンブル依存症の自然回復率が44%に対して、パチンコ依存症は自然回復率が80%と突出して高いことに着目している。

詳しくは

日本でギャンブル等依存症の疑いがあっても、自然回復率が8割近いのはぱちんこ関連の自然回復率が高いため


会社のカネを使って100億円余りもカジノで負けた大王製紙の井川意高前会長が、実刑判決を受けて収監された。去年12月に仮釈放され、最近サンジャポに出演していたが、ま、軽い男であまり反省している様子もない。100億はカジノに預けているが、引き下ろすのに毎回暗証番号が変わるなどと未練たっぷりだった。今は麻雀を打つぐらいのようだが、賭けない麻雀なんてありえない。自然回復しない例のようだ。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. ようやく篠原教授の話題を取り上げていただけたようで、やれやれです。
    まあ、パチ嫌い、もしくは過去にパチに痛い目に合わされて恨みに思っている
    人たちは、容易に信じようとはしないでしょうけど。
    ただ、何故パチ依存の方が、公営ギャンブル依存より自然回復率が
    高いのか、そこのところはもう少し突っ込んでみたいですね。
    説得力のある理論、法則、習性、そういうのがあるのかどうか。

    一般ゆーざー    »このコメントに返信
    • 依存症率が高いか低いかの問題もありますが、ギャンブル性は今回の規制によって大幅に下がります。
      1日どっぷりプレイをして勝って20万円負けて10万円の世界から、勝って8万円負けて6万円程度になる。
      しかし、釘叩きによる「ベース殺し」で10万以上負けるような台に違法改造するホールがあるでしょう。
      釘叩き改造しない新基準の正規台では2〜3時間プレイして勝って3万負けて2万程度でしょう。
      充分抑制できるのではないでしょうか。
      そうなるとギャンブル依存症などと騒ぐほどでもなくなるはず。
      それを完全実施させる意味でもパチンコに役比モニタ搭載を義務付け釘叩きのベース殺しを止めさせる必要がある。

      なぜ日工組が役比モニタを嫌がっているのか?
      メーカーの本音ではホール現場での釘叩きが行われることを黙認するために
      役比モニタから逃げていると言われても仕方ない。

      ボナンザ    »このコメントに返信
  2. なんだろうな~、色々なパチンコの議論。
    聞いてて哀しくなるよね。そこが問題ではないよね。
    要はグレーなギャンブルの世界で業界もお客さんも
    賭博として続けていくのか?
    はたまた、ほんまの遊技に戻るのか?
    または頃合を探りながら両方のバランスを取りながら
    生き延びていくのか?
    どれに将来性があるのか・・・
    過去が美味しいかった世界だけになんとも難しい選択
    だろうけどね。

    ベン    »このコメントに返信
  3. 自然治癒するものを依存症等と言う病気と区分しているのが既にオカシイ。
    しかも現在、依存症の疑いがある人の割合も、世界と比べて高いどころか、逆に若干低い。
    全てはIRの為の世論誘導でしかない。
    IR議連の連中って、多くはパチンコ企業から献金貰ってる輩。
    コイツらが新たな利権としてIR進める為にパチンコを槍玉に挙げさせていると言うのが事実だ。
    パチンコ企業は、コイツらへの献金を一斉に辞めるべきだね!
    そうすれば少しは気付くんじゃない?

    うま    »このコメントに返信
  4. ギャンブルか遊びか?法律の問題なら遊び(遊技)と定義されてるんですよね?
    後は我々ユーザーがどう思うか?どう捉えるか?
    遊びと思ってパチンコするか?ギャンブルと思ってするか?どちらにしても、正しい判断をする為、正しい判断ができるように、18歳未満は入場禁止なんですよね!?
    自然回復と言うと依存についての病気かもしれないですけど、子供の頃の趣味、学生時代の趣味、社会人になってからの趣味、結婚してからの趣味。。。。それぞれライフワークの変化で変わってきてるのと何ら変わらないものと考えてしまうのは私だけじゃないですよね?
    1意見として、皆さんの声も聞いてみたいです。
    篠原教授の参加されている調査も、継続して頂いて、ドンドン分母を増やして(統計学で言うところの1/4)まで有効回答が集まってからの結果が楽しみです。
    関係者の皆さん頑張って下さい!

    だから18歳未満禁止でしょ?    »このコメントに返信
  5. 篠原菊紀教授というと、何年か前にパチンコにおける脳内物質の放出を研究し、パチンコの依存性について言及していたにも関わらず、いつの間にかパチンコ業界の御用学者になり、とある機種の紹介では如何にその台が脳に影響を与えるか、遠回しに依存性がある(からリピーターを増やせる)かを説明していた教授でしょ?

    いまはネットがあるんだから、そういう情報は直ぐに分かる。いい加減、御用学者を使って自己弁護するのは止めた方が良い。今はそういう時期ではない。反省の時期です。

    三番    »このコメントに返信
  6. >8割は健全ユーザーになるか、やめるかして自然回復が見込める
    この言葉の恐ろしさを日報さんはわかっていないのかな・・・
    これつまり、依存症の人の8割が「これ勝てねえ遊びだ」って認識するってことでしょ。これ、ポジティブな話じゃないような。
    この「8割」のうち、健全ユーザーになった人が多いならまだしも、自分周囲体感的にはほぼ全員が「辞めた人」になってると思います。

    あれだけ立地が良い場所にある遊びで、依存者の8割が自らの意志で辞められるってすごいやばいよ。他のことやった方がマシってことだもん。ギャンブルとしても遊びとしても価値がない。依存者の8割すら自然とそう感じるのがパチンコ。

    私はパチンコ好きだけど、もうこの業界は色々と終わってるのかもしれない。悲しい。

    どうでしょう    »このコメントに返信
    • >ギャンブルとしても遊びとしても価値がない。
       依存者の8割すら自然とそう感じるのがパチンコ。

      おっしゃる通りだと思います。
      自然回復が見込める点については良いと思いますが、
      依存症を落胆させるほど
      「パチンコが面白くないもの」「やるだけ無駄なもの」
      になっていくの寂しいですね。

      しかもここまで来るまで、いや土壇場に追い込まれても変わろうとしない。

      全ての会社がそうではないと思いますが、
      『稼ぎが全て】で、パチンコや業界に対する思いや
      愛着なんて無いのではないでしょうか。

      衰退していく中、お客様、ユーザーのことより、
      『最終ダメになるまでいつまで稼げるか』
      だけを考えて営業しているような気がします。

      悲しいですね。

      もうすぐ業界を離脱    »このコメントに返信
  7. パチンコ業界を縮小・叩くのが目的の口実だから別に何人だろうと関係ないよ。

    何人でもイイよ。それより民間賭博のやりたい放題のパチンコ業界にお灸を据えてあげないといけないから。

    MAXです。    »このコメントに返信
  8. 自然回復率が高くても、依存性にかかる確率が高ければ意味がない

    ねぎ    »このコメントに返信
  9. もう遅いんだよね、いろいろと。
    業界全体の組織犯罪を警察が間接的に関与してたためにうやむやな対処になったが、その代わりに「依存症」「高射幸性」を指摘されて現状の規制に至った。こうなるのは時間の問題だったうえに自業自得。先見性のある人間なら数年前からわかってたこと。

    「依存症」「違法釘曲げ」「違法改造」などこの業界は問題がありすぎるにもかかわらず警察はかなり緩い目で見逃してた。それをいいことにこの業界はブレーキをかけずやりたい放題してきたわけ。
    こんな状況でいまさら「依存症はたいした問題じゃない!」と吠えたところでまったく意味は無い。むなしい自己弁護に聞こえるだけ。
    仮に「依存症は問題ない」と認められたところで他にもいっぱい探られるとマズイ問題があるでしょ?今度はそこを指摘されるだけ。痛くない腹ならよかったんだけどね。
    問題を先延ばしして放置してきた自覚ないんじゃないの?

    「パチンコ依存症は回復率が高い!」
    「公営ギャンブルよりも治りやすいんだよ!」
    「当初の数字より実はもっと依存症患者は少ないんだよ!」
    それは良いことですね。で?この業界は規制をやめろと言えるの?

    もうね、遅いんだよ、いろいろと。

    依存症が問題ないのなら次は他の問題にすげ替えるだけ    »このコメントに返信
  10. RCPGの理事が、まるで「パチンコ依存症は勝手に直るから心配ない」と解釈できる発言を行っているのは、正直失望します。

    元々業界の代弁者あるいは業界に都合の良い人間が名を連ねている時点でRCPGが御用団体になりかねない、という話はありましたが、同時に期待の声も小さく無かった分、失望も大きい。

    また新基準以後のとある出玉大量獲得システムにおいて、明らかに脳内の動きが普通の機種より大きいことを大々的に宣伝していた方が、このような発表をしても、信用ができない。

    まるで公害病の調査を公害排出企業が行っているよう。軽く見て、都合の良い所のみ抽出する。そういうところが。

    ゴンザ    »このコメントに返信
  11. そう言えば、以前は「10円ポーカー」の看板が出ているゲーム喫茶がありましたが、最近は見なくなりましたね。あれは根絶させられたのか、自然淘汰されたのか、知りたいものです。ゲーム喫茶で依存というのは聞いたことないですねぇ

       »このコメントに返信
  12. 自然回復?単に台のスペックが落ちたのとパチンコ屋が今までと同じ売上を目指して糞ボッタくるからアホらしくて辞めただけでしょ。

    依存していた方々にとっては、規制様様でしょう。パチンコを辞めれました。ありがとう。ってね♪

    パチンコは、オワコン    »このコメントに返信
  13. 10月30日のEテレ、ハートネットTVでギャンブル依存症の特集やってたみたいですね。某団体の田中氏が出てたのかな。見てないですけど。ホームページでも内容確認できます。依存症には、他の精神疾患や発達障害が影響していることもありますが、ギャンブル依存症自体は精神疾患と認定されにくいところがあります。業界退職後、精神科関連で働いています。パチンコで数百万借金した方や、闇カジノで800万借金した方も入院していますが、ギャンブルが問題ではなく、統合失調症や双極性障害、発達障害といったところの治療となっています。ハートネットTVの再放送探してみます。

    元業界人    »このコメントに返信
  14. ソシャゲでの廃課金者も一種の依存症でしょうが、世間から
    問題視されても叩かれることは少ない。
    何故かと考えたとき、多くのユーザーが「無課金」で楽しん
    でおり、廃課金者は極一部であることと現金リターンが無い
    (ギャンブル扱いでは無い)からだろう。

    当然無課金でも依存者は多く存在しているだろう。
    では、パチンコで現金リターンが無くてもソシャゲ無課金者
    の様に「楽しめる」のだろうか?
    多くの方が「換金の無いパチ・スロなど興味が無い」と言わ
    れている通り、今の台には依存症になるような魅力が無い。

    以前は勝敗関係なく「この台を打ちたい」という機種が有っ
    た。
    今はどの機種も金太郎飴で全く打つ気がしない。

    換金にではなく、台に対し「依存症」になれる台のリリース
    を切に望む。

    遊漁    »このコメントに返信
  15. ギャンブル依存症に関する研究としては、京都大学の鶴身孝介氏の研究が参考になるのではないでしょうか。精神科医として、医学的観点からの研究です。

    元業界人    »このコメントに返信
  16. デイ○ーモーにてハートネットTV依存症の放送見ました。パチンコ依存症、野球賭博によるギャンブル依存症の方についての内容。パチンコ依存症の方は、長崎の専門病院へ入院し、野球賭博の方は、専門施設へ入所。これらにより実際に回復するのかはわかりませんが、アルコール依存症や麻薬依存同様、なかなか回復が難しいのでないかと感じています。番組を見ていて、野球賭博の方が田中氏に施設入所を勧められて拒むシーンがありましたが、精神科病院においても、明らかに疾患のある患者が入院拒否する状況に似ていると感じました。病識のない患者が医療保護入院についての説明を受けたときに拒絶するのと似ているんです。番組内でもギャンブル依存症は否認の病と言われていましたが、まさしくその通りで、やはり病識の欠如があるように思います。また、田中氏が解説していたように、ギャンブル依存症患者は、ギャンブルをやめたいと思っている一方で、やめたくないという相反する感情があります。放送内のパチンコ依存症の患者の兄が話していた内容で、依存症当人に、パチンコは楽しいかと尋ねたときに、苦しいと答えたというエピソード。苦しいのに、その苦しさから逃れるためにパチンコをしてしまう。そうやって現実逃避するための手段がパチンコであり、パチンコをしているときだけ、パチンコによる苦しさを幾分か和らげているように思います。また、パチンコ依存症だけではないですが、依存症全般において、家族も共依存になる傾向もあります。
    精神科において、ギャンブル依存症はまだまだ治療法が確立されておらず、入院適応とはなりにくい病気です。現に、私が勤めている精神科には、ギャンブル依存症の患者はいません。ですが、先日も書いたように脳の機能変化があることを考えると、やはりギャンブルが脳に影響を及ぼしていることは明らかであり、疾患と捉え治療しなければならないと思います。施設や自助グループだけでなく、薬物療法もあるようですが、アメリカにおいてもまだまだ難しいところのようです。アメリカでは、オピオイド系が有効だったという話もあったようですが、数年前の検証では否定されています。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)なども臨床で使用されているようですが、結果ははっきりしていません。京都大学の鶴身氏の研究がより進み、有効な治療薬が開発されることに期待したいと思います。ちなみに條原教授は、日遊協の理事であり、身内の人、業界の子飼いの人物ともとれます。

    元業界人    »このコメントに返信
  17. もとパチキチの自分から言わせてもらえば
    不景気、ゲーム・スマホ、ぼったくり→客減少
    売上維持→来る客からぼったくり
    ぼられても行く→依存症でしょ
    こずかいの中で遊べる→遊戯でしょ
    月2・3万のこずかいで遊べるパチンコ→無いでしょ

    雷電    »このコメントに返信
  18. なんだかんだいっても、やはり元凶はホール。いつまでも4円20スロに固執して、いかに抜くかを追及しつづけ、客を失った。今の惨状に嫌気が差す訳でも無く、新台ならヘビーユーザーは打つ。だから入れ替えをループさせる。ホール業界ってバカの集まりだよね!そんな事だからついに国が国策として、大規制に踏み切った。カジノ法案さえ無ければ…。って思ってるホール業界関係者はゴマンといるはずだが、抗議すれば100倍になって返ってくるのが怖くて誰も拳を上げることが出来ない。情けない業界だよね!

    たけぼー    »このコメントに返信
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