パチンコ日報

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コンサルの憂鬱

カニが美味しい季節になった。日帰りのカニのバスツアー客で賑わう日本海側は、普段は寂しい町だ。



その地域で今年新規オープンした3店舗が苦戦を強いられている。このうち2店舗は同一のコンサルが担当している。



「550台の新店で1カ月半で400~500人近くの客が消えた。こんなケースは今までに見たことがない。今までは駐車場が一杯だったが、ある日店の前を通ったら車が10台ぐらいしか止まっていなかったので、店休日かと思った」とは地元の事情通。



コンサルの指導の下に等価交換でスタートした。最初の1カ月は客を付けるために利益は度外視した。等価交換営業を初めて体験する客にすれば、勝った時の喜びは大きかった。そして、平常営業に戻し始めたら、客が消えてしまった。



等価営業では客を付けるのを無理と判断したのか、35個交換に変更したが、一度逃げた客は戻ってくることはなかった。



「台当たり20人以上の人口がいないと出店できる地域ではない。ここは12人ぐらいしかいない。コンサルならこの立地での出店を諦めさせるの本来の仕事」とバッサリ。



土地を買って上ものを建て何十億の投資である。日本海側は確かに土地代は安いが、建築コストや機械代や設備費は都会と変わらない。土地代が安い分、パチンコ人口そのものがいない。



競合店の客を全部奪うための出店だったのだろうが、思い通りの展開にはならなかった。



このコンサルが担当したもう1軒も赤字を打っている期間にも関わらず、客がどんどんいなくなっていった。



今までのやり方がまったく通用しない。連戦連敗にコンサルも青ざめてきた。一番悩んでいるのはコンサルかも知れない。



ホールオーナーは孤独だ。



そこへ恐怖心を煽るだけ煽り、そのためには「こういう方法やこういう方法があります」と提案する。



オーナーは藁にもすがる思いで「先生お願いします」。



「正月営業はMAXタイプで抜くだけ抜きましょう」とまだこんなことを指導しているとしたら完全に終わりだ。



客としてはMAXで10万円勝ちたい、という気持ちはある。MAXが面白くないのではなく、カネがないからついていけないだけである。競馬なら穴狙いで一発逆転があるが、パチンコのMAXはそうはいかない。



コンサルがどれだけ客の気持ちで普段からパチンコを打ちまくっているか? 今のご時世で客側に立てば「MAXで抜きましょう」なんてことはいえないはずだ。



最近の新装開店は1時間もすると客が減る。金額を決めて打つのでそのカネがなくなると席を立つからだ。昔の新装開店では考えられなかったことだ。



それほど客の懐具合は寂しいのに、正月営業でむしりとったら、客はどんどんパチンコから卒業していく。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    家業となっているホール店舗では

    オーナーの出店基準が意味不明だ。



    事前調査の不足、思い込み、希望的観測で

    出店するから、今の時代、失敗する。



    出店し、放出すれば、何とかなると思っている。

    それほど、甘くない、今のお客はシビアである。



    虎の穴  »このコメントに返信
  2. ピンバック: 虎の穴

  3. ホールのやるべきことetc

    元店長さんのブログでも言われていますが、今、ホールがやるべきことは「ホールへ来店されているお客様から、パチンコ遊技引退者を一人も出してはなりません」に尽きると思います。



    4パチだと1万円なんてあっという間です。また、2万、3万とそれ以上つぎ込んでも戻ってこないことの方が多いように思います。ホールも商売なので、近視眼的にはそれでいいかもしれませんが、今の出口の見えない不景気の中で、個人がパチンコに使える資金は減る一方です。



    1パチにしても、私の近辺では等価のため、1kで50回程度が当たり前です。サミーからでたデジテンにしても、調整がわるく、1kで60回~70回程度です。へそを10玉にし、その分連荘確率を低くして、低額で長時間遊べることを目的として作られたはずなのに、ホールが使い方を誤っているため、長時間遊べません。



    こうなってくると、既存のパチンコファンは打ちたくても資金が枯渇して、打てなくなり、店にいけず、引退せざるを得なくなります。

    このプロセスは、火を見るより明らかなことですが、適切な対応がホールにはどうしてできないのでしょうか。
    座敷童  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 座敷童

  5. Unknown

    座敷童さんに同意します。

    元店長さんの主張は現実的で正しいと思います。

    即効性の無い理想よりも現実的な意見が必要です。

    ホールの稼働減少の原因を語る前に、考えなけれないけないのは「ホールへ来店されているお客様から、パチンコ遊技引退者を一人も出してはなりません」を実現する方法を追求するコト。今のホール運営はお客様の引退を後押ししているのです。

    元店長が業界のリーダーになればとおもうこの頃です。
    同意  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 同意

  7. Unknown

    一万円が30分足らずでなくなるレジャーをまだやってくれる層を必死に守らないといけない 



    四円で五万円負けるお客は10万勝ちたいんですよ

    一円二円で10万勝ちたい客はいません 

    一円も四円もいかに今のお客様を延命さすか 



    これだけは改正でやってほしい 

    パチンコとは当たりを得たら玉が得れるはずでは?   

    玉が出ない当たりが認められてからパチンコは急加速で落ちました 

    ぜひ基本に来年は戻ってほしい 

    客を欺くのはもうやめましょう
    ドンタク  »このコメントに返信
  8. ピンバック: ドンタク

  9. 出し過ぎは範囲内で

    昔のような新規開店は今の時代、厳しいです。玉を出しても稼働の返りがないからです。このケースは一言で失敗だと思います。何故なら、通常営業に入った時の調整が、開店時より落としたからです。開店時のイメージが客の中では、その店で当たり前になるのです。私は大手で約10店舗の新規開店に携わり成功や失敗の両方を経験したから分かるのです。困ってる方に教えてあげたいくらいです
    トミナガの弟子  »このコメントに返信
  10. ピンバック: トミナガの弟子

  11. Unknown

    営業1号さんに全く同意です。



    地方と都心部の人口の違いも大きいとは思いますが、地方では人口が少なくなり税金を納める人口が減っている上に雇用難で職安は満員御礼、地方の平均所得から遊べる層が減ってるにも関わらず変わろうとしない業界が残念です



    業界の方でしたら数年前から誰もが今の現状を予測出来たはずです



    予測出来ていても強いホールと弱いホールの二極化が進み、強いホールはどのようにでも対応出来る事を考慮するとあえて選んだ結果なのだろうと感じています



    政治家と付き合いのある知り合いからは色々聞かされてました…



    良いお年を迎えて下さい

    業界好き  »このコメントに返信
  12. ピンバック: 業界好き

  13. Unknown

    想定される商圏人口と遊技人口のバランスが、年々崩れてきていますが、今年は春先から特に酷くなったと思う。



    本文にある台当たり人口であれば、他に多くの+要因があっても、時勢的にも難しいでしょうね。



    何十億で550台という規模であれば、200~300台クラスの居抜きを見極めた上での出店の方が、良かったかもしれませんね。



    数珠  »このコメントに返信
  14. ピンバック: 数珠

  15. Unknown

    小売りの世界でも競争です 

    実家近くに激安一円をウリにしたスーパーが誕生したんですが 

    周りの店やとくにスーパーが大打撃 

    29日現在で前年度より二割ダウン 

    年末は少々高めにしても買ってくれるという概念を突き破った激安値で周辺店舗の客をさらっているようです 

    エントリーの店は一昔前のプロや打ち子にやられて潰れていく店を見ているようですね 

    そんな連中の存在を都市伝説と聞かなかったお偉いさんは反省してましたね 







    皆様良いお年を迎えてください
    ドンタク  »このコメントに返信
  16. ピンバック: ドンタク

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