パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

業界を大変革するパチンコ機を開発したい人材現る

過日、遊技機メーカーに優秀な人材が入ってこないのは、メイン基板に時代遅れのZ80を使っていることを指摘するエントリーを書いたが、世の中、捨てたものではない。

私学ではトップクラスの理工系学部在学中の学生が、就職先に遊技機メーカーを目指している。

IQ140。元々勉強好きで受験勉強で苦労したことはなかった。中学ではダントツ。高校・大学へ進学していくうちに自分より頭がいい同級生が出てきた。大学でも研究一筋。このまま大学院へ進んで研究を続けるか、公的機関で研究を続けるか、自分でスタートアップ企業を興すか、などの選択肢がある。

「技術屋は自分のスキルがあればどこでも働けます」と前置きして、では、なぜ斜陽産業とも言えるパチンコ業界の遊技機メーカーを目指すのか?

「パチンコ・スロットは一度もやったことはありません。遊技機作りは規制で抑えつけられてはいますが、誰も見たことがないアイデアがある。それが実現すれば、まだまだノビシロがあるからです」

まず、疑問に思うことは、警察から釘調整は違法とされながらも、未だに釘がある現実である。

これに対してはメーカーも研究が進められているものと思われる。2017年5月25日のエントリーでは「釘のないパチンコ機を保通協に持ち込んだメーカーがある」との未確認情報を書いている。あれから何の音沙汰もないということは、ガセ情報だったのかも知れない。

「パチンコは入賞口に玉を入れて玉を増やす遊びです。スタートの確率で玉を増やすのではなく、例えば、ハネモノのVゾーンに入賞させるのを「運」ではなく、そこに技術介入させる。Vゾーンへ入賞させる道筋は、盤面に釘を打つ必要はない」

パチンコは運ではなく技術介入がなければ遊技にはならない。その技術介入がハンドルの強弱では技術介入とはいえない。

「テレビゲームは自分の技量が必要なので夢中になれる。パチンコにも本当のゲームの要素を取り入れる。技量に応じてV入賞が変われば、ゲーム世代も取り込める。公開特許も全部調べたが出ていない」と自信を漲らせる。

釘が1本もないパチンコ台が出てこないのは、メーカーにチャレンジ精神がなくなっているからなのだろう。業界人は規制脳に侵されているので最初から諦めているのかも知れない。

「実際に作って面白いかどうかを議論すればいい。大当たりを液晶演出することで業界は30年間止まっている。就職したらアイデアをどんどん出していきます」とやる気満々。

順当に就職して、数年後に業界の救世主となるエポックメイキング的遊技機が市場を席巻することを期待したい。




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モノとコト価値のマッチング

前回は、コロナ休眠ユーザーの方々がワクチン接種で再度ユーザーとして戻ることを想定して、今からお店として『お迎えする準備が整っているか?』をチェックして早急に取組みを見直そう!という内容をお伝えしました。

前回の繰り返しになりますが、新規則機移行が続くホールの状況下で、長い方で1年5ヶ月の離反状態ということは、「好きだった機種が無くなっている」「人気だった機種が無くなっている」「今の人気機種が分からない」「新しい海が導入されている?」「見たことが無い機種が多くて分からない」など、お客様が戻ったときに思うことが想定できます。

その時、「なんか分からなくて好みの機種が見つけられないから“つまらなくなった”」となってしまうと、せっかく戻られたお客様を離反させることになります。

そうならないためにも『お迎えする準備を整える』ということが重要な施策となります。

コロナ休眠ユーザーの方々への取組みは、基本的に『機種にあまり詳しくないライトユーザーの方々』をイメージした取組みになります。

機種に詳しくないライトユーザーの方々は、好みの機種が無い状態が続くことで徐々に離反していきます。
これを長年続けているのが業界の状況でもあるので、ファン減少を食い止め、ファン増を目指すためにも『好きな機種が探せる』状況となるプロモーションの分断チェックと改善が必須です。

プロモーションの分断を改善する一つの視点として、今日のテーマの【モノとコト価値のマッチング】があります。
簡単に言うと、『お客様が、その商品で何が出来て、どんな価値があるのかが分かるようにする』ことを考えて訴求するというものです。

そもそも、機種がどんな性能で、どんなお客様にどのようなコト価値(体験価値)があるのか分かるからこそ、「この機種は自分に合うかも」「この機種タイプは好みかも」という気持ちになります。

コト価値(体験価値)に関して、機種に求めるものは式で表せます。
『投資金額×投資時間×期待するコト=好みの機種』というものです。

低投資で1時間の短時間勝負だが、大きな見返りを求める場合、5,000円の投資で大工の源さん韋駄天1/319でワンチャンス狙う遊び方だったり(当然ですが初当りを引く確率は下がります)、ライトミドルの1種2種でワンチャン狙うということも期待を膨らませながら遊技する動機になります。

【モノとコト価値のマッチング】は、年齢層の背景としてコンテンツも関係してきます。
好きな機種とつながるまでの流れの中で、知っているものは興味関心が自然と湧くのと、ノスタルジー(懐かしく思う気持ち)というコト価値もあります。

どの顧客層向けに【モノとコト価値のマッチング】を考えるかで、機種コンテンツと機種性能で適切なモノを、どのように価値提案するかを考えていきます。 

『短時間でも楽しめるコーナー』は繰り返し書いていますが、コト価値を表現する価値提案の訴求内容です。

そのコーナーに集める機種は、【モノとコト価値のマッチング】が出来る可能性の高いものを集めておくと、バラエティだったとしてもお客様が好みの機種を探せる可能性が高まります。

プロモーション(販売促進)というのは、お客様が「この商品が欲しい」「この機種を打ちたい」と思う結果が重要です。
単なる情報伝達のプロモーションでは【モノとコト価値のマッチング】は出来ないので、お客様にとってのコト価値(体験価値)を価値提案していくことをプロモーションに加えていきましょう。

この取組みが、コロナ休眠ユーザーの方々にも、ライトユーザーの方々にもとても重要な取組み視点となります。




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他に楽しみを持っている人はパチンコ依存症にならない?

パチンコ大好きの資産家のばあちゃんは、夫に先立たれたものの、不動産収入で一人身の生活を謳歌している。

特に嵌ったのは2000年代初頭。月50万円は使っていた。

「家1軒分はパチンコに使った」と豪語する。

あれだけ大好きだったパチンコはコロナ禍でスパッと止めた。

「自分でもパチンコ依存症かと思っていたけど、1回止めちゃったら興味がなくなっちゃった。クラスター発生の問題じゃない。人が集まるところはリスクがある。だから外食も一切行っていない」

ワクチンの接種も2回目が完了したが、パチンコへ行くことはない、という。

理由は「今後の自分の人生を楽しむためよ」とニンマリ。

カネには不自由していないので、パチンコ以外の楽しみも持っている。それが旅行であり、温泉である。

案外パチンコを止められないのは、カネのない低所得層の方なのかも知れない。

カネがないのに打つから借金を抱え、家庭を崩壊させる。

金持ちは借金もしないので、問題が起きない。

金持ちは依存症にならない?

そんなことはない。

カジノで会社のおカネを使って106億8000万円も負け、2011年、特別背任で逮捕され懲役4年の実刑を食らった大王製紙の元社長の井川意高氏がそれ。

カジノを初めて体験したのは1996年、32歳の時に家族旅行で行ったオーストラリアでのことだった。最初は恐る恐る勝負していたが、100万円の元手が2000万円になった。この大勝がギャンブル依存症の入り口になる。

ギャンブルで勝った時は、前頭葉からドーパミンが出て興奮状態になるが、通常の刺激ではドーパミンが出なくなり、何をしてもつまらなくなって行く。

金曜日は夕方5時に退社し、その足で羽田に向かい、そのまま香港に飛び、夜の1時にはマカオに到着していた。

48時間一睡もせず、バカラに熱中した。月曜日の早朝、香港を立ち、その足で会社に出社した。

ギャンブル依存症から抜け出すには、ギャンブルより熱中する楽しみを見つけるしかないらしい。

前出のおばあちゃんは、パチンコ以外にも楽しみを持っていた。

「パチンコへ行かなくなったらおカネが貯まっちゃった。コロナが終わったら景気は回復するよ。おカネを使いたくて仕方ない年寄りが沢山いるからね。おカネは使うと快感がある」(おばあちゃん)



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ホール店長から独立開業で移動販売へ

都内のホールで店長をしていたAさん(49)が、独立開業で移動販売の弁当屋を始めた。

ホールを退職したのは、コロナが世界に蔓延する直前の2019年12月のことだった。ホールに入る前は飲食業界で働いていたが、給料の高さに惹かれてホールへ転職した経緯がある。

4号機時代にパチンコ業界が儲かることも体験した。店舗数はそう多くはないホール企業だったためか、機種選定はすべて店長の裁量に任されていた。社長はそろそろ引退して、息子にバトンタッチする矢先でもあった。パチンコに興味が薄い息子が社長になることに一抹の不安もあった。パチンコ店の店長よりも自分でやりたい仕事を見つけてしまった。

知り合いが飲食の移動販売を東京・大手町界隈でやっていた。都内随一のビジネス街で競争も多いが、売れていた。移動販売ビジネスに興味を持ち始めるようになる。

加えて、50歳を目前にした熟年離婚が独立開業を後押しした。

写真と本文は関係ありません。イメージです



弁当の移動販売をスタートさせたのが2020年1月だった。コロナが猛威を振るう直前。600~700円の弁当はすぐには売れなかった。

転機は緊急事態宣言からだった。三密が浸透してくると、昼休みは飲食店で食べるよりも、弁当を買って社内で食べる流れが生まれた。その時流に丁度乗った。

後発組なので、都心の大手町界隈などはすでに場所を抑えられているので、つけ入る余地もなかったので、都心から離れた場所で移動販売を始めた。

これが結果的には良かった。都心のオフィス街はリモートワークが進み、一番売れていた場所がサッパリ売れなくなった。

現在はビルの軒先とスーパーの敷地、個人の敷地の3カ所を1週間で2回回っている。一番売れるのはビルの軒先で11時から3時までに約200個の弁当が売り切れる。一番売れないのが個人の敷地だがそれでも80個は売れる。

ちなみに軒先料は月額1万円~4万円。

最近は個人で場所を探さなくても、軒先を斡旋する業者がいる。軒先斡旋がビジネスになっている。

移動販売もいつも同じ車が来たのでは、お客も飽きてしまうので、数多くの移動販売がローテーションで回る方が目先が変わって楽しい。

で、軒先斡旋会社が新規開拓しようとしているのが、ホールだ。繁華街や駅前などに立地するホールのちょっとした軒先スペースがあれば、移動販売の好立地となる。

問題はコロナが収束した時だ。でも、本当に安くて、美味しいものを提供していたら生き残れるというものだ。



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4円粗利が増えるとその分客が飛ぶ

コロナ禍で厳しい数字が飛び交った2020年だが、これを数値で裏付けたのがダイコク電機が7月8日に発刊した「DK-SIS白書2021年版」だ。

2020年の業界総売上は14.6兆円(対前年比マイナス5.4兆円)、業界総粗利は2.35兆円(同マイナス0.89兆円)となった。売上・粗利ともに前年比で27%減の大幅下落となった。これは集計開始以来最大の減少率となった。

遊技通信は詳細を次の様に報じている。

概況説明にあたったDK-SIS室の片瀬宏之室長は「1日1台あたりの数値では20%程度の下落だったが、昨年4月と5月のコロナ休業が年間の市場規模に大きく影響し、前年比で昨年4月に約80%減、5月に約60%減。6月以降も約20〜30%減で推移している」と解説し、コロナ禍の特徴的な動きを後世に残すためにもSIS白書の特集記事を参考にするよう案内した。

まず4円パチンコの動向は、前年比でアウト20%減、粗利17%減。粗利は他の貸玉タイプやパチスロと比べて落ち幅が少なかったが、時間粗利の上昇によるもので「時間粗利が1,200円と前年比で50円も増えており、4円パチンコが好調な中でもファンに対してよくない風潮がみられる」と懸念を示した。SIS白書にある月間推移データをみても、昨年1月と2月、そして11月以降の粗利が20円パチスロより高かったことを挙げ、旧規則機撤去に伴うパチスロの業績悪化をパチンコの粗利で補填している現状を指摘した。

以上引用終わり

片瀬室長が指摘した4円の粗利が増えていることは、ファンに対して良くない、と懸念しているが、それが現実のものとなっている。

ハンドルネーム「信者」さんのコメントにそれが表れている。

以下本文

まだたまにホールへ足を運ぶ者です。
長年マイホールにしていたとある2店舗さんが最近露骨な辛口調整…。

さすがに厳しいので、客付きが良く比較的回るホールの開拓をしている最中です。が、なかなかありませんね…。

ボーダーまで回らなくとも、好きな機種なら-3.4程度なら追うんですが、最近は本当に酷く追えるような調整じゃない…。

1000円で10回らないとか普通にゴロゴロしています。ボーダーからマイナス10超えです。
そこまで回らないと自分の場合は「遊んでいる」と言う感覚から「金を捨てている」という感覚へ変わります。

図柄が頻繁に止まり、遊技中にデモ画面へ行く機種もあります。
それでも回すお年寄りがいるのも事実…。

ですが、それをカモにしていると先は無いと思います。ホールも大変なんでしょうけど。

そろそろパチンコをやめる潮時かと考えて数年…、なんだかんだパチンコは好きだし負けつつもやってきましたが、流石にその時なのかもしれません。

以上

コロナ禍で下がった売り上げ・粗利を取り戻そうとするあまり、辛い調整になっている。売り上げが減ろうとも支払いは待ったなし。少ない客から粗利を取ることは地獄のスパイラルに突き進むことを意味しているが、分かっていながらそれを止められないジレンマを業界は抱えている。

銀行のリスケで延命装置が辛うじて作動している。


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