遊技機の販売方法や遊技機の重量軽減について協議。遊技機価格の上昇や重量は、運送関係者やホール従事者に負担を強いており、労働環境の改善含めて、協議を続けている。スマート遊技機の構造上、重さは増えているといえ、共通枠にするような見直しなど、改善を呼びかけている。メーカー側の規則に則った対応は当然だが、従事者に負担を強いるような状況であれば見直しについて行政にも投げかけたいと阿部理事長は見解。
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この遊技機価格と重量の問題はいつから協議しているのか、という話で、一向に解決していない。メーカーにすればホールは顧客であるにも関わらず、これほどホール側の要望を聞き入れない業界って他にあるのだろうか?
ま、価格問題に関しては販売台数が下がり続けているわけだから、値下げの考えは毛頭ないし、聞く耳は持たないだろう。しかし、今後消費税が15%、20%に上がった時、ホールが元が取れないと判断したら買い控えが起こることも予想される。その頃はレンタルが主流になっているかも知れない。
筐体の大型化による重量問題も、「文句があるなら買うな」と言わんばかりだ。海物語のように安定して売れる機種は、無駄な筐体競争にも乗っからない。これは例外でどうしても目立つ機械が売れるとばかりにおもちゃ筐体に走ってしまう。
どうしてこんな歪な業界になったのか? やはりメーカーが上場してしまったことが大きい。
メーカーも企業である以上、株主や投資家に対して短期的な利益を出す必要がある。そのため、売上や利益を最大化することが優先されることが多い。よって顧客であるホールの要望よりも、目先の収益を重視して値下げや仕様変更は後回しになってしまう。
遊技人口の減少により業界全体が縮小する中で、メーカーは生き残るため派手な新機種を出すことで少ない顧客を惹きつけようとしている。一時的にでも注目を浴びる製品を出し続けるという選択をしているのだろう。
大半のホールは新機種を導入しなければ集客が難しいと「パチンコ脳」に陥っている。メーカーに依存する体質改善が必要だが、メーカー側はその点を十分理解しているので、ある程度高価格でもホールが購入すると思われている。だから、価格問題は右から左に聞き流すだけだ。
ホールが文句を言いながらも「買う」と足元を見られているので、メーカーは深刻に受け止めていない。
メーカーは短期的な利益や競争に追われているため、ホールの経営に十分配慮できていない部分があるから、店舗数の減少理由の一つにもなっている。メーカーが生き残るために、ホールが減ったのでは本末転倒だ。この負のスパイラルを断ち切るためには、ホールの立場に立った気概のあるメーカーが出てくることだ。
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