パチンコ日報

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ホールでの騒音対策の取り組み

ホールの騒音問題に対して、ハンドルネーム「音量対策している店舗の店員」さんから、自店で取り組みについてコメントが入った。



以下本文



こんにちは。問題提起ありがとうございます。

数年間、騒音に対し取り組んでいるホールスタッフとして意見させていただきます。



パチンコ店が騒音がひどいのには設備メーカー・遊技機メーカー・パチンコホール全てがうまく連携していないためと思います。



そもそも、パチンコ店がうるさいのは、



1.設備がうるさい(特にパチンコを2m以上上げるシステムは工場並みの騒音)→設備メーカー



2.設備の音量に負けないように、遊技台の音量を最大あたりに設定する→パチンコホール



3.パチンコホールの中でも目立つように遊技機の音量・音質に改良を加える

→遊技機メーカー



結果、1台1台の遊技台の音量が大きくなり、耳栓をつけないといられないような異質の空間になってしまっています。



ここ数年はそれぞれで対策が打たれてきました。



1.音の静かな設備が設備メーカーから開発され、新店では多く採用されている。



2.設備の音が下がった分、パチンコホールは音量を下げることができる。



3.音量の調節を細かく設定できる遊技機や、お客様が音量を変えられる機能を付けた遊技機を販売している。



ですが、まだ課題が多くあります。



1.新店以外での静かな設備の採用が少ない(高額なため設備投資できない)



2.設備が新しくても、パチンコホール管理者が遊技台の音を大きくして使いたいと考えている。もしくは、音に対し無関心。



3.一部遊技機メーカーは、まだ音量調節がほとんど出来ない。



→(例1)AKB48は、4段階設定ですが、実質1択です。



「大」デジタル音量100からのスタートするノーマルモード。うるさくて使えません。



「小」デジタル調節(お客様調節)できません。音量はひとのしゃべり声より小さくて聞こえません。これも営業で使えません。



「ECO中」デジタル音量70スタート。非常に大きい音で、1時間に一回全台一斉の爆音のライブです。初期値はここです。



「ECO大」デジタル音量100スタートするECOモード。こちらもうるさくて使えません。



→(例2)バジリスクは、小・中・大と音量設定を変えられますが、スロット筐体の中にものすごい大きなスピーカーを配備してあり、低い重低音を、お客様一人でなく周辺一体に出しています。



筐体開発者の心意気が伝わてきますが、「小」も「大」もわからないほどの大きな音は調節不能です。



※あくまで、当店で使用した感想です。



設備メーカーは古いお店に対しても、コストをかけずに設備を改善する手法を考え、遊技機メーカーは、各社でバランスの良い音量を設定できる調整幅を設け、パチンコホールが、両者の情報やパチンコホール同士をつなぎ、

開発や改善を行えれば解決に向かうのではないでしょうか?



まさに業界を挙げて静音化に取り組まないといけませんね。





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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. 静かな環境

    スロット専門店は静かな環境の店は多いのにね。

    スロファン  »このコメントに返信
  2. ピンバック: スロファン

  3. 今となっては、皮肉なものですね・・・

    エントリーと少しズレます、悪しからず。



    振り返れば、遊技機に液晶が付き、“テレビ化”(視聴覚への同時刺激)したのが誤り?

    今更、それを言ってもどうしようもありませんが・・・。



    液晶の搭載は“パチンコの命”である盤面の釘の本数を減らしました。

    本来の遊技性は、偶然を含んだ「玉」と「多くの釘」の微妙な絡み、その結果の「獲得出玉」にあったように。

    それが『電子くじ引き機器』になってしまった。

    しかしそれが、P業界の“一時の栄華期”を作った大きな要因だったのでしょうから全面否定はできません。



    「本質」が目に見える“玉と釘の世界”の遊技から、目に見えない“電子レベルの世界”の遊技に移行。

    そこは、「結果」(出玉や滞留時間etc.)を導くのに、人間の技術では“細かな意図と制御”が作用し難い世界です。

    その流れの中で、遊技機は液晶の映像表現や可動役物や『音』に開発の力点が向けられたように思えます。

    必然として、刺激的に、派手に、際立つように・・・となってしまったのでしょう。

    それが、今では“客離れ”の一つの要因になってしまった。

    今更ながら、皮肉なものだと感じてしまいます。
    蜻蛉の親爺  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 蜻蛉の親爺

  5. Unknown

    スロットは自分で打ってる台の音は聞こえる。

    しかし、ぱちんこは台によってはまったく聞こえない(音量下げてる?)



    法規的な事がわからないので無知な発言になるかもしれませんが、台にイヤホンジャックを付けるわけにはいかないものでしょうか?

    イヤホン(ヘッドフォン)の貸し出しor自前の選択肢があれば、ほぼ全ての人が使用出来るのではと思います。



    緊急放送はちゃんと台から流れるようにするなり、台の電源一斉シャットダウンすれば問題ないでしょうし。



    周りの音で誘わないと打って貰えない台じゃなく、その人が本当に楽しんで打てる台の開発して欲しいものです。
    通りすがりの10年選手  »このコメントに返信
  6. ピンバック: 通りすがりの10年選手

  7. Unknown

    法規的な事がわからないので無知な発言になるかもしれませんが、台にイヤホンジャックを付けるわけにはいかないものでしょうか?



    ↑についてのコメントです

    既にメーカーでは試作機ができています。

    店を預かる身の小生が考えるとですね、現在は需要がないと思います。
    小心店長  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 小心店長

  9. Unknown

    今日はコメント少ないですね。音の問題は意外に重要だと思いますけど…



    友達の家でスロットを打ったことありますが、リールの回る音やコインの出る音がけっこうして驚きました。パチンコは盤面に玉が当たる音や打ち出しの音も意外としますね。当たりとか演出の音はそれ以上にすごいですから、家では絶対にボリューム下げないと近所から苦情が来るレベルです。



    設備の音は知りませんが、朝イチから入った時にもしてるんでしょうか? 稼働中はあまり気にしたことはありません。



    まぁほとんどは遊戯中の演出音ですね。数時間もいれば耳がキーンとなります。体には無理がかかっている証拠でしょう。自分も耳栓してますし、玉を耳に入れている人も意外にいますよね。それでも十分迫力あるし、聞こえるもんなんです。慣れると、普通に聞くのは耐えられないくらいうるさく思います。



    開発者はゲーセンとかライブみたいなもので、音が大きくないと臨場感や演出の効果が弱いと思い込んで作ってるんでしょうね。どんどん派手になるわけです…。



    これって、台ごとじゃダメだと思いますよ。自分の台だけ下げると逆に聞こえなくなるので、ホール全体で少し下げるべきです。せめて、キーンってならない程度にしてほしいですよ。そういうやかましい雰囲気が嫌でパチンコにこない人も多いと思うんですけどねー。



    ま、最近はほんと回らないのであまり行かなくなったのですが…(苦笑)
    たかぞう  »このコメントに返信
  10. ピンバック: たかぞう

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